社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
スマホを捨てて筆を持とう!安らぎをもたらす習い事
上手に生きている人ほど自分のくつろげる場を幾つも持っている。そして、その日の気分によって気まぐれに選定するのではないだろうか? 例えば、お気に入りのカフェ、行きつけの居酒屋、気晴らしに歩く公園、ぼんやりとするための水族館など、とにかく自分が安らげるところを多く持つことである。そのような安らぎの場としての習い事を始めてみるのはどうだろうか?
ちなみに、どのような習い事を始めるかはあなた自身の関心や趣味に照らし合わせて、料理、英会話、スポーツ、読書会、ハイキングなど自由に選べばいい。その中で注目すべきは絵画教室だ。
どのようなモノを描くにしても、大切なことがひとつある。それはあまり深く考えず、あなたがその日の気分で使いたい絵の具を選び、感じるままに描くことだ。そして出来上がってゆくものをぼんやりと眺め、気が済むまで、色をあれこれ足してゆこう。すると不思議とその日の気持ちや感情が自然と反映されることがある。
そして人はそれに癒される。実際、芸術療法の一環として、人は絵を描くことで自分の気持ちを自由に表現して気持ちをリラックスさせることがある。また、絵の具の匂いには人を癒す力があると、多くの絵描きが言っている。おそらくその匂いもまた絵の世界へと導く大切な要素であるだろう。
ちなみに、もし通うなら、大手の企業が経営するカルチャースクールよりも、町の片隅で見かけるような古いアトリエの教室をおススメしたい。時の止まったようなアトリエには人の気持ちを安らかにさせる不思議な空気がひっそりと流れているからだ。
さぁ、絵画教室へのソフトトリップの旅に出よう。
習い事から始める束の間の安らぎ
近頃、忙しく仕事している社会人が、余暇を見つけていろいろな習い事を始めている。それによって、日ごろのせわしない時間から逃れることができるし、共通の目的をもった友人と出会うこともできる。ビジネスとは全く関係のない新たなつながりは、学生の頃の出会いや交流を彷彿とさせ、実に新鮮に感じるだろう。ちなみに、どのような習い事を始めるかはあなた自身の関心や趣味に照らし合わせて、料理、英会話、スポーツ、読書会、ハイキングなど自由に選べばいい。その中で注目すべきは絵画教室だ。
安らぎをもたらす意外な習い事の絵画教室
「絵画」というと、意外に敷居が高く感じられ、絵を嗜んだことがない人にとっては尻込みしてしまうかもしれない。しかし、そう思う必要は一切ない。気晴らし程度の習い事と考えると、絵画教室は信じられないほどの安らぎを与えてくれる。油絵の特性とは
油絵とは、絵描きが見た世界(風景や人やモノ)を感じるままにキャンバスに描き込むものである。つまり人それぞれの感性がおもむろに介在する。それゆえ抽象的な世界を受け入れるだけの余地があるし、何をどのように描いても許される。そして、自分が捉えた世界へと没入するように羽を伸ばすことが可能だ。無限大の自由が描き手であるあなたの手に委ねられている。どのようなモノを描くにしても、大切なことがひとつある。それはあまり深く考えず、あなたがその日の気分で使いたい絵の具を選び、感じるままに描くことだ。そして出来上がってゆくものをぼんやりと眺め、気が済むまで、色をあれこれ足してゆこう。すると不思議とその日の気持ちや感情が自然と反映されることがある。
そして人はそれに癒される。実際、芸術療法の一環として、人は絵を描くことで自分の気持ちを自由に表現して気持ちをリラックスさせることがある。また、絵の具の匂いには人を癒す力があると、多くの絵描きが言っている。おそらくその匂いもまた絵の世界へと導く大切な要素であるだろう。
スマホを捨てて筆を持とう
一度、何も考えずに絵画教室へと歩んでみてはいかがだろうか。毎日、スマホを片手に液晶の画面を眺めていては目も疲れるだろうし、神経も電磁波を受けて意外に緊張する。そこから離れる時間を持つことだ。ちなみに、もし通うなら、大手の企業が経営するカルチャースクールよりも、町の片隅で見かけるような古いアトリエの教室をおススメしたい。時の止まったようなアトリエには人の気持ちを安らかにさせる不思議な空気がひっそりと流れているからだ。
さぁ、絵画教室へのソフトトリップの旅に出よう。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
ヒトは共同保育の動物――生物学からみた子育ての基礎知識
ヒトは共同保育~生物学から考える子育て(1)動物の配偶と子育てシステム
「ヒトは共同保育の動物だ」――核家族化が進み、子育ては両親あるいは母親が行うものだという認識が広がった現代社会で長谷川氏が提言するのは、ヒトという動物本来の子育て方法である「共同保育」について生物学的見地から見直...
収録日:2025/03/17
追加日:2025/08/31
日本の弾道ミサイル開発禁止!?米ソとは異なる宇宙開拓の道
未来を知るための宇宙開発の歴史(7)米ソとは異なる日本の宇宙開発
日本は第二次大戦後に軍事飛行等の技術開発が止められていたため、宇宙開発において米ソとは全く違う道を歩むことになる。日本の宇宙開発はどのように技術を培い、発展していったのか。その独自の宇宙開拓の過程を解説する。(...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/09/02
天平期の天然痘で国民の3割が死亡?…大仏と崩れる律令制
「集権と分権」から考える日本の核心(3)中央集権と六国史の時代の終焉
現代流にいうと地政学的な危機感が日本を中央集権国家にしたわけだが、疫学的な危機によって、それは早い終焉を迎えた。一説によると、天平期の天然痘大流行で3割もの人口が減少したことも影響している。防人も班田収授も成り行...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/01
世界は数学と音楽でできている…歴史が物語る密接な関係
数学と音楽の不思議な関係(1)だれもがみんな数学者で音楽家
数学も音楽も生きていることそのもの。そこに正解はなく、だれもがみんな数学者で音楽家である。これが中島さち子氏の持論だが、この考え方には古代ギリシア以来、西洋で発達したリベラルアーツが投影されている。この信念に基...
収録日:2025/04/16
追加日:2025/08/28
発がんリスク、心身の不調…シフトワークの悪影響に迫る
睡眠から考える健康リスクと社会的時差ボケ(5)シフトワークと健康問題
社会的時差ボケの発生には、働き方も大きな影響をもっている。特にシフトワークによって不規則な生活リズムを強いられる業種ではその回避が難しい。今回は、発がんリスク、メンタルヘルスの不調など、シフトワークが抱える睡眠...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/08/30