この講義シリーズは第2話まで
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ウェルビーイングを高めるDE&I
DE&Iとは何か?よくある誤解からポイントを理解する
ウェルビーイングを高めるDE&I(3)人的資本経営の核となるDE&I:前編
青島未佳(一般社団法人チーム力開発研究所 理事)
5.無知、無能、邪魔!?…心理的安全性を阻害する5つの要因
2026年6月3日配信予定
6.改札、公衆トイレ、在宅勤務…構造的格差とエクイティの意味
2026年6月10日配信予定
7.パワハラもコンプラも…企業内エクイティで大事な「境界線」
2026年6月10日配信予定
8.タイトル未定
2026年6月17日配信予定
9.タイトル未定
2026年6月17日配信予定
人的資本経営の核となるDE&Iは、単なる社会的責任(CSR)ではなく、企業の付加価値を高めるための重要な戦略的手段である。中でもダイバーシティは、表層的な属性だけでなく、経験や価値観といった内面的な多様性も含む。しかし、多様な人材が集まるだけでは不十分で、一人ひとりが能力を発揮できるインクルージョン(包摂)の文化がなければ生産性は向上しない。また、エクイティ(公平性)の担保も不可欠である。(全9話中第3話)
時間:9分04秒
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年5月27日
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年5月27日
≪全文≫
●そもそもDE&Iとは何か~その定義とよくある誤解から考える
ではここから人的資本の核となるDE&Iについて、概念も含めてお伝えができたらと思っています。
そもそも、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)とはどういった概念なのか。これは一般論も入りますけれど、KPMG(つまり)われわれが定義するところでは、ダイバーシティは多様でいろんな経験、文化、アイデンティティ、考え方を持つ方を受け入れ、尊重すること、(つまり)多様な方を受け入れるということであると思っています。
ポイントとしては、よくある誤解ですけれど、ダイバーシティというと、どちらかといえば目に見える、いわゆる表層的な部分に注力しがちであるということですが、それだけではなく、目に見えない能力、経験、価値観の違うところも焦点を当てていくことがとても大事ではないかと思っています。
2つ目ですが、ダイバーシティが進んだだけでは生産性は上がらないということです。これはいろんな研究でいわれています。だからこそ、ダイバーシティとインクルージョンをセットと考えていますので、多様性というところを上げていくと、どうしてもインクルージョンの文化がないと生産性が上がらないとも考えられています。
誤解のところで書いていますが、特にアンコンシャスバイアスはこの後(のシリーズ内の講義)で説明したいと思っていますけれど、なんとなくダイバーシティというと、いろんな方がいらっしゃって何かうまくいかないなと思うときに、どうしてもアンコンシャスバイアス、つまりバイアスが相手のほうにあるのではないかと考えることが、私たち人間心理として自然にあるのではないかと思っています。
そうではなくて、バイアスは誰にでもあるので、自分にもある。だからこそ、お互いバイアスはあるということを前提としてきちんと会話をしましょう。そういうところが、ダイバーシティとして、いろんな方がいらっしゃる中ではとても大事な文脈ではないかと思っています。
次はエクイティです。エクイティとは、いろいろ制度的な障壁もしくは偏見を取り除き、全ての人に公平な情報、機会、もしくはリソースのアクセスを保障することです。エクイティとイクオリティ、いわゆる公平と平等は対比して...
●そもそもDE&Iとは何か~その定義とよくある誤解から考える
ではここから人的資本の核となるDE&Iについて、概念も含めてお伝えができたらと思っています。
そもそも、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)とはどういった概念なのか。これは一般論も入りますけれど、KPMG(つまり)われわれが定義するところでは、ダイバーシティは多様でいろんな経験、文化、アイデンティティ、考え方を持つ方を受け入れ、尊重すること、(つまり)多様な方を受け入れるということであると思っています。
ポイントとしては、よくある誤解ですけれど、ダイバーシティというと、どちらかといえば目に見える、いわゆる表層的な部分に注力しがちであるということですが、それだけではなく、目に見えない能力、経験、価値観の違うところも焦点を当てていくことがとても大事ではないかと思っています。
2つ目ですが、ダイバーシティが進んだだけでは生産性は上がらないということです。これはいろんな研究でいわれています。だからこそ、ダイバーシティとインクルージョンをセットと考えていますので、多様性というところを上げていくと、どうしてもインクルージョンの文化がないと生産性が上がらないとも考えられています。
誤解のところで書いていますが、特にアンコンシャスバイアスはこの後(のシリーズ内の講義)で説明したいと思っていますけれど、なんとなくダイバーシティというと、いろんな方がいらっしゃって何かうまくいかないなと思うときに、どうしてもアンコンシャスバイアス、つまりバイアスが相手のほうにあるのではないかと考えることが、私たち人間心理として自然にあるのではないかと思っています。
そうではなくて、バイアスは誰にでもあるので、自分にもある。だからこそ、お互いバイアスはあるということを前提としてきちんと会話をしましょう。そういうところが、ダイバーシティとして、いろんな方がいらっしゃる中ではとても大事な文脈ではないかと思っています。
次はエクイティです。エクイティとは、いろいろ制度的な障壁もしくは偏見を取り除き、全ての人に公平な情報、機会、もしくはリソースのアクセスを保障することです。エクイティとイクオリティ、いわゆる公平と平等は対比して...