創造的な場を支える仕組みを研究する
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
未来の運動会プロジェクトで新しいまちづくり
創造的な場を支える仕組みを研究する(10)未来の運動会
江渡浩一郎(産業技術総合研究所 主任研究員/デジタルハリウッド大学大学院 特任教授)
「未来の運動会」という楽しそうな名前のプロジェクトが現在、進行している。この運動会は、ニコニコ学会βにおいて未来のスポーツを考えたいというところから出発しているという。メディアアーティストで国立研究開発法人産業技術総合研究所知能システム研究部門主任研究員の江渡浩一郎氏が、その内容を語る。(全10話中第10話)
時間:18分34秒
収録日:2018年4月19日
追加日:2018年11月13日
≪全文≫

●共創型イノベーションの活動として注力している「未来の運動会プロジェクト」


 つくばにおける共創型イノベーションについて活動してきたのですが、今、力を入れて活動している試みとして「未来の運動会プロジェクト」があります。これは、未来の運動会をわれわれが作ってしまおう、というものです。

 これまで、ニコニコ学会βがシンポジウムをやりつつ、さまざまな人が集まる研究会を企画しようということについてお話ししてきました。その中で、「未来のスポーツについて考えたい」という集まりがあったのですが、「未来のスポーツ」と言葉にするだけでアイデアが非常に膨らみます。

 ですが、アイデアが膨らむと同時に感じたのは、着地が難しいということでした。そこで思ったのは、未来のスポーツではなく「未来の運動会」について考えようということでした。なぜかというと、スポーツの場合、「スポーツ選手がやることね」とつい思ってしまい、自分ではない誰かがやっていることだと考えてしまうのですが、運動会となると皆がやるもので、「自分がやるならどうするのだろう。どのように盛り上がるのだろう」と考えるきっかけになると思ったからです。

 ですので、あえてスポーツではなく運動会として、「未来の運動会を考えよう」ということで、運動会部という活動を立ち上げ、プロジェクトとして進めてきました。今は一般社団法人運動会協会という形で法人化し、未来の運動会プロジェクトを続けています。


●ハッカソン形式で考えるとき、大事なことはやってみること


 ムービーがあるので、まずはご覧ください。

 簡単にいうと、スポーツに関するガジェットやさまざまなものを体育館に持ち込み、それらを使ってどんな競技を実現できるかをハッカソン形式で皆で考える、というものです。

 まずアイデアソンとして、最初に道具の説明があるので、「この道具はこのような使い方ができる」ということを考え、模造紙にアイデアを書いていきます。できればスケッチがあった方がいいのですが、どんなアイデアでもいいのです。「このような競技があって、このような形が面白い」「この道具が組み合わさっていると面白い」といったアイデアの断片だけでも構いません。それを書いて床に置いていくのですが、皆がたくさん書いていくと、結果的に150枚ほど床中にアイデアのスケッチが広がります。

 そのよ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?
経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」
田口佳史
会社人生「50代の壁」(1)“9の坂”とまさかの坂
サラリーマン人生「50代の壁」を乗り越える生き方
江上剛
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(1)「法令遵守」でリスクは管理できない
「コンプライアンス=法令遵守」ではない…実例が示す本質
國廣正
エンタテインメントビジネスと人的資本経営(1)ソニー流の多角化経営の真髄
ソニー流「多角化経営」と「人的資本経営」の成功法とは?
水野道訓

人気の講義ランキングTOP10
エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために
鎌田東二
歴史の探り方、活かし方(5)史実・史料分析:秀吉と秀次編〈下〉
『武功夜話』は偽書か?…疑われた理由と執筆動機の評価
中村彰彦
内側から見たアメリカと日本(6)日本企業の敗因は二つのオウンゴール
日本企業が世界のビジネスに乗り遅れた要因はオウンゴール
島田晴雄
編集部ラジオ2025(29)歴史作家の舞台裏を学べる
歴史作家・中村彰彦先生に学ぶ歴史の探り方、活かし方
テンミニッツ・アカデミー編集部
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(1)習近平の歴史的特徴とは?
一強独裁=1人独裁の光と影…「強い中国」への動機と限界
垂秀夫
習近平―その政治の「核心」とは何か?(1)習近平政権の特徴
習近平への権力集中…習近平思想と中国の夢と強国強軍
小原雅博
ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか
ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは
西垣通
クーデターの条件~台湾を事例に考える(1)クーデターとは何か
台湾でクーデターは起きるのか?想定シナリオとその可能性
上杉勇司
戦争と暗殺~米国内戦の予兆と構造転換(3)未解決のユダヤ問題
「白人vsユダヤ人」という未解決問題とトランプ政権の行方
東秀敏