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DATE/ 2018.01.18

吉祥寺じゃない!「本当に住みやすい街」1位は?

 「住みたい街」のランキングと言えば吉祥寺が一番人気を誇り、その他も恵比寿や横浜、自由が丘、目黒、鎌倉などが常連。近年は武蔵小杉も上位に食い込むようになっています。ですが、住宅ローン専門金融機関のアルヒ株式会社が昨年12月に発表した「本当に住みやすい街大賞」は、見慣れたラインアップとは違う街が並ぶ結果に驚きの声が上がりました。

常連は吉祥寺、恵比寿に横浜でしたが…

 「住みたい街」のランキングで最も知名度が高いものは、不動産・住宅サイト の「SUUMO(スーモ)」が毎年行っている「みんなが選んだ住みたい街ランキング」でしょう。現在サイト上で確認できる7回分で、関東の1位は吉祥寺6回、恵比寿1回。その圧倒的強さへの反発(?)からか、「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」なんてタイトルの漫画作品が2015年から「ヤングマガジンサード」(講談社)で連載されているほどです(2016年にはドラマ化も)。SUUMOのランキングだけでなく、マンションを手掛ける長谷工アーベストの「住みたい街(駅)ランキング」2017年度版でも吉祥寺が堂々の1位でした(2位は武蔵小杉)。

 「みんなが選んだ住みたい街ランキング」は読者投票で順位を決めていますが、「本当に住みやすい街大賞」は、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会が選定。ユーザーのイメージではなく、専門家が分析した上でランキングを決めている、という違いがあります。そしてそのランキングは以下の通りです。

1位 南阿佐ヶ谷
2位 勝どき
3位 赤羽
4位 三郷中央
5位 戸塚
6位 南千住
7位 大泉学園
8位 千葉ニュータウン
9位 小岩
10位 浮間舟渡

 いかがでしょうか?これまで見てきたランキングとは違う街ばかりですよね。ブランド力という点では吉祥寺や恵比寿に劣るかもしれませんが、住環境や交通利便、教育環境、コストパフォーマンス、発展性という5つの基準においては劣らないどころか勝っていると専門家が評価しているわけです。

実用性ならピカイチ!南阿佐ヶ谷こそNo.1

 1位となった南阿佐ヶ谷の評価ポイントを見てみると「駅前には杉並区の公共施設がまとまってあり便利」「日々の暮らしに必要な買い物は商店街ですませられ、安いお店も多い」など。生活の実用性を重視していることがにじみ出ていますね。

 南阿佐ヶ谷はJRの阿佐ヶ谷駅(中央線だけでなく、東京メトロ東西線と直結した総武線も使えます)まで徒歩で数分。両駅をつなぐ中杉通りは緑豊かで、中杉通りと並行して走っているパールセンターは地元民に愛される便利な商店街。それでいて家賃は周辺の駅よりやや安い、とまさにお買い得な街なのです。

 「本当に住みやすい街大賞」は今回が1回目。今後このランキングがどのように動いていくのか。また、従来の「住みたい街」ランキングに影響があるのか。これからの順位からも目が離せませんね。

<参考サイト>
・SUUMO:住みたい街ランキング 総合トップ
https://suumo.jp/edit/sumi_machi/
・アルヒ株式会社:本当に住みやすい街大賞 2017
https://www.aruhi-corp.co.jp/cp/town_ranking/
・長谷工の住まい:住みたい街(駅)ランキング2017!首都圏総合ランキング急上昇の街とは?
https://www.haseko-sumai.com/kurashi/archive/detail_121.html
(10MTV編集部)

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