松下幸之助の人づくり≪1≫真のリーダーとは
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
ゼロスタートのイノベーションは苦労の連続。でも・・・
松下幸之助の人づくり≪1≫真のリーダーとは(7)信念に比例して、賛成者は必ず増える―先駆開拓
松下幸之助(パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者)
病弱で、学歴がなく、零細企業からスタートというハンディキャップを克服し、天下の松下電器を一から築き上げた「経営の神様」こと松下幸之助。しかし、未踏の地に分け入り、道を切り開く者には、常に生みの苦しみが付きまとう。元パナソニック株式会社代表取締役副社長で公益財団法人松下政経塾理事長兼塾長・佐野尚見氏と松下政経塾第1期生で第95代内閣総理大臣・野田佳彦氏が、それぞれの「先駆開拓」について体験談を交えながら語る。(第1章7話目)
時間:10分26秒
収録日:2015年6月17日
追加日:2015年11月30日
カテゴリー:
≪全文≫

●「五誓」の中で一番好きな言葉が「先駆開拓」/佐野尚見


 私は、政経塾に来るまで「五誓」を知らなかったのです。見た瞬間に、一番好きな言葉が「先駆開拓」でした。会社にいたら、この言葉を後ろに貼って仕事したかなと、そんな気持ちになりましたね。

 あの言葉もそうですし、七精神もそうですし、一つ一ついえば、本当にいろんな思いがこもっている言葉です。松下幸之助さんのお話を聞いていますと、七精神というのは、一番大切なのは産業報国であって、あとの六つはそれをカバーする考え方だということです。しかも、それは日本精神そのものであると、松下電器ではそうおっしゃっていました。

 ところが、政経塾に来て、いろいろ聞いてみますと、日本精神とは何かというと、「主座を保つ」とか、「和の精神」だとか、「衆知を集める」とおっしゃっていますね。それから「成功の要諦」。これについて松下電器では何を言っているかというと、成功の要諦というのは、経営理念が共有化されて、そして、生き生きとした組織や風土ができれば、社員が生き生きとして働ける環境ができれば、それは80パーセント成功したといえる、ということでした。

 ですから、事業をやっておられるときの松下さんと、政経塾の人に話す内容とが少し違うのかなと思います。根っこは一緒なのだけれども。


●もはや電器会社のオーナーの発想ではない/野田佳彦


 大きな企業に入ったり、役人になったり、一回切符をつかむと、一定のペースでどこまでハイウェイを走れるのか、と見通せる人生もあるじゃないですか。当時の塾生も皆、本当はそういうことを選択しかかったメンバーばかりだったと思うのです。

 皆、そういう人なのだけれども、「ちょっと待てよ」と。そのハイウェイを走っていくこともいいけれども、自分でツルハシを担いで道を切り開いていくというところにもロマンがあったりする。もちろん相当苦労するだろうけれども、そこには日本のために何かできることがあるんじゃないか、と思った人たちが集まった。その求心力は、やはり松下幸之助という人だったということですよね。

 無税国家から、新国土創成から、それはもう全て電器の会社のオーナーの発想ではないわけです。日本をどうするか。しかも、今の日本だけではなく、200年、300年先を考えて、構想をど真剣に考え抜いていた。その方と年に何回もお会...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「政治と経済」でまず見るべき講義シリーズ
デジタル全体主義を哲学的に考える(1)デジタル全体主義とは何か
20世紀型の全体主義とは違う現代の「デジタル全体主義」
中島隆博
地政学入門 ヨーロッパ編(1)地図で読むヨーロッパ
ヨーロッパとは?地図で読み解く地政学と国際政治の関係
小原雅博
紛争が絶えない世界~私たちは何ができるか(1)「戦争の世紀」から再び戦争の時代へ
再び戦争の時代へ――私たちは何を考え、どう動くべきか
小原雅博
お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(1)銀行がお金を生む仕組み
信用創造・預金創造とは?社会でお金が流通する仕組み
養田功一郎
日本のエネルギー&デジタル戦略の未来像(1)電動化で起こる「カンブリア爆発」
日本のエネルギー政策を「デジタル戦略」で大転換しよう
岡本浩
資産運用の思考法…経済や市場の動きをどう読むか
市場予測のポイント…短期・中期・長期の視点と歴史的洞察
養田功一郎

人気の講義ランキングTOP10
伊福部昭で語る日本・西洋・近代(1)チェレプニン賞に輝いた無名の作曲家
映画『ゴジラ』の作曲家・伊福部昭が直面した「日本と東洋と西洋」そして「近代の超克」
片山杜秀
「良き対話」とは?――哲学から考える(1)対話とは何か――会話・説教との違い
「良き対話」のヒントを哲学から考える…「対話」の大前提とは、そして「会話」「説教」「場回し」とは何が違うのか?
納富信留
「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓
宮脇淳子
編集部ラジオ2026(38)アメリカ中間選挙と民主主義
【10min解説】第2期のトランプ大統領と中間選挙を考える
テンミニッツ・アカデミー編集部
ロシア人の見る「ロシアの歴史」(1)会ってみたプーチン…その実像
ロシア人の見る「ロシアの歴史」を知るとロシアがよくわかる・・・実際に会ってみたプーチンの印象とは?
上月豊久
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(1)老年病科と高齢者の疾患・病態の特徴
頻尿、低栄養、転倒、誤嚥、フレイル…増える老年症候群と高齢者の疾患・病態の特徴
小川純人
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦
教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ
鶴見太郎
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作
小澤俊夫