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ウェルビーイングを高めるDE&I
改札、公衆トイレ、在宅勤務…構造的格差とエクイティの意味
ウェルビーイングを高めるDE&I(6)エクイティ実現と特権性の理解:前編
青島未佳(一般社団法人チーム力開発研究所 理事)
8.バイアスの罠…8割直観と思考の「エコ運転」の自覚が大事
2026年6月17日配信予定
9.マイクロアグレッションとは?「○○なのに…」は要注意
2026年6月17日配信予定
現代社会における「公平性(エクイティ)」を考える上で、自身が持つ特権性への自覚は不可欠な要素である。「公平」は、全員に同じ機会や情報、もしくはリソースを与える「平等」とは異なり、個々人のニーズや状況に合わせてそれらを提供することである。また、「特権」は、個人の努力や能力とは無関係に、社会の属性や立場によって無意識に享受している優位性を指す。多くの人は自らの苦労や困難な状況には敏感だが、制度的に守られているマジョリティ側は、マイノリティ側の苦労や困難に気づきにくいという構造的格差がある。(全9話中第6話)
時間:10分46秒
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年6月10日
収録日:2025年12月17日
追加日:2026年6月10日
≪全文≫
●エクイティとは何か
では、4つ目の「エクイティの実現に向けた特権性」の話をさせていただければと思っています。
そもそもエクイティとは、ここで書いてある通り、制度的な障がい(障壁)や偏見を取り除いて、全ての人に公平な情報、機会、リソースを保障しましょうという概念です。
これ(スライド)はすごく有名な図ではないかと思っていますが、左側が平等で、右側が公平です。平等のところですが、例えば同じ足場では、リンゴを収穫できる方は高身長の方、(その方)しか穫れない。一方で、低い方はなかなかリンゴを収穫することができないということです。
当然、高身長の方は足場を必要としていないので、低身長の方がリンゴを穫れていないことをなかなか実感できない。そういったことで、どんな方でも同じような機会を与えることが平等の概念ではないかと思っています。
一方で、最近(いわれているのは)、同じ平等の中でも(スライド内の「平等性」の)右側のように、最初から実は高さが違うんじゃないかといったことです。同じ身長だったとしても、もともとのスタートラインが違うので、結果的にこの(スライドの)時点でいうと、リンゴを穫れる機会が少し減ってしまっているところが、平等性のところの2つの概念と思っています。
一方で、公平性は、個々人の身長だとか、個々人の状況に合わせてきちんと組織の方が支援もしくは機会を与えていきましょうというところだと思っています。なので、結果として組織全体としては、個々人が努力をした分のリンゴの収穫ができるのではないかと考えられて、この図がよく使われています。
平等(性)について改めて申し上げると、どんな方でも同じように機会もしくはリソースを提供することで、公平性はどちらかといえば、個々人のニーズとか状況に合わせて機会とか情報、もしくはリソースを提供することと考えています。
●エクイティを理解するための6つの場面
(次は)エクイティという概念の中で、皆さん、以下の場面で何か感じることはありますかといった質問です。
1つ目が駅の改札です。これは皆さん、どうですか。例えば、(駅の改札は)右利きの人用に作られていて、左利きの人は使い...
●エクイティとは何か
では、4つ目の「エクイティの実現に向けた特権性」の話をさせていただければと思っています。
そもそもエクイティとは、ここで書いてある通り、制度的な障がい(障壁)や偏見を取り除いて、全ての人に公平な情報、機会、リソースを保障しましょうという概念です。
これ(スライド)はすごく有名な図ではないかと思っていますが、左側が平等で、右側が公平です。平等のところですが、例えば同じ足場では、リンゴを収穫できる方は高身長の方、(その方)しか穫れない。一方で、低い方はなかなかリンゴを収穫することができないということです。
当然、高身長の方は足場を必要としていないので、低身長の方がリンゴを穫れていないことをなかなか実感できない。そういったことで、どんな方でも同じような機会を与えることが平等の概念ではないかと思っています。
一方で、最近(いわれているのは)、同じ平等の中でも(スライド内の「平等性」の)右側のように、最初から実は高さが違うんじゃないかといったことです。同じ身長だったとしても、もともとのスタートラインが違うので、結果的にこの(スライドの)時点でいうと、リンゴを穫れる機会が少し減ってしまっているところが、平等性のところの2つの概念と思っています。
一方で、公平性は、個々人の身長だとか、個々人の状況に合わせてきちんと組織の方が支援もしくは機会を与えていきましょうというところだと思っています。なので、結果として組織全体としては、個々人が努力をした分のリンゴの収穫ができるのではないかと考えられて、この図がよく使われています。
平等(性)について改めて申し上げると、どんな方でも同じように機会もしくはリソースを提供することで、公平性はどちらかといえば、個々人のニーズとか状況に合わせて機会とか情報、もしくはリソースを提供することと考えています。
●エクイティを理解するための6つの場面
(次は)エクイティという概念の中で、皆さん、以下の場面で何か感じることはありますかといった質問です。
1つ目が駅の改札です。これは皆さん、どうですか。例えば、(駅の改札は)右利きの人用に作られていて、左利きの人は使い...
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