社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
「この人が運命の人!」と思えた瞬間とは?
これが「ビビビッとくる」瞬間
「ビビビッときた」――アイドルの中のアイドル・松田聖子さんが1998年に年下の歯科医師と再婚したとき、結婚を決めた理由を尋ねられて返した言葉です。松田さんはそれから2年後に残念ながら離婚してしまいましたが、「ビビビッときた」は流行語となり、現在でも結婚の決め手としてよく耳にします。この「ビビビッ」は、直感で「運命の人」を見極めたことを意味するため、理論的に説明するのは難しいところ。しかしいくつかのパターンがあるので、ご紹介しましょう。「ビビビッときた」経験がない方も、覚えておけば運命の人との出会いを見逃さないかもしれません。一緒にいると落ち着く・安心感がある:通常なら恋愛はドキドキするものですが、運命の人は昔から知っているような安心感を与えてくれます。このため一緒にいると落ち着く相手にビビビッとくる人は多いようです。沈黙が苦にならないのも特徴。「何か話さないと……」と気を使う必要がないので居心地がよく、いつもリラックスした時間を過ごせます。
交際する姿・結婚生活がイメージできる:初対面で「一緒にいると楽しい毎日になりそう」というような、プラスのイメージが広がる相手にもビビビッとくる人が多いです。初対面ではなくても、なにげない瞬間に「この人とつきあうかも」と感じた相手と、後日になって本当に交際することも。フィーリングや波長が合う相手は直観的にわかるのかもしれません。
共通点が多い:話してみたら趣味、好きな食べ物、家族構成などが同じだとテンションが上がりますよね。特に好みが同じ相手にはビビビッとくる人が多いようです。笑いのツボが同じ人は、一緒にいて心地よいですよね。また、「ここは絶対に譲れない」という考え方の中心核や価値観が似ていることも運命の人の決め手になるようです。
どんなときに運命の人を確信する?
しかし、ビビビッときた相手に「運命の人かも?」と感じても、結局は勘違いということもありますよね。それでは、直感が「運命の人だ!」という確信に変わる瞬間はどんなときでしょうか。・ありのままのすべてを受け入れてくれる
好きな相手の前では、いつでも完璧な自分でいたいもの。しかし実際には誰でも弱いところがありますし、いやなことがあれば機嫌が悪くなります。好きな相手にそんな部分を見せてしまったら、動揺されたり逃げられたりしても仕方がないと思いますよね。ところが、欠点や弱点を知っても愛想を尽かすようなことはなく、正面から受け入れてくれる人がいます。この人こそが、弱さも含めたすべてを認めてくれる人。運命の人と確信するのは当然でしょう。
・本当に困ったときに助けてくれる
誰でも調子のいいときは、周囲に人が集まってきてちやほやされます。そんなときに楽しい時間を過ごせた相手を「運命の人かも」と思っても、失敗したり苦境に陥ったりした途端に姿を消してしまう……というのはよくある話。しかしつらいときにこそ近くにいて、励ましたり支えたりしてくれる人もいます。このような人が現れたら、この先の人生でつまずいてもともに歩んでくれる運命の人と確信できるのです。
・一緒にいると心が満たされる
ストレスやモヤモヤがあっても、笑顔で話を聞いて励ましてくれる人がいれば、ネガティブなことはすべて忘れて穏やかな気持ちになれますよね。このような生きる活力を与えてくれる人に、「運命の人だ!」という確信を持つのは自然な流れ。この人と一緒にいればいやなことがあってもすぐ忘れられるので失敗を恐れずいろいろなことに挑戦できるようになり、自分自身のポテンシャルまで高まります。
運命の人と出会うタイミングは誰にもわかりません。だからこそ、ご紹介したような直感や確信のサインにアンテナを巡らせて、運命の人を引き寄せてください。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
物知りもいいけど知的な教養人も“あり”だと思います。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
現代社会にとって空海の思想がいかに重要か。AIが仕事の仕組みを変え、超高齢社会が医療の仕組みを変え、高度化する情報・通信ネットワークが生活の仕組みを変えたが、それらによって急激な変化を遂げた現代社会に将来不安が増...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/12
『武功夜話』は偽書か?…疑われた理由と執筆動機の評価
歴史の探り方、活かし方(5)史実・史料分析:秀吉と秀次編〈下〉
豊臣秀次事件に対する見方を変えた『武功夜話』だが、実は偽書疑惑もある。今回は、そのことに鋭く迫っていく。『武功夜話』は、豊臣秀吉に仕えて大名まで上り詰めた前野長康の功績を中心に記された史料だが、その発表・出版の...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/11/28
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた要因はオウンゴール
内側から見たアメリカと日本(6)日本企業の敗因は二つのオウンゴール
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた主な要因として、二つのオウンゴールを挙げる島田氏。その一つとして台湾のモリス・チャン氏によるTSMC立ち上げの話を取り上げるが、日本はその動きに興味を示さず、かつて世界を席巻して...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/11/25
歴史作家・中村彰彦先生に学ぶ歴史の探り方、活かし方
編集部ラジオ2025(29)歴史作家の舞台裏を学べる
この人生を生きていくうえで、「歴史」をひもとくと貴重なヒントにいくつも出会えます。では、実際にはどのように歴史をひもといていけばいいのか。
今回の編集部ラジオでは、歴史作家の中村彰彦先生がご自身の方法論...
今回の編集部ラジオでは、歴史作家の中村彰彦先生がご自身の方法論...
収録日:2025/10/17
追加日:2025/11/27
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02


