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DATE/ 2020.09.26

世界の汚職度ランキング…日本の順位は?

 世界の汚職度ランキングというものを知っていますか。最近、日本でも疑惑がいろいろと取り沙汰されていますが、日本の汚職度は世界で何位くらいなのでしょう。また、世界で最もクリーンな国、最も腐敗した国は、どこの国だと思いますか。

汚職はどんなイメージ?

 みなさんは、汚職というとどんなことをイメージしますか。政治とカネの問題は日本だけに限ったことではありません。世界中どこにでもあります。例えば、お隣の韓国でも、朴槿恵前大統領は汚職疑惑で罷免され、逮捕されました。

 ちなみに「日本大百科全書」(ニッポニカ)を引いてみると、汚職とは、「公務員が地位や職務上の権限を濫用して私的利益を図る行為」。これは分かりますね。汚職という言葉は、戦前の日本では「涜職(とくしょく)」と言われていたそうです。それが「第二次世界大戦後、漢字制限のため汚職と書くのが一般的になり、1995年の刑法改正で涜職から汚職に改められた」のだとか。

 話がそれましたが、汚職が世界中どこにでもあると言っても、その汚職度には差がありますね。例えば、日本とブラジルの汚職度はおそらく異なるでしょう。汚職度がひどい国もあれば、清潔度が高い国もあるというわけです。そうしたことを数値化して世界の汚職度ランキングを発表している団体があります。

腐敗のない世界の実現を目指して

 それが国際NGOのトランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)です。日本では「国際透明性機構」とも言われており、トランスペアレンシー・ジャパンという日本支部もあります。

 トランスペアレンシー・インターナショナルの目的は明確で、ホームページによると、「国内・国外において、汚職や腐敗の防止を促す社会システムを構築、腐敗との闘いをリードする市民社会組織として腐敗のない世界の実現を目指しています」。

 1993年、世界銀行のアフリカ担当局長だったピーター・アイゲンが故郷ドイツ・ベルリンで創設しました。世銀職員としてアフリカ開発援助の携わる中で、多額のお金が現地での賄賂に消えたことを憂いたためです。

 もともとドイツはかつてヒトラーのファシズム台頭を許した反省から、多様な価値観を尊重する理念が根づいています。そのため、市民団体を手厚く支援しているのです。そして今日では、日本を含めて世界の110か国に支部を持つ大きな組織に成長しました。

クリーンな国と腐敗している国

 さて前説はこのくらいにして、ランキングを見ていきましょう。日本はいったい何位なのでしょうか。まずは腐敗が少ないクリーンな国々、ベスト5を紹介します。

1位:デンマーク 90点
1位:ニュージーランド 90点
3位:フィンランド 89点
4位:スウェーデン 88点
5位:スイス 86点

 さすが北欧です。デンマーク、フィンランド 、スウェーデンと北欧から3つの国がランクインしました。北欧といえば、教育や福祉が充実していて幸福度も高いことでよく知られていますね。

 ニュージーランドもすでに女性首相が3人も誕生していおり、男女平等で報道の自由度も高く、北欧と同じく教育が充実した国として知られています。残念ながら、日本はランクインしませんでしたね。

 次にワースト5を発表します。どうか日本がランクインしていませんように。

1位:ソマリア 10点
2位:南スーダン 11点
3位:北朝鮮 12点
4位:シリア 13点
5位:イエメン 14点
5位:スーダン 14点
5位:リビア 14点

 ワースト5は、戦争状態にあったり、国民が人道危機にさらされていたり、飢餓に苦しんでいる国ばかりです。これではクリーンな政治とかけ離れていても仕方ありません。

日本は何位?

 ベスト5にもワースト5にも日本の名前はありませんでした。日本は何位なのでしょう。また、日本と関係の深いアメリカや中国、韓国は何位なのでしょうか。ランキングの上から順に発表します。

18位:米国 74点
20位:日本 72点
52位:韓国 53点
79位:中国 40点

 このような結果になりました。日本は20位。愕然とするような結果ではありませんが、これを素直に喜んでいいのか、どう受け止めればいいのか、悩ましいところです。みなさんは、どのように考えますか。

<参考サイト>
・CORRUPTION PERCEPTIONS INDEX│Transparency International
https://www.transparency.org/en/cpi/2019/results

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