全寮制国際高校ISAKの挑戦
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アラン「悲観は気分に属するが、楽観は意志である」
全寮制国際高校ISAKの挑戦(5)楽観は意志である
小林りん(ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事 )
インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏が、学生たちからの質問に答える。大学生になってからでもできることはあるか。満遍なく勉強することは必要なのか。チームをまとめるためにはどうすればいいか。自身の体験を交えながら、力強く語る小林氏の言葉の数々が、会場の参加者にも確実に伝播していく。(2015年8月28日開催島田塾GBHS小林りん氏トークセッション「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢~グローバル化・多様化の進む社会における真のリーダーとは~」より、全5話中最終話)
時間:11分49秒
収録日:2015年8月28日
追加日:2015年12月10日
カテゴリー:
≪全文≫

●質疑応答(1)多様性の社会に対応するにはどうすればいいか


小林 時間も押してきましたし、私が一方的に話していてもつまらないと思いますので、この辺りで一旦時間を止めて、皆さんの方から質問を受けつけます。今までの私のキャリア、あるいは女子の方が先ほど手を挙げていましたが、育児と仕事をどうやって両立しているのかといった話、あるいは学校の内容、それから今はお話ししませんでしたが学校をつくるまでのいろいろな道のりの波乱万丈などについても、皆さんのご質問があればどこでも答えたいと思います。いかがでしょうか。

―― 小林さんが行っているような教育は、若いうちからやっていた方が良いように思うが、大学1年生の私に今からできることはあるか。また多様性のある環境にでたときに対応できるようにするにはどうすればいいか。

小林 ありがとうございます。大学1年生といっても、まだまだ誤差の範囲ですよね。だって、島田先生から見たら、高校生と大学生の差なんて、本当にあまり見えない。たぶん見えないです、人生めちゃめちゃ長いから。逆にいうと、今ここにいること自体がすごく良いきっかけだと思うのですね。私たちはたまたま高校を運営していますが、別に高校でなければいけないわけではないし、もっと早い人もいれば、もう少し遅い人もいます。しかも、その長い人生において、3年や5年なんて本当に誤差です。

 いま私は40歳です。もうそのぐらいになると、誤差だと感じます。私も高校の時、カナダに2年留学したので、大学入る時に1年遅れたのですね。その時は「一浪だ」などと思ったのですが、今から考えたら、本当に誤差ですよね。1年とか2年とか3年とか、もう誤差です。ですから、全然気にする必要はないということです。

 あと、できることとしては、気づくということがやはりすごく大事だと思います。「あれ? おかしいな」と思ったことを、「あれ? おかしいな」と思うくせ。ステイタス・クォー(今そのままの状態、現状維持)というか、今は既存のものなのだけど、「あれ?」と思うくせがすごく大事です。それを書きとめておくとか、写真を撮っておくとかが、すごく大事なくせだと思います。それをやらないでだんだん歳を取ると、なぜか何もかもがそういうものだなとなってしまいます。そうならないことが何よりも大事だと思います。

 二つ目の質問のダイバーシティについ...

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