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カラオケで上手く歌うコツ!マイクの位置も注意
楽しむ場としてよく行く機会の多いカラオケですが、中には「自分は音痴だ」「自信がなくて楽しめない」と悩んでいる人もいるでしょう。
しかし、うまく歌うにはちょっとしたコツがあり、それを押さえておくだけで聞こえ方がまったく違ってきます。
今回はカラオケで歌がうまく歌えるようになるポイントや、上達方法についてご紹介します。
【1】耳音痴(感覚性音痴)
正しい音程が聞き取れない(聞き取れていない)ことを耳音痴といいます。本人は正しく音程を取って歌っているつもりが、他人からは調子外れに聞こえるというタイプです。このタイプはもともと音楽を聴き取る能力に欠けているため、先天性の音痴ともいわれています。
音程が合っているのかどうかが自分では分からないので、カラオケの採点機能を使って初めて「自分はこんなに音程がズレているんだ」と気づくことがあります。
【2】のど音痴(運動性音痴)
正しい音程を聞き取ることはできるものの、歌うと音や歌詞がズレる、声量が安定しないなどといったことが起こることをのど音痴といいます。
耳音痴とは逆に、ズレに対し自覚があるのが特徴で、歌っているさなか思うように歌えず困惑したり、音程を取るのが難しいと感じたりすることがあります。
のどの筋力が弱いなど運動機能が影響していることから、運動性音痴、後天性の音痴ともいわれます。音痴といわれる人の約8割が、この「のど音痴」タイプといわれます。
うまく歌うためにはまず自分がどちらのタイプであるかを把握し、自分に合った上達法で練習したほうが上達スピードは速くなります。特に「耳音痴」の場合、まずは正しい音感をとらえるための、地道なボイストレーニングが必要です。
とはいえ「カラオケを楽しみたいだけで、ボイトレに通うほどでは……」という人が大半でしょう。そもそも歌唱力はさほど問題ないのに「正しい歌い方をしていない」など、ちょっとしたことのせいで音痴に聞こえてしまうということもあります。
それではカラオケですぐできる、上手く歌う方法を見ていきましょう。
「歌は全身を使って表現するもの」とよく言われるように、歌はのどや腹だけではなく、全身の筋肉を使います。筋肉が固まっていると声が出しづらかったり、声量が安定しなかったりして、本来のポテンシャルを十分に発揮できません。
まずはスポーツとおなじく、歌う前に軽くストレッチをして筋肉をほぐしましょう。筋肉がほぐれると余計な力が抜け、リラックスして歌うことができます。
【2】自分の音域(キー)に合う曲を選ぶ
今の自分でも無理なく歌える曲を選ぶ、というのも大事なポイントです。好きな曲だからといって難しい曲ばかりを選んでしまうと、次第に歌うことそのものがつらくなってしまいます。まずは、自分がどんな曲なら歌えるのか、把握するところから始めてみましょう。自分のキーを探せるスマホのアプリを利用するのもおすすめです。
【3】水などでのどを潤す
のどが乾燥した状態で歌うと、のどがダメージを負って声がれの原因になります。特にカラオケボックス内は四六時中、エアコンによって乾燥しやすい状態です。歌う前は飲み物でのどを潤して、コンディションを整えましょう。お酒はのどを痛めやすいためソフトドリンクか、できれば常温の水がベストです。
【4】背筋をのばし、姿勢を正して歌う
猫背で歌うと、気道がうまく開かず声が出しにくくなります。歌う時はあごを引き、背筋を伸ばして直立しましょう。正しい姿勢で歌えるようになると、のどが開いて高音も出しやすくなります。
【5】マイクは口と集音部分が直線になるように持つ
マイクの持ち方も重要です。マイクの集音部分の側面は声をうまく拾えないため、側面から歌うとスピーカーから出力される音量が安定せず、音痴に聞こえてしまいます。マイクは集音部分のてっぺんからまっすぐ歌声が入るように持つようにしましょう。
【1】自分の声を録音して確認する
自分の声を客観的に聞くことで、自分には音感があるのか、正しく音程がとれているのかを確認できます。また自分が歌える音域も把握することができるため、どんな歌を歌えばいいのかが分かるようになります。スマホのアプリを使えばキーの上げ下げなどが手軽にできるため、積極的に活用しましょう。
【2】プロの歌をくり返し聞いて真似る
音程を取るのも大事ですが、リズム感や息継ぎ、感情の込め方も重要な歌の要素。それらを把握するには、プロの歌い方を真似するのが早道です。メロディをただなんとなく聞くのではなく、プロがどのように歌っているのか、息継ぎやアクセント、音階が変わった瞬間などを意識しながら聞くことで、自分の改善ポイントも見えてきます。
【3】ドラムやベース音を聞いてリズム感をアップさせる
リズムがうまく取れないという人は、曲を聴くときにメロディラインだけでなく、その裏で流れるドラムやベースのリズムに注意して聞いてみましょう。ドラム音の強弱にあわせて手拍子する、といった訓練を続けていくことで、徐々に体にリズムがなじんできます。
実際にカラオケで歌う時はストレッチをして体をゆるめ、体全体を使ってリズムに乗ってみましょう。体を使って歌うと、より感情をこめやすく歌えるという利点もあります。
いかがでしたか。以上のポイントをおさえておけば歌唱力もアップし、より楽しく歌えるはずです。ぜひ試してみてくださいね!
しかし、うまく歌うにはちょっとしたコツがあり、それを押さえておくだけで聞こえ方がまったく違ってきます。
今回はカラオケで歌がうまく歌えるようになるポイントや、上達方法についてご紹介します。
そもそも「音痴」とは?
音程や歌詞がズレる、リズムに乗っていない……など、音痴だと感じる瞬間はいくつかありますが、音痴とは大きく分けて「耳音痴(感覚性音痴)」「のど音痴(運動性音痴)」の2種類に分けることができます。【1】耳音痴(感覚性音痴)
正しい音程が聞き取れない(聞き取れていない)ことを耳音痴といいます。本人は正しく音程を取って歌っているつもりが、他人からは調子外れに聞こえるというタイプです。このタイプはもともと音楽を聴き取る能力に欠けているため、先天性の音痴ともいわれています。
音程が合っているのかどうかが自分では分からないので、カラオケの採点機能を使って初めて「自分はこんなに音程がズレているんだ」と気づくことがあります。
【2】のど音痴(運動性音痴)
正しい音程を聞き取ることはできるものの、歌うと音や歌詞がズレる、声量が安定しないなどといったことが起こることをのど音痴といいます。
耳音痴とは逆に、ズレに対し自覚があるのが特徴で、歌っているさなか思うように歌えず困惑したり、音程を取るのが難しいと感じたりすることがあります。
のどの筋力が弱いなど運動機能が影響していることから、運動性音痴、後天性の音痴ともいわれます。音痴といわれる人の約8割が、この「のど音痴」タイプといわれます。
うまく歌うためにはまず自分がどちらのタイプであるかを把握し、自分に合った上達法で練習したほうが上達スピードは速くなります。特に「耳音痴」の場合、まずは正しい音感をとらえるための、地道なボイストレーニングが必要です。
とはいえ「カラオケを楽しみたいだけで、ボイトレに通うほどでは……」という人が大半でしょう。そもそも歌唱力はさほど問題ないのに「正しい歌い方をしていない」など、ちょっとしたことのせいで音痴に聞こえてしまうということもあります。
それではカラオケですぐできる、上手く歌う方法を見ていきましょう。
すぐ実践できる!カラオケで上手に歌うコツ
【1】準備運動をして、筋肉をほぐす「歌は全身を使って表現するもの」とよく言われるように、歌はのどや腹だけではなく、全身の筋肉を使います。筋肉が固まっていると声が出しづらかったり、声量が安定しなかったりして、本来のポテンシャルを十分に発揮できません。
まずはスポーツとおなじく、歌う前に軽くストレッチをして筋肉をほぐしましょう。筋肉がほぐれると余計な力が抜け、リラックスして歌うことができます。
【2】自分の音域(キー)に合う曲を選ぶ
今の自分でも無理なく歌える曲を選ぶ、というのも大事なポイントです。好きな曲だからといって難しい曲ばかりを選んでしまうと、次第に歌うことそのものがつらくなってしまいます。まずは、自分がどんな曲なら歌えるのか、把握するところから始めてみましょう。自分のキーを探せるスマホのアプリを利用するのもおすすめです。
【3】水などでのどを潤す
のどが乾燥した状態で歌うと、のどがダメージを負って声がれの原因になります。特にカラオケボックス内は四六時中、エアコンによって乾燥しやすい状態です。歌う前は飲み物でのどを潤して、コンディションを整えましょう。お酒はのどを痛めやすいためソフトドリンクか、できれば常温の水がベストです。
【4】背筋をのばし、姿勢を正して歌う
猫背で歌うと、気道がうまく開かず声が出しにくくなります。歌う時はあごを引き、背筋を伸ばして直立しましょう。正しい姿勢で歌えるようになると、のどが開いて高音も出しやすくなります。
【5】マイクは口と集音部分が直線になるように持つ
マイクの持ち方も重要です。マイクの集音部分の側面は声をうまく拾えないため、側面から歌うとスピーカーから出力される音量が安定せず、音痴に聞こえてしまいます。マイクは集音部分のてっぺんからまっすぐ歌声が入るように持つようにしましょう。
より歌唱力を上げる方法
より上手に歌いたい、ワンランク上を目指したいという人は、以下の方法を試してみてください。【1】自分の声を録音して確認する
自分の声を客観的に聞くことで、自分には音感があるのか、正しく音程がとれているのかを確認できます。また自分が歌える音域も把握することができるため、どんな歌を歌えばいいのかが分かるようになります。スマホのアプリを使えばキーの上げ下げなどが手軽にできるため、積極的に活用しましょう。
【2】プロの歌をくり返し聞いて真似る
音程を取るのも大事ですが、リズム感や息継ぎ、感情の込め方も重要な歌の要素。それらを把握するには、プロの歌い方を真似するのが早道です。メロディをただなんとなく聞くのではなく、プロがどのように歌っているのか、息継ぎやアクセント、音階が変わった瞬間などを意識しながら聞くことで、自分の改善ポイントも見えてきます。
【3】ドラムやベース音を聞いてリズム感をアップさせる
リズムがうまく取れないという人は、曲を聴くときにメロディラインだけでなく、その裏で流れるドラムやベースのリズムに注意して聞いてみましょう。ドラム音の強弱にあわせて手拍子する、といった訓練を続けていくことで、徐々に体にリズムがなじんできます。
実際にカラオケで歌う時はストレッチをして体をゆるめ、体全体を使ってリズムに乗ってみましょう。体を使って歌うと、より感情をこめやすく歌えるという利点もあります。
いかがでしたか。以上のポイントをおさえておけば歌唱力もアップし、より楽しく歌えるはずです。ぜひ試してみてくださいね!
<参考サイト>
・ヴォーカル講師に聞いた!カラオケで上手く歌う5つのコツ(島村楽器)
https://www.shimamura.co.jp/lesson/pickup/2339
・音痴は直る?音痴の原因とカラオケでも使える歌を上手く歌うコツについて解説!(椿音楽教室)
https://tsubaki-musicschool.com/blog/useful-column/20732/
・音痴は何が原因になっているのか(小林音楽教育)
https://www.kobayashi-music.com/tips/onchi/
・ヴォーカル講師に聞いた!カラオケで上手く歌う5つのコツ(島村楽器)
https://www.shimamura.co.jp/lesson/pickup/2339
・音痴は直る?音痴の原因とカラオケでも使える歌を上手く歌うコツについて解説!(椿音楽教室)
https://tsubaki-musicschool.com/blog/useful-column/20732/
・音痴は何が原因になっているのか(小林音楽教育)
https://www.kobayashi-music.com/tips/onchi/
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