社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2024.03.16

財布に絶対入れてはいけないもの6選

 電子マネー時代で、財布はもたないという方も増えているようですが、財布は日常的なお金の出入りに必要な大事なアイテムです。巷では、金運に影響するということで、財布に関するタブーが囁かれています。運気というと不可思議な話に聞こえますが、そこには少なからず重要な意味が隠れているようです。今回は、財布にまつわるタブーについて考察します。

財布に入れてはいけないもの

 一般的に金運を下げるということで、財布にいれてはいけない6つのアイテムがあることはご存じでしょうか?

1.ゴミ

 ガムやお菓子を食べたときに包み紙を無造作に入れてはいないでしょうか?財布にゴミを入れておくと、お金が取り出しにくいばかりでなく、金運の低下につながると考えられています。捨てるところがなく、一時的であれば仕方ないですが、入れっぱなしはNGです。

2.会員証やポイントカード、交通系のICカード

 ポイントとお金は別のものということで、運気を扱う風水の視点では、別管理した方がよいとのこと。キャッシュカード、会員証、ポイントカードなどはカードケースにまとめて収納し、必要に応じて持ち出すことが薦められています。

3.レシートや領収書

 レシートや領収書を一時的に入れておくのは問題ありませんが、入れっぱなしはNGです。財布がレシートや領収書でいっぱいになっていると、お札が取り出しにくいばかりでなく、金運の低下につながると考えられています。

4.小銭

 財布に小銭がいっぱいだと、お札があまり入ってこないといわれています。電子マネーの普及で少なくなっていますが、お金の出し入れをスマートにするためにも、小銭は専用の小銭入れを使うのが推奨されます。

5.御守り

 御守りを財布に入れておくと何となく運気がアップしそうな気がするかもしれませんが、金運や仕事運に関連する御守りのみです。

6.名刺や身分証明証

 名刺は仕事に関係するものですが、お金には関係のないものです。また、保健証、免許証、マイナンバーカードといった身分証明書も、お金に関係のないものなので、金運の上昇を妨げてしまうといわれています。

財布のタブーに隠された意味

 運気というとスピリチュアルで説明がつきにくいですが、上述したタブーには、二つの意味があります。

 一つは、管理の問題。ゴミや金銭の支払いに必要のないものが財布に入っていることは、ムダにつながり、キチンと金銭が管理されていない性向を示していると考えられます。

 もう一つは、リスクの問題。特に、身分証明書やクレジットカードなど大事なアイテムが一つの財布にはいっていると無くした場合、損害や再発行にかかる手間と時間が大変なことになりかねません。

 財布をどのような状態にしておくかは、お金の管理という視点で大事な指標になります。ひとつにまとめるという効率は否めませんが、必要に応じた分散管理という方法が、無駄遣いを避け、リスクを分散させることが経済的には最適解(=金運上昇)になるのではないでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質

深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質

中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景

チベット、内モンゴル、新疆ウイグルなど、少数民族に対する深刻な人権侵害をめぐって欧米諸国から強い批判を浴びている中国。しかし、こうした人権問題は今に始まったことではない。中華人民共和国建国の経緯と中国共産党の思...
収録日:2021/10/15
追加日:2021/12/24
橋爪大三郎
社会学者 東京科学大学名誉教授 大学院大学至善館教授
2

質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?

質疑編…司馬遼太郎の「史料読解」をどう評価する?

歴史の探り方、活かし方(7)史料の真贋を見極めるために

歴史上の出来事の本質を知るには、その真贋を見定めなければいけない。そのためにはどうすればいいのか。記述の異なる複数の本がある場合、いかにして真実を見極めるか。また、司馬遼太郎の作品が「歴史事実」として認識されて...
収録日:2025/04/26
追加日:2025/12/02
3

ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害

ジャパン・アズ・ナンバーワンで満足!?学ばない日本の弊害

内側から見たアメリカと日本(7)ジャパン・アズ・ナンバーワンの弊害

高度成長のために頑張った日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の評価を得たが、その後の日本企業の凋落、競争力の低下を考えると、その弊害を感じずにはおられない。読書人口が減っている現状をみると、いつのまにか「世界...
収録日:2025/09/02
追加日:2025/12/01
4

なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために

なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために

エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如

現代社会にとって空海の思想がいかに重要か。AIが仕事の仕組みを変え、超高齢社会が医療の仕組みを変え、高度化する情報・通信ネットワークが生活の仕組みを変えたが、それらによって急激な変化を遂げた現代社会に将来不安が増...
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/12
5

なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み

なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授