社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
まだ続く台湾ブーム…なぜ「台湾」が人気なのか?
ここ数年、海外旅行の渡航先として台湾が注目を集めています。旅行会社の渡航先ランキングではハワイや韓国と並んで常に上位に入っており、ツアーパッケージで参加する方だけでなく、個人で訪台するリピーターの方も多いようです。では、台湾ブームはなぜ続いているのでしょうか。その理由に迫っていきたいと思います。
しかし、残念なことに冷戦時代に日本は外交的判断により国交を破棄してしまいました。それにもかかわらず、東北の震災時に総額253億円もの義援金を送ってくれたニュースを記憶している方も多いのではないでしょうか。台湾は世界でもっとも親日的な国として知られています。
そして台湾は日本に比べ交通費が安いのも大きな魅力と言えるでしょう。バスや地下鉄、タクシーや特急列車を含め、交通機関は全般的に安価になっています。システムも簡単で、悠遊カードという交通機関用のパスを購入すると日本のSuicaのようにタッチ1つで乗り降りできるようになります。チャージは駅だけでなくコンビニでもできて、切符の購入に煩わされずストレスフリーで移動できるのが嬉しいです。
もちろん、どこの国であれ、全ての人々が優しい善人とは限りません。スリや置き引きの被害も耳にします。財布や貴重品の管理は当然気をつける必要がありますし、特に女性の夜間の一人歩きは避けた方が良いでしょう。とはいえ、文字通り一期一会の時を過ごしている旅行者がたくさん居るのも事実。海外旅行入門にも向いているという評価に納得です。
また、温泉巡りも台湾旅行で楽しめてしまいます。水着着用のところが多いので注意が必要ですが、歩き回って疲れた足腰をゆったり休められるのは嬉しいですよね。そして御存知、痛くも心地良い足裏マッサージや整体も日本のおよそ半額ほどの施術代で受けることができます。
観光スポットだけでなく、台湾の日常風景、建築や軒先、装飾もフォトジェニックです。異国情緒のある建物に南国の植物が重なるとなんとも不思議な趣になり、思わずシャッターを押してしまうスポットが溢れています。
ということで、気軽に訪れることのできる距離と、日本の風土と遠からず近からずといった、ほどよい異国情緒あふれる台湾。まだ体験したことがないという方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
世界で最も親日的な国、台湾
台湾は正式には中華民国という国になります。国土面積は九州ぐらいで、南北に長いため北側が亜熱帯で南側は熱帯と分かれています。明治の頃から終戦まで日本の統治下に置かれていたこともあって、高齢の方の中には日本語を話すことのできる人も少なくありません。しかし、残念なことに冷戦時代に日本は外交的判断により国交を破棄してしまいました。それにもかかわらず、東北の震災時に総額253億円もの義援金を送ってくれたニュースを記憶している方も多いのではないでしょうか。台湾は世界でもっとも親日的な国として知られています。
アクセスは簡単!主要な空港からおよそ2時間半~4時間で到着!
旅行につきものの悩みの種といえば「移動」ですよね。飛行機を乗り継いで待ち時間がどれくらいでサーチャージがかかって……その点、台湾へはアクセスが便利です。成田や関空はもちろん、北は北海道から南は沖縄まで日本の各地から直行便が多数飛んでいるのも嬉しいところです。日本から2時間半~4時間で台北に着くことができます。時差はたったの1時間、昼夜逆転に悩まされることもありません。そして台湾は日本に比べ交通費が安いのも大きな魅力と言えるでしょう。バスや地下鉄、タクシーや特急列車を含め、交通機関は全般的に安価になっています。システムも簡単で、悠遊カードという交通機関用のパスを購入すると日本のSuicaのようにタッチ1つで乗り降りできるようになります。チャージは駅だけでなくコンビニでもできて、切符の購入に煩わされずストレスフリーで移動できるのが嬉しいです。
海外旅行入門にぴったり!旅行者に親切な台湾の人々
親日的なことに加え、一般的に台湾の人々は旅行者に親切だと定評があります。SNSや旅行ブログなどを見てみますと、屋台で相席した地元の人と楽しい時間を過ごした、小さいお子さんを連れての家族旅行も行く先々で気を使ってもらえて感動した、というような体験談がよく紹介されています。もちろん、どこの国であれ、全ての人々が優しい善人とは限りません。スリや置き引きの被害も耳にします。財布や貴重品の管理は当然気をつける必要がありますし、特に女性の夜間の一人歩きは避けた方が良いでしょう。とはいえ、文字通り一期一会の時を過ごしている旅行者がたくさん居るのも事実。海外旅行入門にも向いているという評価に納得です。
財布に優しい台湾のグルメと癒しスポット
旅行といえば現地の美味しいものも楽しみの1つですよね。台湾も例外ではなく、小籠包やお粥、パイナップルケーキ、近年、日本でもブームになっているタピオカなど、ご当地グルメが目白押しです。嬉しいことに、台湾のご飯は日本に比べてかなりリーズナブルに味わえます。見ているだけで楽しい夜市の屋台の食事は、はしご酒ならぬはしご飯にもピッタリです。あれもこれもと欲張り過ぎないようにするのが大変かもしれません。また、温泉巡りも台湾旅行で楽しめてしまいます。水着着用のところが多いので注意が必要ですが、歩き回って疲れた足腰をゆったり休められるのは嬉しいですよね。そして御存知、痛くも心地良い足裏マッサージや整体も日本のおよそ半額ほどの施術代で受けることができます。
ゆっくりとした台湾時間にひたる贅沢
古い建物を大切にする台湾では、日本の統治時代の建築物がリノベーションされて現代風に使われている光景にしばしば出会います。近年、日本ではお目にかかるのが難しくなってしまった、年季を感じられる建物の中で過ごすティータイムはとっても贅沢な味わい深さがあります。観光スポットだけでなく、台湾の日常風景、建築や軒先、装飾もフォトジェニックです。異国情緒のある建物に南国の植物が重なるとなんとも不思議な趣になり、思わずシャッターを押してしまうスポットが溢れています。
ということで、気軽に訪れることのできる距離と、日本の風土と遠からず近からずといった、ほどよい異国情緒あふれる台湾。まだ体験したことがないという方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
<参考サイト>
・「日本人の海外旅行で人気旅行先1位が「台湾」に、韓国は若年層女性のSNS支持高く、行きたい旅先は欧州が上位 -リクルート調査2019」トラベルボイス
https://www.travelvoice.jp/20190621-133063
・「データで見る東日本大震災の台湾からの義援金250億円」nippon.com
https://www.nippon.com/ja/features/c04918/
・「日本人の海外旅行で人気旅行先1位が「台湾」に、韓国は若年層女性のSNS支持高く、行きたい旅先は欧州が上位 -リクルート調査2019」トラベルボイス
https://www.travelvoice.jp/20190621-133063
・「データで見る東日本大震災の台湾からの義援金250億円」nippon.com
https://www.nippon.com/ja/features/c04918/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,300本以上。
『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
55年体制は民主主義的で、野党もブレーキ役に担っていた
55年体制と2012年体制(1)質的な違いと野党がなすべきこと
戦後の日本の自民党一党支配体制は、現在の安倍政権における自民党一党支配と比べて、何がどのように違うのか。「55年体制」と「2012年体制」の違いと、民主党をはじめ現在の野党がなすべきことについて、ジェラルド・カ...
収録日:2014/11/18
追加日:2014/12/09
5Gはなぜワールドワイドで推進されていったのか
5Gとローカル5G(1)5G推進の背景
第5世代移動通信システムである5Gが、日本でもいよいよ導入される。世界中で5Gが導入されている背景には、2020年代に訪れるというデータ容量の爆発的な増大に伴う、移動通信システムの刷新がある。5Gにより、高精細動画のような...
収録日:2019/11/20
追加日:2019/12/01
マスコミは本来、与野党機能を果たすべき
マスコミと政治の距離~マスコミの使命と課題を考える
政治学者・曽根泰教氏が、マスコミと政治の距離を中心に、マスコミの使命と課題について論じる。日本の新聞は各社それぞれの立場をとっており、その報道の基本姿勢は「客観報道」である。公的異議申し立てを前提とする中立的報...
収録日:2015/05/25
追加日:2015/06/29
BREXITのEU首脳会議での膠着
BREXITの経緯と課題(6)EU首脳会議における膠着
2018年10月に行われたEU首脳会議について解説する。北アイルランドの国境問題をめぐって、解決案をイギリスが見つけられなければ、北アイルランドのみ関税同盟に残す案が浮上するも、メイ首相や強硬離脱派はこれに反発している...
収録日:2018/12/04
追加日:2019/03/16
健康経営とは何か?取り組み方とメリット
健康経営とは何か~その取り組みと期待される役割~
近年、企業における健康経営®の重要性が高まっている。少子高齢化による労働人口の減少が見込まれる中、労働力の確保と、生産性の向上は企業にとって最重要事項である。政府主導で進められている健康経営とは何か。それが提唱さ...
収録日:2021/07/29
追加日:2021/09/21