「婚活中」に結婚願望が消えてしまう3つの理由
年が明け、「今年こそ結婚する!」と心新たに1年の目標を立てたシングルのみなさんも多いかもしれません。婚活をするなら、できる限り短期決戦でするべきだというのが、最近婚活関連市場でよく話題にのぼるようになりました。というのも、婚活が長くなればなるほど婚活疲れが深刻化し、なかには精神的にまいってしまう人も少なくないようで、婚活疲れによるウツ症状などに対応する婚活疲労外来を設置する医療機関まで登場しています。さらには、婚活をしてみたものの、その結果、結婚願望が消えてしまう人も増えてきているそう。
結婚したいのに、そのための婚活によって結婚したくなくなってしまうのには、どんな理由があるのでしょうか。今回は実際に婚活中の人たちにもお話を伺い、その現状を調査してみました。
そもそも恋愛や結婚は、頑張ればその分だけ結果が出るとは限りません。相手側とのフィーリングや条件、タイミングや縁といった様々な要因に左右されるもの。こと婚活中は多くの異性との出会いを求めるわけですから、出会いの数に比例して、うまくいかない関係も増えていくわけです。関係が成就しなければ、そのたびに「振られる」疑似体験を重ねてしまい、どんどん自信を失っていくもの。
「点数や貢献度で判断される勉強や仕事と違い、就職試験で落とされ続けた時と同じく、人格否定されたような気持ちに。心が折れる前にもっと自分を大事にしようと思いはじめました」と、連敗続きの40代男性が語ってくれました。
2・時間やお金、ムダなコストに気づく
婚活は意外と費用がかかります。結婚紹介所やパーティー、また出会った人とデートをするにはお金が必要ですし、以前別コラムで 紹介したことがありますが、たとえ年間40万円を婚活に使ったとしても、それが決して高すぎる金額ではないことがわかりました。男女ともに平均して月々2~3万円を使っており、それがかさめば経済的な負担を感じるようにもなります。
真剣に婚活をはじめる30代半ば以降は、仕事的にも働き盛りで忙しい時期。ある30代の女性は「休息や気分転換に必要な貴重な週末を、パーティーやデート、婚活イベントなどに割いていると、ずっと仕事をしているようで神経が休まらない」と言います。
また、「婚活サイトで出会った相手からメールの返信が来てないか、ずっとチェックをしてしまう。こんなことまでして結婚したいのかと虚しく、時間のムダだなと気づきました」という意見も。
3・「結婚=幸せ」ではないと悟ってしまう
「婚活とは、相手と向き合うものではなく、自分と向き合うものなんです」と語ってくれた40代女性。はじめは相手のことをあれやこれやと比較したり、相性を探ったりすることが第一ですが、婚活期間が長くなればなるほど、自分は本当に結婚したいのか、妥協してまで結婚して幸せになれるのか、と自問自答する機会も増えていくとのこと。
女性の場合は、婚活が長引き、出産して家族をつくるということが年齢的に厳しくなってくると、「無理して結婚しなくてもいいのでは?」と思うようになるそう。最近では女優の天海祐希さんなど、結婚しない宣言をする有名人も増えてきており、「結婚しなくても幸せに生きていける」という考え方も少しずつ広がってきています。
たとえ結婚したい人同士が出会う婚活とはいえ、人と出会うために行動を起こし、出会い、関係を築くのは時間や労力がかかることです。勢いで恋愛結婚する人よりも、「現実」と向き合い続けるのが婚活ですから、なかには「婚活」という言葉を見て聞くだけでも疲れてしまうという人も。そんな時は、結婚願望が薄れてしまう前に婚活休みの期間を設けて、思いきって気持ちをリセットしてみてはいかがでしょうか。
結婚したいのに、そのための婚活によって結婚したくなくなってしまうのには、どんな理由があるのでしょうか。今回は実際に婚活中の人たちにもお話を伺い、その現状を調査してみました。
婚活で結婚願望が消える3つの理由とは?
1・「振られる」体験を繰り返し、自信喪失そもそも恋愛や結婚は、頑張ればその分だけ結果が出るとは限りません。相手側とのフィーリングや条件、タイミングや縁といった様々な要因に左右されるもの。こと婚活中は多くの異性との出会いを求めるわけですから、出会いの数に比例して、うまくいかない関係も増えていくわけです。関係が成就しなければ、そのたびに「振られる」疑似体験を重ねてしまい、どんどん自信を失っていくもの。
「点数や貢献度で判断される勉強や仕事と違い、就職試験で落とされ続けた時と同じく、人格否定されたような気持ちに。心が折れる前にもっと自分を大事にしようと思いはじめました」と、連敗続きの40代男性が語ってくれました。
2・時間やお金、ムダなコストに気づく
婚活は意外と費用がかかります。結婚紹介所やパーティー、また出会った人とデートをするにはお金が必要ですし、以前別コラムで 紹介したことがありますが、たとえ年間40万円を婚活に使ったとしても、それが決して高すぎる金額ではないことがわかりました。男女ともに平均して月々2~3万円を使っており、それがかさめば経済的な負担を感じるようにもなります。
真剣に婚活をはじめる30代半ば以降は、仕事的にも働き盛りで忙しい時期。ある30代の女性は「休息や気分転換に必要な貴重な週末を、パーティーやデート、婚活イベントなどに割いていると、ずっと仕事をしているようで神経が休まらない」と言います。
また、「婚活サイトで出会った相手からメールの返信が来てないか、ずっとチェックをしてしまう。こんなことまでして結婚したいのかと虚しく、時間のムダだなと気づきました」という意見も。
3・「結婚=幸せ」ではないと悟ってしまう
「婚活とは、相手と向き合うものではなく、自分と向き合うものなんです」と語ってくれた40代女性。はじめは相手のことをあれやこれやと比較したり、相性を探ったりすることが第一ですが、婚活期間が長くなればなるほど、自分は本当に結婚したいのか、妥協してまで結婚して幸せになれるのか、と自問自答する機会も増えていくとのこと。
女性の場合は、婚活が長引き、出産して家族をつくるということが年齢的に厳しくなってくると、「無理して結婚しなくてもいいのでは?」と思うようになるそう。最近では女優の天海祐希さんなど、結婚しない宣言をする有名人も増えてきており、「結婚しなくても幸せに生きていける」という考え方も少しずつ広がってきています。
たとえ結婚したい人同士が出会う婚活とはいえ、人と出会うために行動を起こし、出会い、関係を築くのは時間や労力がかかることです。勢いで恋愛結婚する人よりも、「現実」と向き合い続けるのが婚活ですから、なかには「婚活」という言葉を見て聞くだけでも疲れてしまうという人も。そんな時は、結婚願望が薄れてしまう前に婚活休みの期間を設けて、思いきって気持ちをリセットしてみてはいかがでしょうか。