プロジェクトマネジメントの基本
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PDCAサイクルを回すための5つのプロセスとそのすすめ方
プロジェクトマネジメントの基本(3)プロジェクトのすすめ方
大塚有希子(法政大学専門職大学院イノベーションマネジメント研究科准教授)

5.定量分析と定性分析――リスク分析をするときの2つの方法
2026年2月2日配信予定
6.スコープ・クリープはリスクが大きい…どうすればいい?
2026年2月2日配信予定
7.発注側と受注側で異なるプロジェクトの成功・失敗要因
2026年2月3日配信予定
8.新規顧客を増やす作戦と顧客リレーションを高める方法
2026年2月3日配信予定
9.マズローの欲求階層説を発展させたアルダーファの理論とは
2026年2月13日配信予定
10.論理的?計画的?社交的?冒険的?利き脳による4タイプ
2026年2月14日配信予定
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プロジェクトを進める際にPDCAサイクルの概念は欠かせない。国際標準PMBOKでは、PDCAを応用した「立上げ」「計画」「実行」「監視コントロール」「終結」の5段階をプロジェクトに有用とし、複数フェーズでそれを回す。ステークホルダー、スコープ定義、WBS(Work Breakdown Structure)の解説も交えながら理解を深めよう。(全10話中第3話)
時間:17分54秒
収録日:2025年9月10日
追加日:2025年12月10日
≪全文≫

●プロジェクトとPDCAサイクル


 では、プロジェクトのすすめ方についてお話をしたいと思います。

 PDCAサイクルをご存じでしょうか。品質マネジメントの大家、デミングが提唱したものですが、“Plan”“Do”“Check”“Act”の頭文字を取ったものです。グローバルなプロジェクトマネジメント体系、PMBOKでもこのPDCAサイクルに基づいて「立上げ」「計画」「実行」「監視コントロール」「終結」という5つのプロセスを設定し、これを回していくといっています。

 まずプロジェクトを立ち上げ、具体的な計画を作って、計画通りに実行して、計画通りにできたかどうか、モニタリング(監視)をする。もし計画通りでない場合は何らかのアクションを考え、コントロールをする。そして、出来上がったら終了という流れです。

 さて、少しこんな絵もご紹介したいと思います。プロジェクトの最初から最後まで全体をプロジェクトライフサイクルといいます。このライフサイクルだけでなく、部分部分でもPDCAを回しましょう(というものです)。部分部分のことを、プロジェクトでは一般的に「フェーズ」という言い方をします。立上げフェーズ、要件定義フェーズ、設計フェーズ、実装フェーズ、テストフェーズなど、業界ごとにいろいろ言葉があります。それぞれの期間のことをフェーズといい、各フェーズの中でもPDCAを回していきます。

 このようにいわれなくても、実際に皆さんは自分の生活でやっていると思います。例えば1年の最初に、「今年はこれを達成しよう」と思います。半年たって、「うまくいってるな。下期も頑張ろう」となったり、「ちょっとうまくいってないから下期はやり直そう」と反省をしたりすると思います。上期の中でも、今月、来月、再来月と、月初に計画をして月末に確認をします。このように、大きな流れの中でも、具体的な小さな流れの中でも、PDCAを回しているわけです。

 各フェーズに「立上げ」とあるのが少し分かりにくいという方もいらっしゃると思いますが、これは「テーラーリング」です。例えば、最初のフェーズは立上げのところをしっかりやらなければいけません。関係するステークホルダー間で共通認識をしたり、決裁をもらったりします。2番目のフェーズは確認だけでいいかもしれません。3番目のフェーズも、...

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