自民党というものは、まさに旧来型の組織である。その組織において、高市早苗氏がトップに立ったのは奇跡ともいえる。これだけの奇跡の背景には、強い信念が天を動かした歴史の必然が存在するのかもしれない。大雪に見舞われた総選挙において、2,700万もの期日前投票が行われた事象も、日本政治が分水嶺を超え、新たな時代へと動き出した証左といえるだろう。(全7話中第7話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツ・アカデミー論説主幹)
≪全文≫
●大雪の中での総選挙の大勝利が示すこと
執行 私はこういう性格で本当に自分の力でやってきたというのが強いけれど、それは創業実業家だから、まだやりやすい環境の中でやったからで、高市早苗さんの苦労はやっぱり分からないと思います。あの(政治の)中でトップになったのですよ。自民党は大企業とも比較にならないほど古い団体だから。あの中で(トップに)なれるというのは(すごい)。だから、どんな演説を聞いても涙が流れるのです。
―― そういう意味では、日本政治は分水嶺を超えて変わらざるを得なくなったのですね。
執行 そうです。
―― リベラル左翼も利権屋もみんな弾き飛ばされ始めているのですね。
執行 変わらなきゃダメですよ。話は違うけれど、大体、高市さんの総選挙、雪が降ったじゃない。日本の歴史上、革命は全部雪が降っているのです。
―― 革命は雪が降るのですね。
執行 例えば西郷隆盛の西南戦争。西南戦争は出陣の時、50年ぶりに雪が降ったのです。だから雪の中を西郷軍は熊本に向かって進軍しました。あと、有名なのは2.26事件です。あの日は大雪だから。(海外でいえば、)あと何個もあるけれど、細かくいえば。フランス革命も雪の日にいろんなことが起きたのが文献にたくさん出ています。
そうしたら、高市さんの選挙の時の雪といったら、普通ではなかったですね。だから、選挙に行けるかどうかのほうが心配だったじゃないですか。若い人が選挙に行けば高市陣営が大勝ちするということはわかっていました。でも、選挙に行けないぐらいの大雪だから。
そうした大雪の中、期日前投票が、私がテレビで見た時で2,700万あったのです。これもすごいですね。私は2,700万の期日前投票のことを聞いた時に感動しました。もう雪だから行けないかもしれない人(の多く)が前の日の雪の中を行っているわけです。
また話が戻るけれど、自民党が14人逸しているわけです。
―― そうですよね。死に票に自らしているわけですから。
執行 そこで、あの雪の中をみんな投票に行ったわけです。(だから)革命なのですよ。
―― 革命なのですよね。(衆議院の定数が)465しかないところで(もしあと)14人まで出していたら、自民党単独で330(議席)ですよ。
執行 要するに歴史始まって以来でしょう。
―― 戦後史の中にない、この勝ち方は。
執行 すごい。高市さんも...