キリスト教や仏教は「死」をどう考えたのか。死と宗教の本質を理解できる珠玉の講義です。 死と宗教~教養としての「死の講義」(全7話) 再生時間: 1:27:55 収録日:2022/03/03 追加日:2022/04/11
世界の宗教は死をどう考えるか…科学では死はわからない 死と宗教~教養としての「死の講義」(1)「自分が死ぬ」ということ 生き物はみな死ぬが、死ぬそのときまで、死ぬと思っていない。人間は死ぬとわかっているが、死は体験できない。科学でも歯が立たない。では、どうすれば死に向き合えるのだろうか。有史以来、営々と重ねられてきた「死」の思索のエッ... 再生時間:14:28 追加日:2022/04/11 キリスト教の死生観…カトリックとプロテスタントの違い 死と宗教~教養としての「死の講義」(2)キリスト教の「死」 一神教の考え方は、神が万物を創造したところから始まる。世界も生き物もみな、神の被造物だから、生き死にも神の意思のまま。では、この世界の終わり(終末)には何が待っているのか。キリスト教の死生観をのぞいてみよう。(全7話中... 再生時間:16:22 追加日:2022/04/18 仏教の根本は真理を覚ること…では真理とは何か? 死と宗教~教養としての「死の講義」(3)仏教の「死」・インド編〈上〉 仏教の始まりはインドにある。その考え方の根本は「因果法則」であり、出来事が生命を超えたスケールで連鎖することにある。そして、この法則に従って、自分はいま命を与えられていると理解し、その法則に合致した生き方をするのが正... 再生時間:10:47 追加日:2022/04/25 仏教の死の考え方…釈尊は死ぬが因果法則を覚ればいい 死と宗教~教養としての「死の講義」(4)仏教の「死」・インド編〈下〉 すべてを因果関係であり、輪廻だとする仏教は、覚者である釈尊の死をどう伝えたのだろうか。直接の弟子たちは「宇宙と一体化して雲散霧消した」と考えたが、そもそも釈尊が覚りに至ったこと自体、ゴータマとして一代の修行のみが結実... 再生時間:09:27 追加日:2022/05/02 極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか 死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編 日本人の死生観を築いていった仏教の宗派は浄土宗・浄土真宗、禅宗、法華宗・日蓮宗であるという。念仏による極楽往生、坐禅がそのまま覚りであること、在家にいながらの菩薩修行は、いずれも死の恐怖に向かう日本人の姿勢をサポート... 再生時間:16:14 追加日:2022/05/09 南無阿弥陀仏と唱えて極楽浄土へ…法然の革命の意味とは 死と宗教~教養としての「死の講義」(6)日本人の「死」と法然 日本には、仏教より古くから伝わる死後の観念があった。死後は「黄泉の国」、あるいは山の上や海の彼方に行くと考えられていたが、そこに仏教が入ってきた。仏教は輪廻するから、死者の国は存在しない。しかし当時、仏教は難しい舶来... 再生時間:08:49 追加日:2022/05/16 地獄の話の「三途の川」「奪衣婆」は日本のオリジナル 死と宗教~教養としての「死の講義」(7)地獄と日本の葬儀文化 われわれが描く地獄のイメージは、道教の考え方がもとになっている。ただし「三途の川」や「奪衣婆」などは、日本オリジナルなストーリーで、迫力満点だ。毎年お盆が近づくと、家ごとに、死者を迎える準備をすることになっている。い... 再生時間:11:48 追加日:2022/05/23
『往生要集』で恐ろしい「地獄」を描写した源信。末法思想と浄土信仰から見えてくるものは? 【入門】日本仏教の名僧・名著~源信編(1)末法思想と浄土信仰 再生時間: 06:43 収録日:2021/08/20 追加日:2021/03/25
なぜプラトンは『国家』の最後に「エルの物語」という臨死体験の話を置いたのでしょうか。 ギリシア神話の基本を知る(4) ギリシア人が考える「運命」 再生時間: 15:41 収録日:2022/03/29 追加日:2022/09/08
臨死体験「エルの物語」には死後の魂がたどる2つのコースが描かれます。そのメッセージは? プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(16)エルのミュートス(物語) 再生時間: 15:09 収録日:2022/09/27 追加日:2023/03/31
縄文時代の死生観は「円環の死生観」「再生・循環の死生観」でした。根強い現代への影響とは? 概説・縄文時代~その最新常識(13)二つの死生観 再生時間: 08:39 収録日:2019/06/04 追加日:2019/11/26
老化(エイジング)を克服し、120歳以上生きられる世界になったら人間はどうなるでしょうか? 老いなき世界が告げるもの~永遠の命は本当に必要なのか~ 再生時間: 15:53 収録日:2021/04/19 追加日:2021/07/11
AIで何でもできるようになる世界で、人類は本当に不老不死を求めるのでしょうか? 『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』(5)人類の未来 再生時間: 06:32 収録日:2019/04/03 追加日:2019/08/09
「人生100年時代」のめざすべき生き方は「悠々自適」ではない。人生を幸福にする発想法とは? 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(全7話) 再生時間: 1:18:37 収録日:2020/06/30 追加日:2020/08/01
日本の定年制はおかしい…ガラパゴス的で不幸を招く制度 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(1)定年制は要らない 新著『還暦からの底力』のなかには、「人生100年時代」を幸せに送るためのヒントが詰まっている。今回のシリーズでは、その本をもとに考え方の軸を根本から変える秘訣を伺った。その一つが「定年型社会」に対する提言だ。本人が元気で... 再生時間:12:02 追加日:2020/08/01 「悠々自適」は定年を正当化するための神話にすぎない 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(2)60歳は折り返し地点 日本では定年を迎えると、「よく頑張ったから、もうゆっくりしてください」「これからは悠々自適で」「毎日が日曜日、満喫して」などといわれることが多い。それは定年を迎えた人間を「社会」や「労働」から切り離そうとする言説で、... 再生時間:12:15 追加日:2020/08/08 世界共通なのは、「年功序列」ではなく「成果序列」 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(3)「年齢フリー」の社会にする 人間にとって一番怖いのは、分からないということだ。若いときは分からないことも多いが、人生を半分走ってきた60歳はその分、世の中のことが分かっているから、何事にも上手に対応できるだろうし、チャレンジもしやすい。そこには過... 再生時間:10:22 追加日:2020/08/15 日本の転勤はおかしい…非人間的な制度の最たるものだ 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(4)「適用拡大」で貧困老人をなくす 「一括採用、終身雇用、年功序列、定年」という労働慣行は、戦後70年以上にわたり日本の大企業の主流であったが、その中に存在する非人間的な制度に、われわれは気づけなくなっているのではないだろうか。その一つが「転勤」である。... 再生時間:10:56 追加日:2020/08/22 「オール・サポーティング・オール」社会のためにすべきこと 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(5)時間軸を分けて考える 「消費税は貧しい人に厳しい」といわれるが、人口構成の変化をベースに考えると、それは間違いだという。高齢化の進んだヨーロッパの国々は消費税を採用している。重要になるのは、古い常識や慣行にとらわれず、「数字、ファクト、ロ... 再生時間:10:46 追加日:2020/08/29 「人生を幸福にする発想法」で考えると「人間は猪八戒だ」 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(6)人生を楽しむために学ぶ 「人生を幸福にする発想法」としてのヒントもたくさん詰まっている『還暦からの底力』。例えば「人間は猪八戒のようなものだと考えると全く変わってくる」という話がある。これはどういうことなのか。還暦だけでなく、どんな世代の人... 再生時間:10:38 追加日:2020/09/05 古典と歴史を学ぶ意義…考える力を鍛えるために必要なこと 『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(7)「おいしい人生」のために 「古典と歴史に学ぶ」――大切なこととは知りながら、つい目の前のことにかまけて後回しになりがちだ。だが、歴史を「適者生存のケーススタディ」と捉えれば、どうだろうか。あるいは、古典を「考えるプロの書いた、考え方の型の宝庫」... 再生時間:11:38 追加日:2020/09/12