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ドライヤーの温風と冷風の使い分け方
濡れた髪を乾かす際に便利な家電といえばドライヤーですが、髪を乾かすだけなら温風だけで事足りるように思います。ではなぜ、ドライヤーには温風と冷風があるのでしょうか。
実は温風と冷風があるからこそ、ドライヤーは最大の効果を発揮することができるのです。
しかし、せっかく洗髪によって頭皮や髪を清潔にしたとしても、頭皮や髪に水分が残った状態は雑菌やダニなどの温床となってしまい、かえって皮脂やフケを繁殖させてしまうなど、頭皮トラブルや悪臭の原因になってしまうことがあります。
そのため、洗髪後は速やかかつ確実に、頭皮と髪を乾かすことが大切になってきます。その際に役立つのが、ドライヤーの温風です。
ドライヤーの温風を頭の上から毛先に向かい風が流れるようにあて、できるだけ短時間で頭皮と髪を乾かしてください。
このとき、頭皮や根元をしっかりと乾かすことが大切ですが、自然乾燥でも毛先から乾いていくことや髪にダメージを与える温風の使用はできるだけ短時間の方がよいため、毛先は多少水分が残っているような、湿ったような状態でも大丈夫です。なお、仕上げは冷風で行います。
以上から、ドライヤーの温風には頭皮や髪の毛の根元を保護する効果があり、ドライヤーの温風を効果的に使うことは、スカルプケア(頭皮ケア)の第一歩ともいえます。
毛髪の1本1本の構造は、外側が「キューティクル」(毛小皮または毛表皮)、中間部が「コルテックス」(毛皮質)、中心部が「メデュラ」(毛髄質)といった、外側から中心に向かう3つの層になっています。
一番外側のキューティクルは、根元から毛先に向かってウロコ状に重なり合い、1枚の細胞は非常に薄く、通常6~8枚が密着した層をしています。そして、外部の刺激から毛髪内部を守り、コルテックスのたんぱく質や水分が失われないように働くと同時に、髪にツヤを与えてくれています。
しかし、ドライヤーの温風をあてた毛髪は、濡れている時同様に、ウロコ状に重なり合った毛先がめくれ上がっているような、キューティクルが開いた状態となっています。このとき、内部のコルテックスが露出した無防備な状態、つまり、髪は非常にダメージを受けやすい状態となっています。
そのため、キューティクルが開いた後は速やかかつ確実に、キューティクルを閉じることが大切になってきます。その際に役立つのが、ドライヤーの冷風です。
ドライヤーの冷風をあてることによって、毛髪1本1本のキューティクルがきれいに閉じて引き締まります。
上記で記したように、ドライヤーの温風で頭皮や根本、さらには髪を全体的に乾かしたうえで、今度はドライヤーを冷風に切り替え、頭の上から毛先に向かい風が流れる様にドライヤーの冷風をあてつつ、髪の毛先を掴み軽く引っ張る様にブローして、仕上げます。
なお、キューティクルを上手に閉じることによってダメージに強い髪となるだけでなく、髪自体にもツヤが出てきれいになりやすくなるといった、ビューティ効果も見込めます。
以上のように、ドライヤーの冷風には髪を保護する効果があり、ドライヤーの冷風を効果的に使うことは、ヘアケアの第一歩ともいえます。
次に、ドライヤーの温風で頭皮と根本、髪の毛の全体を乾かします。このとき、髪の表面ではなく頭皮を乾かすことを意識し、根元から毛先に乾かすように頭の上から毛先に向かい風が流れるようにドライヤーの温風をあて、できるだけ短時間で頭皮と根本を乾かしてください。
そして、頭皮と根元をしっかりと乾かし、さらに髪の中ほどくらいまで乾いてきたら、今度は温風と冷風の合わせ技で、頭皮と髪の大敵である生乾きを防止します。
ドライヤーを冷風に切り替え、髪の内側から一気に風をあててみてください。このとき、ちょっと冷たく感じる箇所があれば、そこはまだ生乾きの状態です。再びドライヤーを温風に切り替えて、ちょっと冷たく感じた箇所の頭皮にピンポイントかつ短時間に温風をあて、しっかり乾かします。この冷風・温風の素早い繰り返しで、頭皮および髪の根元をしっかり乾かします(温風・冷風のあて方のコツは、各上記を参照してください)。
髪は冷めていく間に形が固定されるため、キューティクルを閉じる効果とは別に、ドライヤーの冷風には髪をきれいにまとめる効果もあります。最後に、キューティクルを閉じるイメージでドライヤーの冷風をあてつつ、髪全体を整えます。
以上を、できるだけ時間を空けずに速やかに、さらに短時間で行ってみてください。
ドライヤーの温風と冷風は、正しく使い分けてこそ最大の効果を発揮します。ぜひ最大に活用し、その真価を体験してください。
実は温風と冷風があるからこそ、ドライヤーは最大の効果を発揮することができるのです。
スカルプケアの第一歩・“頭皮”のための温風
日常的に、多くの人が髪を濡らすときはいつでしょうか。おそらく髪を洗らうとき、つまり洗髪のときではないかと思います。洗髪は皮脂やフケといった老廃物や整髪料の残り、また埃や塵といった付着物などの、髪・頭皮についた汚れを除去して清浄にするため行います。しかし、せっかく洗髪によって頭皮や髪を清潔にしたとしても、頭皮や髪に水分が残った状態は雑菌やダニなどの温床となってしまい、かえって皮脂やフケを繁殖させてしまうなど、頭皮トラブルや悪臭の原因になってしまうことがあります。
そのため、洗髪後は速やかかつ確実に、頭皮と髪を乾かすことが大切になってきます。その際に役立つのが、ドライヤーの温風です。
ドライヤーの温風を頭の上から毛先に向かい風が流れるようにあて、できるだけ短時間で頭皮と髪を乾かしてください。
このとき、頭皮や根元をしっかりと乾かすことが大切ですが、自然乾燥でも毛先から乾いていくことや髪にダメージを与える温風の使用はできるだけ短時間の方がよいため、毛先は多少水分が残っているような、湿ったような状態でも大丈夫です。なお、仕上げは冷風で行います。
以上から、ドライヤーの温風には頭皮や髪の毛の根元を保護する効果があり、ドライヤーの温風を効果的に使うことは、スカルプケア(頭皮ケア)の第一歩ともいえます。
ヘアケアの第一歩・“髪”のための冷風
ここまでみてくると、ドライヤーの温風の効果はわかりました。ではなぜ、ドライヤーに冷風も必要なのか。それはずばり髪のため、より詳しくいえば、きれいな髪を保つためといえます。毛髪の1本1本の構造は、外側が「キューティクル」(毛小皮または毛表皮)、中間部が「コルテックス」(毛皮質)、中心部が「メデュラ」(毛髄質)といった、外側から中心に向かう3つの層になっています。
一番外側のキューティクルは、根元から毛先に向かってウロコ状に重なり合い、1枚の細胞は非常に薄く、通常6~8枚が密着した層をしています。そして、外部の刺激から毛髪内部を守り、コルテックスのたんぱく質や水分が失われないように働くと同時に、髪にツヤを与えてくれています。
しかし、ドライヤーの温風をあてた毛髪は、濡れている時同様に、ウロコ状に重なり合った毛先がめくれ上がっているような、キューティクルが開いた状態となっています。このとき、内部のコルテックスが露出した無防備な状態、つまり、髪は非常にダメージを受けやすい状態となっています。
そのため、キューティクルが開いた後は速やかかつ確実に、キューティクルを閉じることが大切になってきます。その際に役立つのが、ドライヤーの冷風です。
ドライヤーの冷風をあてることによって、毛髪1本1本のキューティクルがきれいに閉じて引き締まります。
上記で記したように、ドライヤーの温風で頭皮や根本、さらには髪を全体的に乾かしたうえで、今度はドライヤーを冷風に切り替え、頭の上から毛先に向かい風が流れる様にドライヤーの冷風をあてつつ、髪の毛先を掴み軽く引っ張る様にブローして、仕上げます。
なお、キューティクルを上手に閉じることによってダメージに強い髪となるだけでなく、髪自体にもツヤが出てきれいになりやすくなるといった、ビューティ効果も見込めます。
以上のように、ドライヤーの冷風には髪を保護する効果があり、ドライヤーの冷風を効果的に使うことは、ヘアケアの第一歩ともいえます。
ドライヤーの真価・温風と冷風の使い分け
総仕上げとして、ドライヤーの温風と冷風の使い分け方のおさらいをしましょう。まず準備段階として、洗髪後にしっかりとタオルドライを行います。次に、ドライヤーの温風で頭皮と根本、髪の毛の全体を乾かします。このとき、髪の表面ではなく頭皮を乾かすことを意識し、根元から毛先に乾かすように頭の上から毛先に向かい風が流れるようにドライヤーの温風をあて、できるだけ短時間で頭皮と根本を乾かしてください。
そして、頭皮と根元をしっかりと乾かし、さらに髪の中ほどくらいまで乾いてきたら、今度は温風と冷風の合わせ技で、頭皮と髪の大敵である生乾きを防止します。
ドライヤーを冷風に切り替え、髪の内側から一気に風をあててみてください。このとき、ちょっと冷たく感じる箇所があれば、そこはまだ生乾きの状態です。再びドライヤーを温風に切り替えて、ちょっと冷たく感じた箇所の頭皮にピンポイントかつ短時間に温風をあて、しっかり乾かします。この冷風・温風の素早い繰り返しで、頭皮および髪の根元をしっかり乾かします(温風・冷風のあて方のコツは、各上記を参照してください)。
髪は冷めていく間に形が固定されるため、キューティクルを閉じる効果とは別に、ドライヤーの冷風には髪をきれいにまとめる効果もあります。最後に、キューティクルを閉じるイメージでドライヤーの冷風をあてつつ、髪全体を整えます。
以上を、できるだけ時間を空けずに速やかに、さらに短時間で行ってみてください。
ドライヤーの温風と冷風は、正しく使い分けてこそ最大の効果を発揮します。ぜひ最大に活用し、その真価を体験してください。
<参考文献・参考サイト>
・「スカルプケア」[美容]『イミダス 2018』(資生堂著、集英社)
・「スカルプケア」『現代用語の基礎知識』(自由国民社)
・「キューティクル」[美容]『イミダス 2018』(資生堂著、集英社)
・「枝毛」[美容]『イミダス 2018』(資生堂著、集英社)
・「スカルプケア」[美容]『イミダス 2018』(資生堂著、集英社)
・「スカルプケア」『現代用語の基礎知識』(自由国民社)
・「キューティクル」[美容]『イミダス 2018』(資生堂著、集英社)
・「枝毛」[美容]『イミダス 2018』(資生堂著、集英社)
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