ウォーレン・バフェットの成功哲学
この講義は登録不要で無料視聴できます!
▶ 無料視聴する
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
11歳にして得た投資家としての「3つの教訓」とは
ウォーレン・バフェットの成功哲学(2)「本物の大富豪」バフェットの略歴〈上〉
桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)
ウォーレン・バフェットは、早くから投資家・経営者としての才覚を発揮させていた。図書館で金融系の本を読み漁って知識を身につけていく一方で、実践を通して多くの教訓を得ている。影響を受けた本や師匠との出会いなど、投資家の道へと突き進むバフェットの若き時代を振り返る。(全7話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:9分47秒
収録日:2021年9月15日
追加日:2021年11月23日
カテゴリー:
≪全文≫

●幼少期からすでに投資家としての才能を開花させていた


―― では桑原先生、次にウォーレン・バフェットの詳しい講義をお聞きできればと思います。まずはバフェットの略歴から教えていただいてよろしいでしょうか。

桑原 はい。ウォーレン・バフェットは1930年、大恐慌の翌年に、アメリカのネブラスカ州オマハという非常に田舎で生まれています。バフェットによると、当時はオマハに郵便が届くのに1週間かかるという言い方をしているぐらい、情報がなかなか届きにくい中部の町です。

 6歳の頃から、祖父が小さなスーパーマーケットをやっていたこともあって、祖父のところで缶コーラやチューインガムを仕入れて、それを隣近所の人たちに売るという非常に小さなビジネスを始めています。そうしたビジネスを続けることによって11歳のときには120ドルを貯め込んでいます。これは当時としてはかなり大きなお金です。

 そのお金を使ってバフェットが初めてやったのが株式投資です。姉のドリスを誘って、シティーズ・サービスの6株を、1株約38ドルで購入し、40ドルで売却して、5ドルずつの利益を得ています。これがバフェットにとっての初めての株式投資ですが、その株は後に200ドルを超えました。このことによって、バフェットはたくさんの教訓を得ています。

 1つ目は姉、つまり「他人のお金を使ってはいけない」ということです。2つ目は、「目の前の日々の株価の動きに拘泥してはいけない」ということです。そして3つ目が、「慌てて利益を得ようとしてはいけない」ということです。こういったことを11歳にして教訓として学んだことが、後々のバフェットの投資にも大きな影響を与えています。

―― 1941年というと、太平洋戦争の始まるときです。当時の120ドルといったら、金額の規模もやはり相当大きいですね。

桑原 そうですね。そのお金を貯めたことで、周りの親戚や親たちも、「この子はすごい」とびっくりします。それ以来株式投資でお金を貯めることが大好きになっています。

 それからすでに1943年、13歳の頃にはもう所得税を申告することになっています。このとき父親のビジネスパートナーの奥さんに、「僕は30歳になるまでに百万長者になる」と宣言しています。日本でも100万ドルの夜景と言ったりしますが、自分はお金持ちになるとはっきり宣言しています...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり
『失敗の本質』、中国古典…ビジネスのヒントを歴史に学ぶ
三谷宏治
イーロン・マスクの成功哲学(1)マスクが「世界一」になるまで
イーロン・マスクは何がすごい?生い立ちと経歴
桑原晃弥
「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)
“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法
三谷宏治
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門
誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム
鈴木宏昭
営業の勝敗、キリンの教訓(1)やる気のない社員になる理由
なぜ「やる気のある社員」が日本では6%しかいないのか?
田村潤

人気の講義ランキングTOP10
「満洲」から考える日本とアジア(4)蒙古襲来と清朝建国
実は元寇はモンゴル人ではなかった?満洲をめぐる民族興亡史と「漢族」との関係…蒙古襲来から清朝建国まで
宮脇淳子
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(8)『オデュッセイア』の世界的影響
オデュッセイアが物語のフォーマット?…アラビアンナイトから百合若物語、ひまわりまで
松村一男
ピアノでたどる西洋音楽史(1)ヴィヴァルディとバッハ
クラシック音楽の歴史をピアノ演奏で辿る~ヴィヴァルディ四季
野本由紀夫
テロメアから考える「アンチエイジング」(1)老化とテロメアの関係
テロメアの長さが「がんリスク」と「老化」のカギを握る
堀江重郎
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割
橋爪大三郎
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い
宮脇淳子
「ホメロス叙事詩」を読むために(1)ホメロスを読む
2700年前のホメロスの叙事詩が感動を与え続ける理由
納富信留
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
ポスト国連と憲法9条・安保(1)国連の構造的問題
核保有する国連常任理事国は、むしろ安心して戦争できる
橋爪大三郎