テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2017.04.29

こんなはずでは…結婚後に豹変した妻の実態

 「昔はあんなに優しかったのに、おしゃれで痩せていたのに」そんな結婚後の妻の変化にガッカリしている方もいるかと思います。男性から聞く妻のグチは「昔は〇〇だったのに…」と懐古的で、元々こんな女ではなかった、という点をセットで強調するケースが意外と多いもの。

 果たして夫は、妻のどんな豹変ぶりにガッカリしているのか、なぜその変化を予測できずに結婚してしまったのか、など、落胆と後悔と反省の狭間でモヤモヤしている男性たちにお話しを伺いました。

ガッカリ妻のビフォー・アフター、その原因は?

 実際に結婚後に豹変した妻を持つ男性にインタビュー。なぜ妻は変わったのか、女性目線でその原因を探っていきます。

[寛大な彼女が、超スパルタ管理妻に激変]

付き合っている頃は、忘れ物や寝坊が多いわたしを「しょうがないわね」と、フォローしてくれた妻。給料が少ない自分とのデートは割り勘でも文句ひとつ言わない、そんな優しさと懐の深さに結婚を決意したのですが、結婚後は「アンタと共倒れは出来ない!」と超スパルタ妻に。鬼教官のように行動に目を光らせ、あれこれ指示しお説教。私がダメ夫を管理してやっている、という態度ですっかり尻に敷かれて辛いです。(35歳・メーカー勤務)

 これは元々しっかり者で姉御肌タイプの女性。結婚前はそこを控え目にしていただけで変わった訳ではなく、男性が見抜けなかったのかも。全てを妻任せにして言うことを聞いていれば安泰ではありますが、言いなりになってばかりだと、ますます妻が強くなるパターン。時には頼りになるところを見せないと一生管理されそうです。

[家庭的なはずが…家事ギライ妻に豹変]

結婚前はいそいそと部屋に通って掃除や料理をしてくれた家庭的な妻が、結婚後は家事大嫌い妻に豹変。面倒くさそうに嫌々家事をします。「別に死ぬ訳じゃないし」と部屋は散らかり放題、食事も「私もパートしているんだから!」とレトルトやスーパーのお惣菜をフル活用。皿洗いも週末の掃除も、仕方なく自分がやっています。(40歳・映像関連)

 結婚前の女性は男性が思っているよりも猫を被っており、好きな人との恋愛や結婚のためなら、嫌いな家事も喜んでやる生き物。ある男性は、結婚前に同棲したり、一緒に旅行をしたり、女性の素の顔や普段の生活習慣が垣間見える機会を作って見極めるべきだ、と教えてくれました。

[読モ妻が ”女” をあきらめ、大増量!]

結婚して20キロ太った専業主婦の妻。ファッションもメイクもどうでもよくなるようで、わたしが帰宅しても朝着ていたパジャマのまま。昔は読者モデルをしたりキレイな方でしたから、「ダイエットしたら?」とか「キレイにしなよ」と言うのですが、「キレイにしても何の役にも立たない」と言う始末。女を諦めたら楽になった、と本人は気にしていないのですが、細くキレイな友人の妻を見ると羨ましいなと思います。(42歳・広告代理店)

 こんな妻が再び痩せてキレイになるのは至難の業。「これ1本で完成」という化粧品やペタンコ靴、女性はそんな楽を1度覚えるとなかなか戻れなくなりがち。美には日々気合いが必要で、結婚後のこの妻はキレイより楽を選んだのかも。時には妻を褒めたり「5キロ痩せたら欲しがってたバッグをプレゼント」などキレイのモチベーションを作ってあげてください。

[尽くす清純系が、なぜ不倫妻に変化した?]

結婚前はとにかくわたしのことが好きで好きで仕方ない、という態度で尽くしてくれました。遊んだり浮気もしたり苦労を掛けましたが、それでも一途に待っていた純粋さに魅かれ結婚。しかし、いざ結婚するとそんな態度も徐々に薄れ、いつも不機嫌。あんなに自分のことを愛していると言っていた妻が一緒にいても楽しくないようで、仕事や趣味で外出してばかり。浮気してそうなんです。(34歳・保険会社)

 もしかするとこの妻が一番危険。あなたがすべて、恋がすべて、という一途なタイプは、実は「重い」のではなく「軽い」タイプが多いと女性は知っています。さみしさやトキメキに弱く、結婚後に現実を知り恋に溺れられなくなると、新しい恋に走りがち。自分に尽くしてくれることにほだされ、地に足が着いているかどうかを見誤った例です。

 いかがでしたか? 結婚したからといって、人間はそう変わるものでもありませんが、女性にとっては「結婚」は男性よりもはるかに一大事。結婚前はもちろん自分をよく見せようと努力しますし、我慢もします。それが結婚後に爆発したり、あるいは素に戻っただけなのかもしれません。また、結婚後に変化したということは、その原因を作っているのが夫自身である可能性も。もし妻の変化に不満があるのなら、思いきって「変わったのは自分のせい?」と夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
“社会人学習”できていますか? 『テンミニッツTV』 なら手軽に始められます。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

アジア的成熟国家モデルづくりへ、日本が目指すべき道とは

アジア的成熟国家モデルづくりへ、日本が目指すべき道とは

日本の財政と金融問題の現状(4)日本が目指すべき成熟国家への道

機関投資家や経営者の生の声から日本の金融市場の問題点を見ていくと、リスクマネーを供給するための市場づくりや人材育成等の課題が浮き彫りになる。良質なスタートアップ企業を育てるにはどうすればいいのか。今こそアジア的...
収録日:2025/04/13
追加日:2025/07/01
木下康司
元財務事務次官
2

相互依存で平和は保てるか…EUの深化・拡大の難題とは

相互依存で平和は保てるか…EUの深化・拡大の難題とは

地政学入門 ヨーロッパ編(9)EUの深化・拡大とトルコの問題

国際政治の理論として国同士の経済交流、相互依存が安全保障、つまり平和を維持できると伝統的に考えられてきたが、今般の国際政治ではそれは必ずしも当てはまらないようだ。そこでEUの問題である。国の垣根を越えて世界国家に...
収録日:2025/02/28
追加日:2025/06/30
小原雅博
東京大学名誉教授
3

最悪のシナリオは?…しかしなぜ日本は報復すべきでないか

最悪のシナリオは?…しかしなぜ日本は報復すべきでないか

第2次トランプ政権の危険性と本質(8)反エリート主義と最悪のシナリオ

反エリート主義を基本線とするトランプ大統領は、金融政策の要であるFRBですらも敵対視し、圧力をかけている。このまま専門家軽視による経済政策が進めば、コロナ禍に匹敵する経済ショックが世界的に起こる可能性がある。最終話...
収録日:2025/04/07
追加日:2025/06/28
柿埜真吾
経済学者
4

江藤淳と加藤典洋――AI時代を生きる鍵は文芸評論家の仕事

江藤淳と加藤典洋――AI時代を生きる鍵は文芸評論家の仕事

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(1)AIに代わられない仕事とは何か

昨今、生成AIに代表されるようにAIの進化が目覚ましく、「AIに代わられる仕事、代わられない仕事」といったテーマが巷で非常に話題となっている。では、AIに代わられない事とは何であろうか。そこで、『江藤淳と加藤典洋』(文...
収録日:2025/04/10
追加日:2025/06/25
與那覇潤
評論家
5

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

睡眠と健康~その驚きの影響(1)睡眠が担う5つのミッション

私たちに欠かせない「睡眠」。そのメカニズムや役割についていまだ謎も多いが、それでも近年は解明が進み、私たちの健康に大きく関与することが明らかになっている。まずは最新情報を盛り込んだ睡眠が果たす5つの役割を紹介し、...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/06/05
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授