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DATE/ 2023.09.18

貯め方より使い方!「上手な買い物」のコツ

 物価の上昇はおさまらず、家計のやりくりはなかなか大変なご時世となっています。将来の備えとしてお金を貯めるためにも、日々の節約が肝要。そこで、今回は上手な買い物をテーマとします。

無駄遣いをしないコツ

 日常の買い物として、頻度がもっとも多いのは食品ではないでしょうか。

 総務省が公表した2022年の家計調査(2人以上世帯=平均2.91人)によると、食品への支出額は98万2661円。月額にすると約82000円です。この平均値として、ご自身の家庭の食費と比較してみましょう。

 無駄遣いをしている人は、生活費のなかでも食費において、その支出を把握できていないことが多いです。

 節約といって、やみくもに食費を減らすのはストレスにもなるので、まずは、高いか低いかを見極め、目標値を設定することからはじめることをオススメします。

節約するための方法

・ポイント活用

 「ポイ活」と略称されることもあり、お店や、支払い手段としてのクレジットカードなど、買い物に応じて貯まるポイントを利用する方法です。貯めたポイントは買い物だけでなく、さまざまなサービスに利用できます。使用するクレジットカードやお店を絞り込んで、効率よく貯めて使うことが重要です。

・お店を決める

 安さや品質で、野菜はこのお店、肉はあのお店と複数使い分けることが節約になると考えがちですが、買い物の手間や移動コストなど考えると、ある程度お店は絞り込んだ方が、上述の「ポイ活」とあわせてトータルで節約になります。

・まとめ買い

 安いモノをもとめて毎日お店に行って物色するのは、逆に無駄遣いしてしまいがちです。消費期限や在庫管理の観点から、買い物の頻度を少なく調整しましょう。惣菜など調理済みの食材は難しいですが、まとめ買いしやすい食材、特に各種料理に使い勝手のよい素材を中心にまとめ買いすることを検討しましょう。

・定期宅配を利用

 生活していく上で定期的に買わねばならないものは、インターネットのサイト、ネットスーパーで定期注文しましょう。買い物に出かけるコストを節約できるだけでなく、割引やポイ活といったメリットも見込めます。

お店で気をつけること

・「あおり言葉」に反応しない

 お店には「数量限定」「残りわずか」「期間限定」「半額」といった販売促進のPOPが多いです。必要なものであればいいのですが、つられると無駄な買い物をしてしまうことになります。

・「かもしれない買い」をしない

 「あおり言葉」にも通じますが、先読みをして買い物をすると、結局は無駄遣いをしてしまうことになります。

・「知った情報」におどらされない

 お店だけでなく、ネットでもTikTokやYouTubeやInstagramなど魅力的な買い物情報が盛りだくさんです。そうした売り文句に躍らされないよう、本当に必要かどうか見極めるようにしましょう。

 無駄遣いは、行き当たりばったりな無計画な消費行動を改めることで避けることができます。小さな節約でも積み重ねればで大きな貯金になる可能性もあるので、生活防衛のためだけでなく積極的にチャレンジしてみてください。

<参考サイト>
・総務省統計局:家計調査報告 ―月・四半期・年―
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#nen
・三井住友カード:ポイ活とは?ポイント活用のメリットとやり方、注意点を徹底解説
https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/tips/point-activity.jsp
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