社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
残念な食事にスベる余興…会社の忘年会あるある
もうすぐ忘年会の季節がやってきますね。職場の若手社員たちが場所決めや当日の段取りについていそいそと準備を始めている頃かと思います。ですが、彼らのやる気は時に空回りし、勘弁してくれよ…と言いたくなるような会になってしまうことも。スタッフの実体験&関係者にリサーチした忘年会のNG例を挙げてみたいと思います。
ということで、気持ちよく年を越すためにも、ユーザーの皆さんがこんな忘年会に出くわさないことを切に願います。幹事をこれからやるという方がいたら、このNG集を反面教師にして、合格点の忘年会を目指してください。
食べ物に関するトホホ
忘年会の一番の楽しみと言ってもいい食べ物ですが、コースでありがちなのが、量が少なすぎるというケース。大皿に盛られていて何となくいっぱいあるように見えるものの、一人頭で考えたらどう考えても物足りない。空腹のまま店を出たらなんだかすっきりしません。一方でボリュームはあるものの、から揚げ、フライドポテト、エビフライと揚げ物だらけなのも困りもの。「大学生の飲み会じゃないんだから、もうちょっと考えて欲しい」(50代、マスコミ関係)。飲み物に関するトホホ
飲み放題のメニューが少なすぎるのもありがち。ケチるとビールは乾杯時のみ、なんてこともありますね。じゃあ日本酒でも頼もうかと思ったら、幹事が冷たく言い放つんです、「別料金だからダメ」と。逆にソフトドリンクが手薄過ぎる場合はノンアルコール派から不満が噴出します。「酒飲みのことしか考えていない!ウーロン茶とオレンジジュースしかないなんて…」(40代、レジャー関係)。席に関するトホホ
どう見ても6人掛けのテーブルに無理やり8人座らされる、座席の数自体は足りているけれど、L字型のフロアで参加者に一体感がない…これは幹事の下見不足が原因ですね。「締めのあいさつが全員の耳に届いていなくて、部長がご機嫌斜めでした」(30代、IT関係)。グルメサイトの情報だけを見て収容人数を信じ込むとこういうことも起こります。出し物に関するトホホ
新人の余興がグダグダ。よくあることですが、スベることが通過儀礼だったりもするので、大目に見てあげましょう。ビンゴ大会等の景品がもらってもうれしくない微妙なものばかりだったり、持って帰るのに苦労するような大きなものだと「後日郵送とか、配慮して欲しい」(30代、飲食関係)なんて声も上がります。二次会に関するトホホ
二次会は一次会の熱気そのままにスムーズに入りたいもの。ですが会場探しが難航し、何十分も待たされると、テンションはダダ下がりです。「寒い路上で長時間待つなんてありえない!」(40代、食品関係)。また、一次会でたらふく食べたのに、二次会も料理がてんこ盛りで出てきたら、これもゲンナリです。バランスを考えて欲しいですね。ということで、気持ちよく年を越すためにも、ユーザーの皆さんがこんな忘年会に出くわさないことを切に願います。幹事をこれからやるという方がいたら、このNG集を反面教師にして、合格点の忘年会を目指してください。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
習近平への権力集中…習近平思想と中国の夢と強国強軍
習近平―その政治の「核心」とは何か?(1)習近平政権の特徴
国際社会における中国の動きに注目が集まっている。新冷戦ともいわれる米中摩擦が激化する中、2021年7月に中国共産党は創立100周年を迎えた。毛沢東以来、初めて「思想」という言葉を党規約に盛り込んだ習近平。彼が唱える「中...
収録日:2021/07/07
追加日:2021/09/07
史料読解法…豊臣秀吉による秀次粛清の本当の理由とは?
歴史の探り方、活かし方(4)史実・史料分析:秀吉と秀次編〈上〉
実際に史料をどうやって読み解いていけばいいのか。今回から具体的な史料の読み解き方をケース・スタディしていく。最初は『太閤記』に関する参考資料を用いて、太閤・豊臣秀吉と関白・秀次の関係を考える。そもそも『太閤記』...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/11/22
「宇宙の階層構造」誕生の謎に迫るのが宇宙物理学のテーマ
「宇宙の創生」の仕組みと宇宙物理学の歴史(1)宇宙の階層構造
宇宙とは何かを考えるうえで中国の古典である『荘子』・『淮南子(えなんじ)』に由来する「宇宙」という言葉が意味から考えてみたい。続いて、地球から始まり、太陽系、天の川銀河(銀河系)、局所銀河群、超銀河団、そして大...
収録日:2020/08/25
追加日:2020/12/13
ギャングの代わりに弁護士!? 壮絶なアメリカ労働史の変遷
内側から見たアメリカと日本(4)アメリカ労働史とトランプ支持層
労働経済を学んでいた島田氏は、ウィスコンシン大学留学中、労働者の教化運動に参加している。アメリカ産業史を学習する中、労働運動の実態を触れ、ウォルター・ルーサーとヘンリー・フォードの熾烈な闘いを知ったからだ。労働...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/18
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02


