ウェルビーイングを高めるDE&I
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
バイアスの罠…8割直観と思考の「エコ運転」の自覚が大事
ウェルビーイングを高めるDE&I(8)アンコンシャスバイアス:前編
青島未佳(一般社団法人チーム力開発研究所 理事)
アンコンシャスバイアスとは、過去の経験や知見に基づき、無意識のうちに「これはこうだ」と思い込むことである。これは固定観念や偏見、本能的自己防衛から生じ、DE&Iの阻害やハラスメントにつながる恐れがある。人間の思考には直感と熟慮の2つのシステムがあり、効率化のために約8割を直感に頼っているが、この「エコ運転」の一部が判断ミスを招く可能性がある。人間は誰もがバイアスから逃れることはできない。大切なのは、そのことを自覚し、周囲と指摘し合える文化を築くことである。(全9話中第8話)
時間:9分36秒
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年6月17日
≪全文≫

●固定観念・偏見・本能的自己防衛から生まれるアンコンシャスバイアス


 では最後の「アンコンシャスバイアス」についてお伝えをしたいと思っています。

 ダイバーシティを阻害するバイアスということで、いろいろな企業がアンコンシャスバイアスに非常に意識を向けて、いろんな研修をされていると思っています。

 改めてアンコンシャスバイアスが何かというと、私たちが過去の経験とか知見によって何かを見たり聞いたり感じるときに、無意識的にこれはこうだと思い込むこと。そういったものがアンコンシャスバイアスといわれています。

 アンコンシャスバイアスを生み出すもの(として、)なぜ私たちが無意識的にこういったものを「こうだ」と思ってしまうのかというと、2つあります。

 1つ目は、私たちが過去の経験や知見によって得た固定観念と、もう一つは「偏見」と考えていますけれど、そういったものです。2つ目は、ご自身の慣習、もしくは習慣とかエゴを元にした本能的な自己防衛です。そういったものがあるので、目の前の事象を見たときに、何となく思いつき的に「こうだ」と考えてしまうので、それは当然DE&Iの阻害要因にもなりますし、引いてはハラスメント的なところにも発展してしまうことが挙げられます。

 ではバイアスといった(場合)、直感的に皆さんがどのように思うのか、そのことについて、いくつかのクイズをやりたいと思います。

 1つ目です。例えば、「今日は仕事中に飲み会があるから帰りが遅くなるね」と誰かが言ったとします。このときに皆さん、直感的にどういった属性を思い浮かべますか。

 もしかすると年代によって違うかもしれませんけれど、多くの方は男性を思い浮かべることが多いのではないかと思います。ただ一方で、近年、女性も比較的(育児があったり、パートナーがいたとしても)飲み会に行かれる数も増えているのではないかとも考えています。

 次です。この写真を見て、属性にどんなものを思い浮かべますか、といった質問です。

 これもとても分かりやすいバイアスですが、ピンクのランドセルを見ると直感的には女の子を思い浮かべるのではないかと思います。そして、...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり
『失敗の本質』、中国古典…ビジネスのヒントを歴史に学ぶ
三谷宏治
営業から考える企業戦略(1)成功するブランド戦略とは?
ブランド力を高めるために「自社の強み」を徹底的に聞け
田村潤
ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう
水野道訓
優れた経営者の条件(1)スキルとセンスの違い
経営者のセンスは担当者のスキルとは全く違う
楠木建
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦

人気の講義ランキングTOP10
「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓
宮脇淳子
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い
宮脇淳子
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
「ホメロス叙事詩」を読むために(1)ホメロスを読む
2700年前のホメロスの叙事詩が感動を与え続ける理由
納富信留
ギリシア悲劇への誘い(1)ギリシア悲劇を観る
二千年の時を超えて読めるギリシア「三大悲劇詩人」の作品
納富信留
編集部ラジオ2026(31)鶴見太郎先生の「公開収録」のご案内
【公開収録のご案内】鶴見太郎先生:ユダヤ人と世界史…その歴史の教訓とは
テンミニッツ・アカデミー編集部
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(6)漢字と理性と想像力
漢字と理性と想像力…いま日本人が考えるべきこととは?
橋爪大三郎
日本人が知らない自由主義の歴史~前編(1)そもそも「自由主義」とは何か
消極的自由と積極的自由?…なぜ自由主義がわかりづらいか
柿埜真吾