新撰組と幕末日本の「真実」
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
新撰組と『ちるらん』…群像劇としての魅力の源泉に迫る!
新撰組と幕末日本の「真実」(序)『ちるらん』の魅力と史実の絶妙さ
3.土方歳三のイメージはどこまで本当?驚くべき「江戸の常識」
2026年3月12日配信予定
4.田舎のヤンキー像は大違い…日野の豊かさと文武両道の気風
2026年3月18日配信予定

5.剣術三大流派の道場主も農民出身?…剣術道場の意外な真実
2026年3月19日配信予定
6.タイトル未定
2026年3月25日配信予定
7.タイトル未定
2026年3月26日配信予定
8.タイトル未定
2026年4月1日配信予定
9.タイトル未定
2026年4月2日配信予定
講義一覧を見る▼
さまざまな歴史物語や映画、ドラマ、マンガなどで取りあげられて、大きな人気を誇りつづけている「新撰組」。新撰組の「史実」や「歴史の背景」を知りつつ、そのようなコンテンツに触れることで、登場人物たちや彼らのストーリーを深く味わう楽しみは格段に増していく。今回の新撰組講義の「序」では、人気漫画でドラマ化もされた『ちるらん 新撰組鎮魂歌』を軸にしつつ、「物語」としての新撰組と、「史実」としての新撰組のそれぞれの魅力に光を当てていく。実は、新撰組についてどこまでが確定的な史実なのかは、多くの人にさほど知られていない。しかしだからこそ、実は司馬遼太郎をはじめとした作品群が、現在の新撰組の人物たちのイメージの元になっている部分が多いのだという。そこから見えてくるものとは……。新撰組の地元、日野市にある日野宿本陣からお届けする。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
時間:17分53秒
収録日:2026年1月15日
追加日:2026年3月11日
≪全文≫

●『ちるらん』から見えてくる群像劇としての新撰組の魅力


―― 皆さま、こんにちは。

堀口・松下 こんにちは。

―― 今回は堀口茉純さんと、日野市立新選組のふるさと歴史館学芸員でいらっしゃる松下尚さんに、こちらの『ちるらん 新撰組鎮魂歌(ちるらん しんせんぐみレクイエム)』の真実、それから誠の新撰組の真実、その魅力についてお話をいただきたいと思っております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

堀口・松下 よろしくお願いします。

―― まずは新撰組を描きました『ちるらん 新撰組鎮魂歌』――こちらの漫画――がもともとございます。さらにアニメになったり、ドラマになったりというところですので、これをきっかけに新撰組に惹かれていかれる方も多いだろうというところで、この漫画の魅力を通して新撰組とは何かということを触れてみたいと思います。

 この漫画、端的にいうと、バトルの漫画ですよね。いろいろな人たちが入り乱れて戦っていくという漫画です。

 キャラクターが立っているといいますか、非常に魅力的な人たちがしのぎを削って、生きるか死ぬかの戦いを繰り広げる。しかもその人物の後ろにはこんな歴史があるのだよということをうまく描きながら、感情が移入してしまうような形で描いていくというところで、すごく魅力的な漫画なのかなとも思いました。キャラクターの造形、ビジュアルも含めて、胸に訴えてくるところがあるというところを私は読んでいて思ったのです。堀口さんはどのようにお感じでしたか。

堀内 私も新撰組ものの漫画が出るたびに拝読しているのです。この『ちるらん』はタイトルの通り、キャラクターの散りぎわ、退きぎわというようなところを本当に最大の見せ場にしています。1人ひとりのキャラクター造形もめちゃくちゃ面白くて、本当に生きているし、応援したくなってしまう人たちがたくさん出てきます。新撰組は群像劇として面白いコンテンツなのだなということを再認識させてくれた漫画です。

 それを青年誌的な、いわゆるバトルものの構造の中でエンタメとして見せてくれるという意味でも、本当に一気に読めてしまう作品だなと思います。

―― 松下さんはいかがですか。

松下 実はある漫画雑誌の編集長の方と話をしたときに、新撰組というコンテンツとヤンキー漫画とのキャラクターの配置ですとか、ストーリー展開の類似性、(つまり...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「歴史と社会」でまず見るべき講義シリーズ
豊臣政権に学ぶ「リーダーと補佐役」の関係(1)話し上手な天下人
織田信長と豊臣秀吉の関係…信長が評価した二つの才覚とは
小和田哲男
明治維新から学ぶもの~改革への道(1)五つの歴史観を踏まえて
明治維新…官軍史観、占領軍史観、司馬史観、過誤論の超克
島田晴雄
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(序)時代考証が語る『豊臣兄弟!』の魅力
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』秀吉と秀長の実像に迫る
黒田基樹
概説・縄文時代~その最新常識(1)縄文時代のイメージと新たな発見
高校日本史で学んだ縄文時代のイメージが最新の研究で変化
山田康弘
新撰組と幕末日本の「真実」(序)『ちるらん』の魅力と史実の絶妙さ
新撰組と『ちるらん』…群像劇としての魅力の源泉に迫る!
堀口茉純
戦国武将の経済学(1)織田信長の経済政策
織田信長の経済政策…楽市楽座だけではない資金源とは?
小和田哲男

人気の講義ランキングTOP10
こどもと学ぶ戦争と平和(1)私たちに必要な想像力と戦争体験
なぜ戦争が起こるのだろう…大切なのは想像力と生の声
小原雅博
「Fukushima50」の真実…その素顔と誇り(5)プラントエンジニアの覚悟と死装束
俺たちが死んだら、次はお前だ。被害を俺たちで止めるんだ
門田隆将
大谷翔平の育て方・育ち方(1)花巻東高校までの歩み
大谷翔平の育ち方…「自分を高めてゆく考え方」の秘密とは
桑原晃弥
ドンロー・ドクトリンの台頭(3)脱地政学論と日本への影響
ドンロー・ドクトリンの正体は脱地政学論…日本の進む道は
東秀敏
編集部ラジオ2026(4)門田隆将先生「Fukushima50」の真実
【10分解説】福島第一原発事故…吉田昌郎氏と現場の底力
テンミニッツ・アカデミー編集部
インフレの行方…歴史から将来を予測する(6)高市政権誕生の影響
ポイントは財政悪化よりインフレ?…高市政権でどうなるか
養田功一郎
高市政権の進むべき道…可能性と課題(4)外交力と防衛力の強化へ
求められる「能動的サイバー防御」、問われる本物の外交力
島田晴雄
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(序)時代考証が語る『豊臣兄弟!』の魅力
2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』秀吉と秀長の実像に迫る
黒田基樹
これから必要な人材と人材教育とは?(1)人手の供給不足とマクロ経済への影響
ごく一部の人手不足が「致命的」になる…Oリング・セオリー
柳川範之