シリコンバレー物語~IT巨人の実像と今後
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
イノベーションの中心地シリコンバレーはどんな場所なのか
シリコンバレー物語~IT巨人の実像と今後(3)シリコンバレーの旅
島田晴雄(慶應義塾大学名誉教授/テンミニッツ・アカデミー副座長)
シリコンバレーの現状を知るには、実見するのが最適だろう。島田晴雄氏が2019年10月に訪れたグーグルキャンパス、パルク、そして住宅街の様子を紹介いただく。若きIT長者たちがつくった最新・最適化された勤務の環境、アップル伝説の端緒と流布されるIBMの研究所など、学べる場所は多い。(全7話中第3話)
時間:6分36秒
収録日:2021年7月8日
追加日:2021年12月5日
≪全文≫

●IT産業とイノベーションの中心シリコンバレー見学


 シリコンバレーは今や世界のIT産業やイノベーションの中心地になっていますが、なぜそのようになったのかを、皆さんと一緒にフォローしていきたいと思っています。

 カリフォルニア州のベイエリアというところにサンタクララという町がありますが、その周辺が谷というほどではありませんが、少し低地になっているので「バレー」という名前がつきました。「シリコン」は、もちろん半導体のシリコンですから、「半導体基地」ということでシリコンバレーという名前が付けられたようです。

 私は2019年の10月に、シリコンバレーを見学しました。いろいろな人に会い、いろいろな場所へ行って、非常にいい勉強をしました。その情景をスナップショットとして、皆さんにご紹介したいと思います。


●自由で大らかなグーグルキャンパス


 われわれは、グーグルキャンパスというところを訪ねました。グーグルが世界中で雇用している人数までは分かりませんが、シリコンバレーのキャンパスはかなり広く、4万5000人を雇用しているといわれています(当時)。

 行ってみると自転車があちらこちらに置いてありました。敷地が広いので、みんな自転車で移動するのです。いたるところに幼稚園みたいな遊び場があります。食堂がとても美味しいと評判なので食べてみましたが、そこまでとは感じませんでした。

 ともあれ自由で、ここで働いている人は「労働時間の2割は自分のために使っていい」と言われています。とにかく個性があり、やれる人が存分に働けるような場所をつくっているため、そんな雰囲気があるわけです。創業者たちが若いので、そういうふうにしたということもあると思います。

 非常に印象的だったのは、訳4万5000人のうちの約1万5000人が中国人であるところでした。彼らは中堅技術者です。それからインド人が約1万人。われわれが行ったときには、インドの大きなお祭りがあって、みんなで大騒ぎをしていましたが、日本人は40人ぐらいだそうでした。

 グーグルには「TGIF」という日があります。「Thank God(実際はGoogle) It's Friday」の略ですが、これを毎月(毎週)行っています。この集まりは1時間ですが、最初の10分は幹部が出てきて、話します。その後、「Thank Go...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり
『失敗の本質』、中国古典…ビジネスのヒントを歴史に学ぶ
三谷宏治
「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(1)人口問題の本質
「逆・タイムマシン経営論」は本質を見抜くための方法論
楠木建
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦
イーロン・マスクの成功哲学(1)マスクが「世界一」になるまで
イーロン・マスクは何がすごい?生い立ちと経歴
桑原晃弥
ハラスメント防止に向けた風土づくり(1)ハラスメントの概要
増え続けるハラスメント…その背景としての職場の特徴
青島未佳
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう
水野道訓

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(30)AI時代の企業と道徳
【10minで考える】CPO(最高哲学責任者)…AI時代に必須の哲学とは
テンミニッツ・アカデミー編集部
資本主義の再定義…哲学で考える(1)アダム・スミスの「市場と感情」
資本主義を哲学する…まずアダム・スミスの見えざる手と道徳感情論
中島隆博
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(2)教義の宗教と覚りの宗教
キリスト教は教義の宗教、仏教は覚りの宗教…仏教はなぜ普遍宗教か
橋爪大三郎
徳川将軍と江戸幕府~井伊直弼編(1)桜田門外の変と井伊直弼の人物像
「桜田門外の変」の謎…井伊直弼の警護に問題はなかったのか
山内昌之
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
新撰組と幕末日本の「真実」(6)新撰組結成と清河八郎、芹沢鴨
清河八郎と芹沢鴨…乱闘事件や大和屋焼討事件の真相とは?
堀口茉純
もののあはれと日本の道徳・倫理(1)もののあはれへの共感と倫理
本居宣長が考えた「もののあはれ」と倫理の基礎
板東洋介
中国春秋戦国時代と始皇帝(7)始皇帝を支えた家臣たち
始皇帝を支えた家臣たち…史実からいかに実像を描いていくか
鶴間和幸
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋
山浦一保