経済と社会の本質を見抜く
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
アメリカの一流大学でMBAの学位を取得する3つの意義
経済と社会の本質を見抜く(5)MBAをアメリカで取得する意義
経済政策や企業経営に携わる人間にとって、いまや欠かせない学位となっているのが「MBA(経営学修士)」だ。日本国内でも取得可能な学位だが、アメリカの一流大学でのMBA取得にはとくに重要な意義があるようだ。AIなどの技術革新が進む現代社会でなお必要とされる人間の能力と照らし合わせ、その意義を具体的に解説していく。(全6話中第5話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)
時間:9分02秒
収録日:2023年8月9日
追加日:2023年11月26日
≪全文≫

●アメリカの一流大学でMBAの学位を取得する3つの意義


―― 次は、ハーバード大学やコロンビア大学、スタンフォード大学などの「MBAを取りに行く」という部分についてです。

 そもそも、例えばハーバードのカリキュラムに価値があるのではなくて、ハーバードに行ったときの人脈構成ができ、いろいろな人たちのプラットフォームとして日本しかないプラットフォームと全然違う種類の人との出会いがあるとか、あるいはグローバルにやろうと思うと、いろいろな感じの人が出てくるので、(自分の)バックグラウンドを説明しなくて済むというメリットはあるのかなと思います。

 これについてはどのように考えていけばいいでしょうか。

柳川 そうですね。アメリカのそういう一流大学のMBAコースに行って学位を取ることの意義はすごく高いと思っています。理由は3つくらいあります。1つはおっしゃるような人脈づくりです。これは圧倒的に大きいと思います。

 2番目ですが、これはある種の最低条件で、その必要条件をちゃんと満たしている人物だということを周りが認識してくれるということは大きいのだと思います。

 だから、よく「MBAを取ったのに活躍できない」とか、「いや、取っても意味がないのだ」という話はあるのですけれども、それは半分誤解です。要するに、だいたいにおいて、アメリカの弁護士資格もそうですけど、最低条件をクリアしているだけなので、それで将来を保証するというものではないのです。一応、最低限のこういうものはちゃんと履修していますというクオリフィケーションなので、そこを保証しているだけではあるのです。でも、一応そこはクリアしているということは、周りに対するシグナリング効果としてすごく大きいのだと思うのです。

 これは労働市場全般の問題ですけれども、特にそういうマネジメントのスキルというのはあまり外からは分からないので、何を持っている人かということで、一応MBAコースを履修しているということは、そのレベルのクオリティは満たしているということを保証してくれるという意味がすごく大きいと思います。

 3番目は、それの裏表なのですけれども、自分自身にとっても非常に大きなところだと思っています。その最低限のところはちゃんと自分は理解しているのだという自信になるということです。

 なんとなく普通に日本で大学を出て普通に活躍していると...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
戦略的資本主義と日本~アメリカの復活に学ぶ5つの提言
戦略的資本主義とは?日本再生へアメリカに学ぶ5つの提言
片瀬裕文
本当によくわかる経済学史(1)経済学史の概観
経済学史の基礎知識…大きな流れをいかに理解すべきか
柿埜真吾
デジタル全体主義を哲学的に考える(1)デジタル全体主義とは何か
20世紀型の全体主義とは違う現代の「デジタル全体主義」
中島隆博
過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(1)米国の過激化とそのプロセス
MAGA内戦、DSAの台頭…過激化が完了した米国の現在地
東秀敏
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(1)銀行がお金を生む仕組み
信用創造・預金創造とは?社会でお金が流通する仕組み
養田功一郎
戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(1)内戦と組織動乱の構造
カーク暗殺事件、戦争省、ユダヤ問題…米国内戦構造が逆転
東秀敏

人気の講義ランキングTOP10
「進化」への誤解…本当は何か?(3)進化学説史と近代の生物実験
ラマルクの進化論…使えば器官が発達し、それが子に伝わる
長谷川眞理子
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(6)秀吉との信頼関係と秀長の軍事能力
文武両道の名将…大大名たちを魅了した秀長の器量とは?
黒田基樹
「次世代地熱発電」の可能性~地熱革命が拓く未来
地熱革命が世界を変える――次世代地熱の可能性に迫る
片瀬裕文
逆境に対峙する哲学(8)白隠の覚悟
宮本武蔵「型を捨てろ」と「守破離」が教えてくれること
津崎良典
戦略的資本主義と日本~アメリカの復活に学ぶ5つの提言
戦略的資本主義とは?日本再生へアメリカに学ぶ5つの提言
片瀬裕文
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(1)アメリカはそもそも分断社会
「キリスト教は知らない」ではアメリカ市民はつとまらない
橋爪大三郎
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために
鎌田東二
エンタテインメントビジネスと人的資本経営(2)日本人が知らない世界エンタメ市場
実は「コンテンツ世界収益ベストテン」に日本勢が5つも!
水野道訓