こどもと学ぶ戦争と平和
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
チャーチルの名著『第二次世界大戦』に学ぶ真の平和への道
こどもと学ぶ戦争と平和(6)平和な社会を守るために
小原雅博(東京大学名誉教授)
こどもたちが将来、世界の平和を実現する担い手となるために、どんな経験を積み、どんな学びを重ねたらいいのか。好奇心を大きな原動力として、権威に惑わされず正しい知識を身につけることが大事だという小原氏。本講義終了後にこどもたちの質問に答えながら、その方法について語る。(2025年8月23日開催:紀伊國屋書店トークイベントより、全6話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
時間:6分34秒
収録日:2025年8月23日
追加日:2026年3月15日
≪全文≫

●大きな原動力は好奇心


―― では、質問の時間に移りたいと思います。今日のお話から少し外れてもかまいません。小原先生に何か質問したいことがございましたら手を挙げていただけますでしょうか。

小原 何でもけっこうです。今日の話でなくてもけっこうです。私は賢者ではないかもしれませんが、皆さんよりたくさん生きているので、たくさん経験しています。歴史も勉強してきたので、その中からかいつまん説明もできるので、何でも質問してください。

【会場からの質問】
どうやったら外交官にもなれて、東大の教授にもなれるくらい頭が良くなれるんですか?

小原 ありがとうございます。一言でいえば、好奇心だと思うのです。好きということが一番大きな原動力になるのです。皆さんのお父さんお母さん、そうだと思うのだけれど、生き生きしている人というのは何か好きなものを持っているのです。皆さんもたぶん、その好きなものを見つけるということがとても大事で、好きなものは何でもいいと思います。悪いことはダメですよ。でも、好きなものを持つと一生自分を前に動かしてくれるモーター、エンジンになるのです。

 私の場合、生まれたのは四国の山の奥です。本当にすごく田舎です。そこから小さい頃にいろいろな父の本を読んで、それでまず東京に出たい。東京に出ると、今度は世界に出てみたい。こんな夢を描いたのです。

 トヨタ自動車の初代から偉い方がたくさんいますけれど、その1人の方が、障子を開いてみろと、そこには広い世界が広がるよということを言葉で残しているのです。その言葉を本当に、皆さん、お子さんたちに私が今日伝えたくて(ここに来ました)。

 今、日本から、例えばアメリカに留学する学生がどれだけいるかというと、すごく減っているのです。ハーバード大学でもすごく少なくなっています。けれど、ぜひ皆さんも機会があったら留学も含めて、若い頃に海外での経験をぜひ積んでほしい。そういうものがたぶん、皆さんの新しい好奇心を作ってくれて、何か目標がそこにできてくるのではないかなと思うのです。

―― ありがとうございます。


●「食わず嫌い」はいけない――権威に惑わされず正しい知識を身につける


―― ご質問のある方は手を挙げてみてください。はい、どうぞ。

【会場からの質問】
好きな食べ物はなんですか?

小原 先生が好きな食べ物は、おいしいも...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
高市政権の進むべき道…可能性と課題(1)高市首相の特長と政治リスク
歴史的圧勝で仕事人・高市首相にのしかかるリスク要因
島田晴雄
民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教
なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景
橋爪大三郎
国際地域研究へのいざない(1)地域研究の意味とイスラエル研究
なぜ経済学で軽視されてきた「地域研究」が最高の学問なのか
島田晴雄
戦略的資本主義と日本~アメリカの復活に学ぶ5つの提言
戦略的資本主義とは?日本再生へアメリカに学ぶ5つの提言
片瀬裕文
衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(1)安いニッポンと急性インフレ
世界で一人負け…「安い国」日本と急性インフレの現実
宮本弘曉
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(1)習近平の歴史的特徴とは?
一強独裁=1人独裁の光と影…「強い中国」への動機と限界
垂秀夫

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(13)心の「柔軟性」を高めるヒント
【10minでわかる】心の「柔軟性」を高めるヒント
テンミニッツ・アカデミー編集部
昭和の名将・樋口季一郎…ユダヤ人救出編(3)救った人数とゴールデンブックの謎
樋口季一郎のユダヤ難民救出数は?ゴールデンブックの謎は?
門田隆将
「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(1)人口問題の本質
「逆・タイムマシン経営論」は本質を見抜くための方法論
楠木建
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(9)ユダヤ人の多様性
ユダヤ人は一枚岩ではない…米国ユダヤ人のイスラエルへの違和感
鶴見太郎
デジタル全体主義を哲学的に考える(1)デジタル全体主義とは何か
20世紀型の全体主義とは違う現代の「デジタル全体主義」
中島隆博
生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(4)人生の勝敗を考える
幸せの鍵「なにげなさ」とは何のことか
為末大
イラン戦争とトランプ大統領の戦争指導(1)米軍式戦略リーダーシップによる評価
イラン戦争…トランプ大統領の戦争指導のどこが問題なのか?
東秀敏
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
戦前、陸軍は歴史をどう動かしたか(1)総力戦時代の到来
日英同盟の廃棄、総力戦…世界秩序の激変に翻弄された日本
中西輝政
不便益システムデザインの魅力と可能性(1)「便利・不便」「益・害」の関係
「不便益」とは何か――便利の弊害、不便の安心
川上浩司