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DATE/ 2020.04.03

電話に出るのが怖い?「固定電話恐怖症」とは

 スマホの普及とともに、通話よりもチャットやメッセージがコミュニケーションの主流になりました。通話する機会が限りなく少なくなったことが原因か、固定電話恐怖症を発症するワカモノが増えているとのことです。

固定電話恐怖症とは?

 40/50代のサラリーマンにとって、にわかに信じられないことなのですが、20/30代の社員の中には、「電話に出られない」、電話に出ようとするだけで、「緊張とともに、体調が悪くなる」といった理由で退職してしまう事例が増えているそうです。

 世代を問わず対人コミュニケーションを苦手とする人は一定数存在します。このような「電話に出る、もしくは出ようとすると、心身症状を伴う苦痛を感じる」事例は固定電話恐怖症と呼ばれています。2020年2月5日に朝の情報バラエティ番組「スッキリ」で取り上げられると、共感を示す書き込みなどネットでも大きな話題となりました。

誰からか分からないから怖い!

 固定電話の場合、ディスプレイでナンバーを確認できるタイプもありますが、電話をかけてくる相手が誰なのか分からないことに「恐怖」を感じる人が多いようです。

 新入社員は特に、誰よりも早く受話器を取ることを先輩や上司から指導されます。

 固定電話恐怖症の背景には、世代的に携帯電話やスマホが基本的なコミュニケーションツールとしてあり、家庭で固定電話を設置していないことなど、第三者との通話コミュニケーションに慣れていないことが想定できます。こうした事情から、不慣れな電話応対でクライアントからクレームを受けたり、上司から叱責されたという経験がトラウマになってしまったというケースもあることでしょう。

 社内のコミュニケーションにおいても、直接話しかければよいところ、わざわざメールやメッセージしてくるのもやはり20/30代の社員です。メールは自分のタイミングで相手に返信できるので、焦ったり緊張したりせずに正確な情報を相手に伝えられるというメリットがありますが、緊急対応には不向きであり、テキスト文面だけでは角が立つこともあり、細かいニュアンスが伝わらないというデメリットもあります。

 電話かメールか、コミュニケーション作法は二択ではなく、仕事においてはケースバイケース、状況に合わせて多様に使いこなすことが求められます。なお、激変する仕事環境において、近い将来固定電話が会社から無くなることも想定できますが、 世代によるコミュニケーション作法の違い、慣れ/不慣れに理解を示しつつ、固定電話恐怖症は世代間で協力して克服すべき課題といってよいでしょう。
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