LINE流イノベーティブ思考術
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
サッカー型と野球型の入れ替えが組織のポイント
LINE流イノベーティブ思考術(2)ソフトと組織
森川亮(C Channel株式会社 代表取締役(元LINE株式会社代表取締役社長))
「日本でも独自のイノベーションを起こせる可能性はまだまだ数多く見つけられる」とLINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏は語る。何が日本企業の強みなのか。イノベーションを起こせる組織はどのようにつくっていけばよいのか。議論は深まっていく。(全5話中第2話目)
時間:17分57秒
収録日:2014年5月14日
追加日:2014年6月19日
≪全文≫

●既存分野の境界でイノベーションが起きている


―― 森川さんは、最終的にいつも、顧客を見ればよいのだ、顧客が一番大事なのだという原点に辿り着かれます。個人的にはその点が本当にすばらしいと思います。

森川 会社も人も、社会に新しい価値を提供し続けなければ生き残れません。そのためには、今、世間にはどのような価値が存在するかをきちんと理解して、その上で常に世の中の半歩先、一歩先を提案しなければなりません。しかし、今の日本の古い企業組織では、多くの人が社会よりも上層部を見て、組織のヒエラルキーの中でどのように生きていくかを考えてばかりいます。同様に、学問の世界には学会という古い組織があって、その中で皆が上下関係を意識していますし、官僚も同じ仕組みです。このようなヒエラルキーの塊の中から新しいものを生み出すのはなかなか難しいでしょう。新しいことに挑戦するとラインから外れてしまい、再び戻ることができません。多くの人がそのリスクを取れないまま、組織にしがみつき前例を踏襲してしまうのです。そのような組織の仕組みや考え方を壊す必要があります。

―― 今、元駐タイ大使の岡崎久彦さんが国会議員を集めて勉強会を開いていまして、ここ何回かはイスラム史がご専門の山内昌之先生をゲストに呼び、日本史の講義をしていただいています。昨日が2回目で、北畠親房『神皇正統記』を扱いました。ちなみに1回目は『吾妻鏡』、次回は『徳川実紀』です。岡崎さんがすごいのは、あえて日本史の先生ではなく、ロシア帝国とオスマントルコに挟まれたイスラムの世界からものを見ている人に日本史の講義をお願いしているところです。山内先生は、日本文化の見方が普通の人とは全然違います。あの講義を見て、外交官だった人のやり方はさすが画期的だと思いました。おそらく日本史専攻の人にお話しいただいても、あれほど面白くはならないと思います。まず古代史の人は古代、中世史の人は中世、近代史の人は近代のことしか話さないでしょうから。それだとつまらない。しかし、彼らは少しでも自分の領域をはみだしてしまうと弾かれてしまいますから、なかなか領域外のことは話してくれません。

森川 最近、イノベーションが数多く生まれているのは、学際的な領域です。例えば、私たちに近いところでは、生物・化学・バイオテクノロジーなどの領域と、ロボットやコンピューター、特にビ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり
『失敗の本質』、中国古典…ビジネスのヒントを歴史に学ぶ
三谷宏治
営業から考える企業戦略(1)成功するブランド戦略とは?
ブランド力を高めるために「自社の強み」を徹底的に聞け
田村潤
イーロン・マスクの成功哲学(1)マスクが「世界一」になるまで
イーロン・マスクは何がすごい?生い立ちと経歴
桑原晃弥
組織改革の要諦~活性化と人材活用(1)準備、スピード、タイミング
組織改革は最初に全体像と将来像を示すのが重要
秋池玲子
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環

人気の講義ランキングTOP10
「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓
宮脇淳子
戦国武将の経済学(3)豊臣秀吉の経済政策
豊臣秀吉の驚愕の国内貿易…莫大な財力を生んだ経済政策
小和田哲男
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法
徳岡晃一郎
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割
橋爪大三郎
歴史の探り方、活かし方(4)史実・史料分析:秀吉と秀次編〈上〉
史料読解法…豊臣秀吉による秀次粛清の本当の理由とは?
中村彰彦
編集部ラジオ2026(31)鶴見太郎先生の「公開収録」のご案内
【公開収録のご案内】鶴見太郎先生:ユダヤ人と世界史…その歴史の教訓とは
テンミニッツ・アカデミー編集部
中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い
鶴間和幸
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ