ウズベキスタン訪問に学ぶ
この講義は登録不要無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
ウズベキスタンはいま世界一経済成長率の高い国
ウズベキスタン訪問に学ぶ(1)世界一成長率の高い国
島田晴雄(慶應義塾大学名誉教授/テンミニッツ・アカデミー副座長)
いま、世界一経済成長率の高い国。それがウズベキスタンだ。しかし、国の実情は意外と知られていない。今回、千葉商科大学学長・島田晴雄氏率いる「島田村塾」がウズベキスタン視察に赴き、さまざまな機関と議論して得た知見をご紹介する。シリーズ「ウズベキスタン訪問に学ぶ」第1回。(全3話中第1話目)
時間:13分34秒
収録日:2015年8月20日
追加日:2015年9月28日
≪全文≫

●ウズベキスタン視察から得た知見を紹介


 今回は、私たち島田村塾が、ウズベキスタンを訪ねた時の観察から得られたさまざまな知見をご紹介したいと思います。島田村塾については、10MTVの読者の方々はもうご存知だと思いますので多言を要しませんが、30代前後の若い事業家の方々、やがて日本を背負って世界で活躍していただかなくてはならない方々が、これから世界で商売する商品は、おそらくモノではなく、ソリューションです。ソリューションは信用がないと売れません。信用の元とは、やはり相互を理解することで、相手の国の歴史と宗教と文化と価値観を勉強しなくてはなりません。そのためにわれわれは一生懸命勉強しているのです。普段あまり行くことはないけれど、理解を深め合うことにいろいろと意味があるのではないかという国を選んで、1年に1、2回お訪ねするのです。

 今年は、ウズベキスタンを選びました。ウズベキスタンは中央アジアの国です。中央アジアは5カ国で、他にはカザフスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタン。ウズベキスタンは、それらの国のど真ん中にあって、「二重内陸国」といいますが、海に行くのにどこか別の国々を通っていかなくてはならないため、そう呼ばれています。人口は3050万人で、中央アジア5カ国の人口の約半分がウズベキスタンにあります。領土からいうとカザフスタンが一番大きく、自然資源も多いのですが、ウズベキスタンは人口が多い。しかも若くて、平均年齢は25、6歳だと思います。これから莫大な人口ボーナスが期待されている国です。

 たまたまウズベキスタンの政府関係の方とお知り合いになれたので、いろいろとお願いしたところ、最終的に、視察旅行ではウズベキスタン政府の全面的な協力を得ることができました。政府の方々、政策関係者、そのほか大学も含めて8カ所の機関と真剣な議論ができたのです。首都はタシュケントという立派な都市ですが、週末にサマルカンドとブハラという二つの観光都市を訪ねてから、月曜、火曜とタシュケントでしっかり議論をするという大変密度の濃い旅でした。

 サマルカンドは、皆さんよく知っていると思いますが、シルクロードのほぼ中心に位置しており、古代シルクロードの中心の一つだった場所で、大変な数の遺跡があります。さらにブハラにも遺跡があり、それらも見学してきました。われわれの旅はそ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(1)米国の過激化とそのプロセス
トランプ政権と過激化した米国…MAGA内戦、DSAの台頭
東秀敏
衰退途上国ニッポン~その急所と勝機(1)安いニッポンと急性インフレ
世界で一人負け…「安い国」日本と急性インフレの現実
宮本弘曉
日本人が知らないアメリカ政治のしくみ(1)アメリカの大統領権限
権限の少ないアメリカ大統領は政治をどう動かしているのか
曽根泰教
緊急提言・社会保障改革(1)国民負担の軽減は実現するか
国民医療費の膨張と現役世代の巨額の「負担」
猪瀬直樹
台湾有事を考える(1)中国の核心的利益と太平洋覇権構想
習近平政権の野望とそのカギを握る台湾の地理的条件
島田晴雄
中国共産党と人権問題(1)中国共産党の思惑と歴史的背景
深刻化する中国の人権問題…中国共産党の思惑と人権の本質
橋爪大三郎

人気の講義ランキングTOP10
これから必要な人材と人材教育とは?(1)人手の供給不足とマクロ経済への影響
ごく一部の人手不足が「致命的」になる…Oリング・セオリー
柳川範之
インフレの行方…歴史から将来を予測する(5)トルコ化の可能性と円安の要因
年率80%を超えるインフレ!…日本は「トルコ化」するか?
養田功一郎
「Fukushima50」の真実…その素顔と誇り(4)ベントの死闘とプロの責任感
「これからベントをやる。メンバーを決める!」…決死の現場
門田隆将
編集部ラジオ2026(3)高市政権の行方と「明治維新」
高市政権の今後は「明治維新」の歴史から見えてくる!?
テンミニッツ・アカデミー編集部
平和の追求~哲学者たちの構想(7)いかに平和を実現するか
国際機関やEUは、あまり欲張らないほうがいいのでは?
川出良枝
こどもと学ぶ戦争と平和(4)人間はなぜ戦争をするのか
人間はなぜ戦争をするのか?2つの要因から問う平和の条件
小原雅博
おもしろき『法華経』の世界(9)「如来寿量品」と三身論
仏の寿命は無量で久遠に実在する…「如来寿量品」の神秘
鎌田東二
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(6)曼荼羅の世界と未来のネットワーク
命は光なのだ…曼荼羅を読み解いて見えてくる空海のすごさ
鎌田東二
AI時代と人間の再定義(6)道徳の起源から考えるAIと感情の問題
道徳の起源は理性か感情か?…AI時代に必要な思考の身体性
中島隆博
徳と仏教の人生論(6)物事の本質を見極めるために
「境地は裏切らない」とは?禅の体験から見えてきたもの
田口佳史