シリコンバレー物語~IT巨人の実像と今後
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
イーロン・マスクとジェフ・ベゾスの「宇宙競争」とは
シリコンバレー物語~IT巨人の実像と今後(2)GAFAMNTをプレビューする〈下〉
島田晴雄(慶應義塾大学名誉教授/テンミニッツ・アカデミー副座長)
シリコンバレーを牽引するIT巨人たち、その企業のプロフィールを順に検証する後編。今回はアマゾン、マイクロソフト、フェイスブック。さらにシリコンバレーの勢いを象徴する一端として、イーロン・マスク氏対ジェフ・ベゾス氏が展開する「宇宙競争」について解説する。(全7話中第2話)
時間:11分49秒
収録日:2021年7月8日
追加日:2021年11月28日
≪全文≫

●小売業の消滅を尻目に疾走するアマゾン王国


 次にアマゾン(Amazon)です。アマゾンは世界最大・最強の消費財の販売・宅配で、あらゆる商品を最速に安価で提供する。アマゾンプライムで頼むと、翌日に届いたりします。世界中、どこの商品を頼んでも来るわけで、これも凄まじいことです。

 そのために、陸海空の運搬、処理のロボット、倉庫など、全て世界最強のものを持っています。さらにアマゾンのクラウドサービス(アマゾンウェブサービス:AWS)が相当の収益源になっています。これがあるために、いろいろな企業がディープラーニングできるわけです。

 ただ、何でも設備投資に回してしまうため、利益率は非常に低い。ベゾス氏は創業当初からそういう考え方です。まだ2兆ドルには達していませんが、2021年に日本円で190兆円(2兆ドル近く)を超えました。

 アマゾンは大きな競争力を持っているため、他の小売業がどんどん消滅していきます。毎年、たくさんの小売業が閉店していくのですが、2021年は小売りの純減が約1万店に達したそうです。

 そろそろベゾス氏には考えてもらいたいところです。何十年か前まで農業がアメリカのGDPの半分ほどを占めていましたが、今は2パーセントしかありません。同じことが起きている。それで、何か特別なことがあるのかというものだから、トランプ氏に嫌われるわけです。


●マイクロソフトのモデルチェンジと新たな躍進


 マイクロソフトも目覚ましくモデルチェンジを遂げ、今や2兆ドル企業になっています。

 マイクロソフトでは、WindowsがOSとして世界を席巻した後、一時期はグーグルやアップルに主導権を奪われていました。これはiPhoneの威力をビル・ゲイツ氏が見損なったためで、後から悔やんだと聞きました。

 ところが、この数年、マイクロソフトは非常に変わってきました。自前のWindowsではなくAndroidを使用してスマホをつくったりして、非常におおらかになってきたようで、全面的な展開を行っています。

 これを行っているのはビル・ゲイツ氏ではなく、インド人のナデア・サティア氏です。インドのIIT出身の超天才ですが、非常に人柄がよく、穏やかな人のようです。

 彼の造語に「Frenemy」というものがあり、「過去の敵を友達にしてしまう」と、いかにも人格者...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
重職心得箇条~管理職は何をなすべきか(1)時代に請われ、時代に応えた佐藤一斎
リーダーの心得…幕末の偉人たちを育てた佐藤一斎に学べ!
田口佳史
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
そこまでやるか
当たり前のことを徹底してやった時、初めて人の心は動く
上甲晃
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
ハラスメント防止に向けた風土づくり(1)ハラスメントの概要
増え続けるハラスメント…その背景としての職場の特徴
青島未佳
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦

人気の講義ランキングTOP10
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(4)注目されるタスクベース・アプローチ
AIは「まあまあの技術」?…タスクベース・アプローチでわかること
宮本弘曉
百人一首の和歌(1)謎の多い『百人一首』
『百人一首』の歌が選ばれた理由とは?今も残る3つの謎
渡部泰明
ウェルビーイングを高めるDE&I(4)人的資本経営の核となるDE&I:後編
日本は不寛容な国か?完璧主義の弊害とDE&Iを進める必要性
青島未佳
石原慎太郎と三島由紀夫と近衛文麿(1)政治家・石原慎太郎の源流と核の問題
石原慎太郎と三島由紀夫と近衛文麿…対比で見えてくる現代的課題
片山杜秀
イラン戦争と終末論(1)イラン戦争の戦略的背景と米国の政策
なぜイラン戦争がこのタイミングなのか?戦略的背景に迫る
東秀敏
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(2)厳格な一神教と選民思想
一神教とは、選民思想の真相とは…ユダヤ教の「最終目的」を考える
鶴見太郎
昭和の名将・樋口季一郎…キスカ・占守島編(1)キスカ島撤退作戦
5200人の将兵を救え…米軍も称賛した「キスカ島撤退作戦」の奇跡
門田隆将
インフレの行方…歴史から将来を予測する(1)インフレの具体像を探る
270年の物価の歴史に学べ…急激な物価上昇期の特徴と教訓
養田功一郎
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
渡辺宣彦
ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(2)ハーンの日本宗教観の特徴
日本や古代ギリシャは宗教的に未開ではなく、むしろ理想形態
賴住光子