地震を起こすといわれるプレート。しかし、なぜプレートは動くのでしょうか。地球の謎に迫ります。 海底の仕組みと地球のメカニズム(全8話) 再生時間: 1:23:07 収録日:2020/10/22 追加日:2021/05/02
地球上の火山活動の8割を占める「中央海嶺」とは何か 海底の仕組みと地球のメカニズム(1)海底の生まれるところ 海底はどうやってできるのか。なぜ火山ができるのか。プレートが動くのは地球だけなのか。またそれはどうしてか。ではプレートは海底の動きの全てを説明できるのか。地球史規模の海底の動きについて、海底調査の実態から最新の理論動... 再生時間:09:03 追加日:2021/05/02 地温勾配とソリダス――中央海嶺ができる仕組みに迫る 海底の仕組みと地球のメカニズム(2)なぜ海底で火山ができるのか なぜ「中央海嶺」と呼ばれる海底が生まれるところが火山になるのか。よく誤解されるのは、マントルが上がってくる、その上昇流があるからそこに火山があるということだ。そうではなく、沈み込むプレートの動きで隙間ができるので仕方... 再生時間:10:07 追加日:2021/05/09 なぜ大西洋と太平洋とでは海底の顔立ちが異なるのか 海底の仕組みと地球のメカニズム(3)中央海嶺の実態 大西洋と太平洋では海底の顔立ちが大きく異なるという。地球上でプレートが一番速く動くところは年間15センチほどで、太平洋にある。一方、大西洋は年間2~3センチほど。速く動くところは周辺が暖かいので、断層ができにくく起伏は緩... 再生時間:12:09 追加日:2021/05/16 中央海嶺が経済的価値のある「熱水鉱床」になりにくい理由 海底の仕組みと地球のメカニズム(4)熱水鉱床と中央海嶺の場所 海嶺には温泉が湧いている場所もある。海底をつくっている玄武岩に含まれる重金属類が海底下で高温の海水に溶けて循環し,再び海底に噴きだして沈殿する。それが「熱水鉱床」といわれているもので、資源のもとになっているが、中央海... 再生時間:05:37 追加日:2021/05/23 地球が火星よりも地形探査が困難な理由 海底の仕組みと地球のメカニズム(5)海底調査の実際と衛星高度計 では実際にどうやって海底の地形を調べるのか。地球は火星よりも地形探査が困難だが、それは海があるからである。地球の深海底は非常に探査のしにくいところで、現在使われている地図も水深を推定したものだという。そこで「衛星高度... 再生時間:08:32 追加日:2021/05/30 マルチビーム測深機によって飛躍した海底探査の精度 海底の仕組みと地球のメカニズム(6)マルチビーム測深機と自律型ロボット 衛星高度計では分解能はそれほど高くないため、船で調査する必要がある。その場合、船から音波を出して測るのだが、現在は「マルチビーム測深機」で水深の3~4倍の幅で一度に測ることができる。ただ、どういう溶岩が流れているかなど... 再生時間:12:54 追加日:2021/06/06 背弧海盆と南海トラフの謎――なぜ沈み込みが始まったのか 海底の仕組みと地球のメカニズム(7)背弧海盆と南海トラフの謎 「背弧海盆」といわれるシステムがある。日本周辺には水深が異なる盆地のような場所が複数存在する。プレート境界で沈み込みが起こったときに火山ができるが、火山と海溝の反対側にある「背弧」と呼ばれるところに小さい中央海嶺のよ... 再生時間:11:51 追加日:2021/06/13 地球だけに存在するプレートテクトニクスの限界と可能性 海底の仕組みと地球のメカニズム(8)プレートテクトニクスを超えて プレートテクトニクスは1960年代半ばに生まれた考え方で、「地球の表面は固いプレートで覆われていて相対運動をしている」と考えるとさまざまな観測事実がうまく説明できるという。しかし、「ホットスポット」と呼ばれるハワイやアイ... 再生時間:12:54 追加日:2021/06/20
地震の原因は?マグニチュードと震度の違いは?意外と知らない「地震」のメカニズムを解説します。 地震を知って防災に生かす(全2話) 再生時間: 24:37 収録日:2015/12/22 追加日:2016/02/15
地震のメカニズムは?マグニチュードと震度の違いとは? 地震を知って防災に生かす(1)地震のメカニズム なんとなく知っているようだが、いざ説明しようとするとできない科学知識はいろいろある。その筆頭が「地震」のメカニズムではないだろうか。そもそも地震と地震動の違いは? マグニチュードと震度はどう違うのか? 東京大学地震研... 再生時間:12:51 追加日:2016/02/15 日本付近の4つのプレートが地震大国の原因 地震を知って防災に生かす(2)日本はなぜ地震国なのか 世界有数の地震国、日本。その原因はどこにあるのだろうか? そして、東日本大震災が教えてくれる教訓とは? 東京大学地震研究所・纐纈一起教授が、写真や地図などを交え、明快に解説する。(第2話目) 再生時間:11:46 追加日:2016/02/22
火山の世界的分布と噴火の仕組みとは?日本の火山の特徴は?富士山噴火説は?噴火予知の現状は? 火山の仕組みを知る(全4話) 再生時間: 53:32 収録日:2018/04/16 追加日:2018/06/01
火山噴火が起こるメカニズムと日本の火山の特徴 火山の仕組みを知る(1)火山の世界的分布と噴火の仕組み 火山の仕組みについて東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏が詳説するレクチャーシリーズ。第1話では火山の世界的分布と噴火の仕組みを詳しく解説する。火山噴火には、地下のマグマが上昇し地上に現れるマグマ噴火と、マグマに由来する熱水に... 再生時間:14:32 追加日:2018/06/01 火山爆発指数7以上も?今後日本で起きる火山噴火の規模 火山の仕組みを知る(2)活動中の火山とその特徴 東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏が火山の仕組みについて詳説するシリーズレクチャー。第2話は日本で活動中の火山とその特徴についてだ。火山活動の継続期間は噴火によって大きく異なり、噴火開始直後に規模や収束時期を予測することは困... 再生時間:12:43 追加日:2018/06/01 富士山の噴火はいつ?予想される被害や影響とは 火山の仕組みを知る(3)富士山の噴火はあるか? 「富士山は遠くない将来に必ず噴火する」―東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏はそう語る。300年の休止期間を経た噴火は、爆発的な噴火となる可能性がある。仮に富士山が噴火して火山灰が降れば、首都圏の交通や経済に大きな影響が出ると予... 再生時間:14:46 追加日:2018/06/01 短期的予測はほぼできるが…火山噴火予知の現状 火山の仕組みを知る(4)噴火予知あるいは噴火警報の話 噴火に対して数十年のタイムスパンにおける中長期的予測は困難だが、噴火の予兆を利用した短期的予測は可能である。東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏は、噴火予知の現状をそのように解説する。ただし、噴火の予兆は多くの場合、直前にし... 再生時間:11:31 追加日:2018/06/01
火山災害はどのような特徴があるのでしょうか。火山灰や噴石、火砕流、溶岩流などを解説します。 火山防災のため知っておくべきこと(全6話) 再生時間: 54:23 収録日:2019/03/29 追加日:2019/05/22
火山災害にはどのような特徴があるのか 火山防災のため知っておくべきこと(1)火山災害の特徴 火山災害は他の災害に比べて発生頻度が高くなく、その特徴も一般にはあまり知られていない。しかし、火山噴火に伴う現象は、その影響が広範囲に及ぶため大災害につながることもある。それでは一体、火山災害にはどのような特徴があり... 再生時間:06:47 追加日:2019/05/22 火山灰と噴石による被害の特徴や与える影響とは 火山防災のため知っておくべきこと(2)火山灰と噴石 火山噴火に伴う現象として、まずは火山灰と噴石が挙げられる。火山灰とは急冷されたマグマが砕かれてきた小さな破片のことで、それが降り積もるものだ。他方、噴石とは火口から大砲の弾のように飛んでくる石のことである。両者とも火... 再生時間:12:06 追加日:2019/05/29 ハワイ・キラウエア火山の噴火が示す溶岩流被害の甚大さ 火山防災のため知っておくべきこと(3)溶岩流 火山噴火に伴う現象としては、溶岩流について知っておくことも重要である。溶岩流は吹き上がったマグマが火口から溢れ出て、山の斜面を降りてくる現象だ。流れていく速度は遅いが、森林や居住地を覆うと、復旧は不可能である。溶岩流... 再生時間:06:27 追加日:2019/06/05 火砕流とは…なぜ巻き込まれるとほぼ助からないのか? 火山防災のため知っておくべきこと(4)火砕流と火山ガス 火山に伴う現象で非常に恐ろしいものとして火砕流がある。火砕流は高速かつ高熱で、巻き込まれたらほぼ助からない。噴火によって有毒な火山ガスが噴出することもあり、森林に悪影響を及ぼすことがある。また意外と知られていないが、... 再生時間:07:32 追加日:2019/06/12 予知の難しい火山噴火に対して事前にできる対策とは 火山防災のため知っておくべきこと(5)ハザードマップ さまざまな火山災害に対し、いかなる防災対策を取ることができるだろうか。現在の科学技術の水準では、火山噴火を正確に予知することは難しい。しかし、事前にできる対策としてはハザードマップの作成がある。これにより、効率的な避... 再生時間:08:39 追加日:2019/06/19 火山防災の要は情報収集と情報伝達 火山防災のため知っておくべきこと(6)必要な防災対策 火山防災のためには、情報収集が不可欠だ。その中でも気象庁が出している噴火警戒レベルを正しく理解することは重要である。しかし、現在の火山噴火予知技術がまだ確実とはいえない以上、こうした情報を適切に理解して行動しなければ... 再生時間:12:52 追加日:2019/06/26