LINE流イノベーティブ思考術
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
物事の本質と価値のその先に何があるのか考える
LINE流イノベーティブ思考術(3)価値の「先」をデザインする力
森川亮(C Channel株式会社 代表取締役(元LINE株式会社代表取締役社長))
3年足らずで4億ユーザーを突破したLINE。ネット史に残る成長を可能にした、シンプルな発想とは。LINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏の成功のカギに迫る。(全5話中第3話目)
時間:13分20秒
収録日:2014年5月14日
追加日:2014年6月26日
≪全文≫

●ユーザーファーストで求められる価値を最大化


── 森川さんのところは、最初からWEBを捨ててネイティブからいくと決断された、あれはすごい決断ですよね。両方を追わなくて済むという。そして震災後にサービスを開始し、あっという間にユーザー1億人を突破されました。普通だと、あれもこれもと手を広げて、つまらないものができてしまうのですよね。

森川 よく聞かれることなのですが、やはり過去、ガラケーのときに思い切ってそこにいけなかったという反省点が大きいです。

── オンラインゲームからガラケーの時代があって、結果としてガラケーにはいかず、そこを飛ばしてネイティブにいくというのはすごい教訓ですよね。しかもこのサイクルが早かったですね。

森川 ITの場合はそれがいいところですよね。一度失敗しても、生きているうちにまた次の波がくるので、それを待っていたほうが、その前の波に頑張って乗るよりよかったというようなところがあります。

── その「成功者を模倣する」ということを市場に参入する条件とおっしゃっていますが、それはやはりとても大事な能力ですよね。

森川 それも別に真似が重要というよりは、結局「ユーザーの人が認めているものを否定してはいけない」ということだと思うのです。よく何か新興で出てきた会社があっても、「あいつら単にたまたまうまくいっただけだ」とか「今はいいけどいずれきっと駄目になる」というようなことを言う人が結構多いではないですか。いろいろと競合分析をすると、「いや、あれはたまたまですから、本命はうちですよ」というようなことを説明する社長などがきっといると思うのですが、でも、やはり世の中が認めたという事実を認めなくてはいけない。ただ、それを単に模倣するだけではなくて、その本質が何で、その価値のさらに進んだ先に何があるのかを考えて、それに集中することが非常に重要かなと思います。

── 本質は何かというところですね。

森川 真似をしているだけだと、そこの会社は絶対に超えられません。ですので、いかにそこのいい要素だけをピックアップして、研ぎ澄まして、さらに伸ばしてくかが重要なのかなと思います。

── なるほど。先ほど言われた、普通の人がすぐに使うのが難しいSkypeとLINEの違いがわかりやすいです。やはり手間が違いますよね。自分で入力するのか、電話番号、アドレス帳...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう
水野道訓
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
渡辺宣彦
不便益システムデザインの魅力と可能性(1)「便利・不便」「益・害」の関係
便利を求めるだけのいいの?…「不便益」で発見できる新たな魅力
川上浩司
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
営業の勝敗、キリンの教訓(1)やる気のない社員になる理由
なぜ「やる気のある社員」が日本では6%しかいないのか?
田村潤

人気の講義ランキングTOP10
ロシア人の見る「ロシアの歴史」(4)アレクサンドル・ネフスキーの英雄化
ロシアの英雄「アレクサンドル・ネフスキー」はなぜ英雄か…ドイツ騎士団と戦った歴史がどう利用されたか
上月豊久
プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(14)ポリスと魂の堕落過程〈下〉僭主の末路
僭主制は欲望の奴隷…過度の自由が過度の隷属に転換する
納富信留
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳
門田隆将
「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)
“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法
三谷宏治
民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教
なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景
橋爪大三郎
『「甘え」の構造』と現代日本(1)「甘え」のインパクト
「甘え」は現代においてダメなものなのか…名著『「甘え」の構造』への2種類の誤解とは?
與那覇潤
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(5)サルコペニア・フレイル対策
認知症予防にはどんな食事がいいのか?鍵はビタミンDの充足
小川純人
「満洲」から考える日本とアジア(4)蒙古襲来と清朝建国
実は元寇はモンゴル人ではなかった?満洲をめぐる民族興亡史と「漢族」との関係…蒙古襲来から清朝建国まで
宮脇淳子
なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(1)読書と教養からみた日本の近現代史
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で追う近現代史
三宅香帆