ウォーレン・バフェットの成功哲学
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
「投資と投機は違う」、バフェットの投資原則とは
ウォーレン・バフェットの成功哲学(4)バフェットの投資原則〈上〉
桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)
ウォーレン・バフェットは、さまざまな経験によって得られた知見から、投資における原則を編み出している。目先の利益に左右されずに、長期的な視点を持つことや、素晴らしいと思えるビジネスに投資することなど、そこにはお金儲けを前提とした投資とは異なる、投資における彼ならではの哲学がある。今回から2話に分けて彼の投資原則について解説する。(全7話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:10分53秒
収録日:2021年9月15日
追加日:2021年12月7日
カテゴリー:
≪全文≫

●投資原則その1:株券ではなくビジネスを買う


―― バフェットの投資原則について、いよいよお聞きしていきたいと思います。まず1番目にはどういうことがありますか。

桑原 まずバフェットの投資原則は非常にシンプルで、それが非常に特徴的です。そこにはまず恩師であるベンジャミン・グレアムから学んだ投資原則と、その後バフェットが自分で身につけた原則等がいくつか入っています。

 まず1番目は、「株券ではなくビジネスを買う」ということです。これはベンジャミン・グレアムが最も強く言っていたことです。人は株を買うときに、どうしても目先の株価をすごく気にしますが、バフェットにとって株価は関係ありません。もちろん低いほうが買いやすいですが、株価がどうなるかは、自分は全く気にしないということで、次のように言っています。

 「今日や、明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです」、「10年、50年たっても欲しいと、みんなが思うものをつくっているかどうか。これが私の投資判断の基準です」、「農場を買おうとするときに、毎日その値段ばかり見る人はいません。買値に対してどれぐらいの生産高が見込めるかというところを見るでしょう。株式投資もそれと同じです」、そして「何万という会社の株価を目にします。そのうちの99.9パーセントには関心を払いません。注目するのは、株価ではなく事業です」と言っています。

 つまり、株を買うのは株券ではありません。その企業が企業としてどれだけの可能性を持っているのか、成長性があるのか、価値があるのかをきちんと見極めて投資をしようということです。これがバフェットの第一の投資原則になります。

―― まさに投機ではなくて投資だということですね。

桑原 そうですね。


●投資原則その2:所有期間は永久でもいい


―― では2番目です。「所有期間は永久でもいい」ということです。

桑原 はい。結局、今はこれだけネットが発達したこともあって、株を分単位、秒単位で売買することがいくらでもできるし、それによって利益を得るのがいわゆる株式投資の常識になっていますが、バフェットの場合は基本的には売りません。できるなら長く、できれば永久に持っていたいのです。というか、永久に持つ気がな...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
チームパフォーマンスを高める心理的安全性(1)心理的安全性が注目される理由
なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る
青島未佳
認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門
誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム
鈴木宏昭
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
優れた経営者の条件(1)スキルとセンスの違い
経営者のセンスは担当者のスキルとは全く違う
楠木建
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
不便益システムデザインの魅力と可能性(1)「便利・不便」「益・害」の関係
便利を求めるだけのいいの?…「不便益」で発見できる新たな魅力
川上浩司

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(24)「皇室典範改正」を考える
【10minで考える】「皇室典範改正」社会の空気をどう見るか?
テンミニッツ・アカデミー編集部
天皇のあり方と近代日本(4)三島由紀夫VS東大全共闘
「人間天皇」を否定した三島由紀夫の思想が問うものとは
片山杜秀
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書
奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」
門田隆将
老子の神髄(8)『老子道徳経』「辯德第三十三」
「死して亡びざる者は壽なり」…主体的に生きなければ自由はない
田口佳史
中国春秋戦国時代と始皇帝(5)孝公・恵文王の時代と商鞅の変法
秦はいかに強大な国になったのか…「商鞅の変法」でどう改革したか
鶴間和幸
日本の財政の真実を検証する(5)財政政策で経済は成長するか
どうすれば経済成長できるのか…財政政策の可能性と限界とは?
宮本弘曉
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
『太平記』に学ぶ激動期の生き方(1)なぜ今『太平記』を読むべきなのか
『太平記』は乱世における人間の処し方が学べる古典文学
兵藤裕己
中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(4)5人の皇帝と現代中国
特筆すべき5人の皇帝…中国史を知らなければ現代中国もわからない
宮脇淳子
昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(2)在留邦人の生命財産を保護する決断
武装解除の「厳命」を守るか、戦って在留邦人の「生命」を守るか
門田隆将