イーロン・マスクの成功哲学
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
「マスタープラン2」でテスラが自動車業界の覇者になる
イーロン・マスクの成功哲学(3)「マスタープラン2」の全容
桑原晃弥(経済・経営ジャーナリスト)
電気自動車の開発、普及のため、2006年に「マスタープラン」を発表したイーロン・マスク。さらに、自動車業界100年に1度の改革「CASE」全てをテスラが実現するため、2016年に「マスタープラン2」を発表し、電気自動車産業のさらなる発展を構想した。今回はその具体的内容を解説する。(全7話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:5分41秒
収録日:2022年6月22日
追加日:2022年9月6日
≪全文≫

●「マスタープラン2」で自動車業界の大変革「CASE」全てを実現させる


―― 次が「マスタープラン2」です。先ほどからお話のあったものですね。

桑原 この「マスタープラン2」は2016年に発表したものです。具体的内容としてはまず、化石燃料のようなエネルギーに依存しなくてもいい社会をつくることを目指して、エネルギー生産と貯蔵を統合すると。そのためにバッテリー工場を持ち、ソーラーパネルもつくっています。それからソーラーシティという太陽光の会社も持っていますので、それらを組み合わせることによって一人一人が電力会社に頼らずに電力をつくって、それを利用できる社会をつくりたいと。

 これは全てマスクのところでできます。あとはどこまでやれるかだけだと思います。

―― はい。

桑原 全ての主要セグメントをカバーすることに関しては、トラックやバスなどに関しても、非常にカッコいいものを発表しています。まだ生産は遅れていますが、そういった大型の車両にまでいけば、電気自動車の時代はかなり早くやってくると思います。

―― はい。

桑原 次に自動運転です。これは日本のメーカーも当然やっていますが、マスクの会社やグーグルなども開発がかなり進んでいます。今、車を完全に自動化できるレベル5に近いところまできています。

 マスクの考える理想は、車に乗り込んで、行き先を指示すれば、眠っていても到着できることです。法律的な問題などもあり、すぐには実現できませんが、それを実現するソフトウェアはおそらくこの1、2年のうちには全部装備できるとマスクは豪語しています。

―― なるほど。

桑原 それからカーシェアリングですね。これは車を使っていない間に、オーナーがその車を使って収入を得られるようにする事業です。

 これらのプランは、「CASE」という100年に1度の改革といわれるスローガンの全てをテスラが実現できるという宣言だと思います。

 「CASE」の「C」は「つながる」です。ネットとつながるという意味です。テスラの車は全てタッチパネルで、ネットも使っていますし、スペースXが「スターリンク」という衛星とインターネット回線を持っていますので、全て自前で「つながる」が実現できます。

 「A」は「自動化」です。これは自動運転です。自動運転技術に関しても、テスラやグーグルは...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
優れた経営者の条件(1)スキルとセンスの違い
経営者のセンスは担当者のスキルとは全く違う
楠木建
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(1)「法令遵守」でリスクは管理できない
「コンプライアンス=法令遵守」ではない…実例が示す本質
國廣正
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
渡辺宣彦
不便益システムデザインの魅力と可能性(1)「便利・不便」「益・害」の関係
便利を求めるだけのいいの?…「不便益」で発見できる新たな魅力
川上浩司
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦

人気の講義ランキングTOP10
文明語としての日本語の登場(1)古代日本語の復元
なぜ「てふてふ」が蝶々?日本語の変遷を追う…まずは万葉仮名から
釘貫亨
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(5)サルコペニア・フレイル対策
認知症予防にはどんな食事がいいのか?鍵はビタミンDの充足
小川純人
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
「満洲」から考える日本とアジア(10)戦後の「五族」の運命
「五族協和」の真実と満洲国崩壊後の五族の悲劇…満洲人、朝鮮人、露人、蒙古人、漢人らの戦後悲史を直視せよ
宮脇淳子
今こそ問うべき「人間にとっての教養」(1)なぜ本を読むことが教養なのか
『人間にとって教養とはなにか』に学ぶ教養と本の関係
橋爪大三郎
地政学入門 歴史と理論編(1)地政学とは何か
地政学をわかりやすく解説…地政学の「3つの柱」とは?
小原雅博
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳
門田隆将
『源氏物語』ともののあはれ(1)雅な『源氏物語』の再発見
『源氏物語』の謎…なぜ藤壺とのスキャンダルが話のコアに?
板東洋介
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割
橋爪大三郎