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DATE/ 2017.12.15

捨てずに売ったら6万円!意外とお金になるもの

 もう大掃除の季節ですね。いざ本腰を入れて整理をすると、「まだ使えるけど邪魔だな、いらないな」というものがぽんぽん出てくるもの。こぎれいだけどもう使わなくなったカバン、機種変更して机の中に眠っているスマホ、サイズが合わなくなってしまったコート…。一気に断捨離して、さらにお金も稼げちゃう方法を紹介します。

売っていたら儲かった額の平均は約6万円

 リサイクルショップや古着屋などへ持っていくのもアリですが、もっと高値で売れるのはフリマアプリ。このほどメルカリが発表した「大掃除と断捨離」に関する意識調査によると、昨年の大掃除の際に「不要品として処分した」ことがある物トップ3は、「洋服」(51.6%)「靴」(44.2%)、「本」(42.5%)だそうです。さらに処分された物を同社での平均単価から推計すると、「売っていればこれだけ稼げたのに」という「1人当たりの機会損失額(推定)」は洋服が3万2235円、靴が9512円、本が1万6503円となり、上位3位を合計すると5万8250円にも上るとのことです。

 意外なものに値がつくこともあるもので、筆者もオイシイ思いをしたことがあります。例えばiPod classic。発売当初はその小さなボディに数千曲の音楽を入れることができる画期的なデバイスとして人気を集めましたが、iPhoneやiPod touchが発売したことでその役目を終え、2014年9月10日に販売終了となりました。ですが、今でも一定の需要があるようで、販売したことでプレミア感がついているのです。2012年に19000円ほどで購入し、3年間毎日のように使いかなり使用感があり箱もありませんでしたが、それでもメルカリでは13000円で販売することができました。状態を考えると、リサイクルショップでは数千円で売れたかどうか、というレベルです。他にも粗大ごみに出す一歩手前だったダイニングテーブルが5000円、7000円で買ったものの2年間使わずにしまい込んでいたデジカメがほぼ同額の6000円台、などなどです。

まずは強気な値段設定でGO!意外と売れる

 これはあくまで肌感覚ですが、オークションサイトのヤフオク!!は1円でも安く買いたい!というユーザーに溢れている一方で、メルカリは「そんな値段で買ってくれるの?」というある意味鷹揚なユーザーも少なくないように感じます。強気な値段設定をしても案外すぐ売れたりするんです。

 捨てたら0円、それどころか粗大ごみだったらごみ収集の代金までかかるところ、少しでも値がつけば儲けもの。それどころか豪華なクリスマスプレゼントを買うことだって夢じゃありません。捨てようと思ったらまずは出品してみてはいかがでしょうか?

<参考サイト>
・マイナビニュース:大掃除で捨てた不用品、売ったらいくらになる?
https://news.mynavi.jp/article/20171127-548572/
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