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女性の「優しい人が好き」は信用できるのか?
どんな男性がタイプなの?という質問をしたら、必ずと言っていいほど女性の口から上がる「優しい人」。しかし、優しければ女性にモテるのかと言えばそうでもなさそうな気もしますし、「いい人なんだけどね~」で終わる男性も多いもの。「優しい」とは、なんとも判断しがたい曖昧な答えにも感じますよね。
・帰りが遅くなると夜中でも迎えに来てくれるし、疲れていたらご飯を作ってくれる今の彼氏。(28歳)
・重い荷物を持ってくれたり、車道側を常に歩いてくれるようなレディーファーストな男性。(35歳)
・具合が悪ければ心配してくれたり、記念日にはプレゼントを忘れないような、細やかな心配りができる人。(33歳)
・ケンカをしてもすぐ謝ってくれるような、心の広い大人の男。(38歳)
・怒ったり、わがままを言ったりせず、私の気持ちをわかってくれる人。(41歳)
一般的に「優しい」とは、思いやりがあり、自分ばかりを優先せず他人の気持ちを考えて行動できるという様を言うのだと思いますが、「優しい人」がタイプの女性陣のお話を聞くとそんな広義の意味ではなく、「優しい人」=「自分を大事にしてくれる人」という構図が見えてきました。
女性たちの言う「優しい人」は、自分を大切に扱ってくれる人であって、単に心優しい男性のことではないのかもしれません。
・優しくても、その実は優柔不断で、自分からは何も行動をしないような元夫。退屈でつまらな過ぎて無理でした。(32歳)
・優しいことは悪いことではないが、「いい人」と同じく女性を調子に乗らせ舐められやすい。(36歳)
・誰にでも優しい彼氏はモテますが、女のカゲが常にあります。(30歳)
・若い頃は経済力や見た目に魅かれましたが、いざ結婚して暮らしてみると「優しい」かどうかは重要。優しいだけではダメですが。(41歳)
・人の彼氏や夫を見て「優しそう」と言うのは、他に褒めるところがないから。優しいのは、ある意味基本でしょう。(39歳)
敢えて「優しい人」がタイプと上げなかった女性たちも、優しさは大切だと思いながらも、それだけではダメだという意見がほとんどでした。人間としての「優しさ」があるのは当然という前提の上で、男性はジャッジされているようです。
・女子の機嫌を取ろう、好かれようとして優しい態度を見せる男性もいるので見極めが必要。(38歳)
・他人には優しいが、決断力がなかったり意志が弱いだけの男性もいる。男を尻に敷きたいタイプの女性にはいいのかも。(41歳)
・女心が分かるヤサ男はモテますが、だいたい浮気性で遊んでる。(37歳)
・「優しい」だけが取り柄みたいな男は、お人好しで損ばかりするタイプも多いので、モテないし出世もしないと思う。(39歳)
・女性は自分に都合良くスマートに接してくれる男を「優しい」と思っているだけ。本当に優しい懐の深い男を求めているわけではない。(44歳)
男性も多くは、女性のタイプ「優しい人」を鵜呑みにはしていないようです。また、男から見ても「優しい」ことは絶対条件ではないという見方もあり、女性への「優しさの本質を見ていない!」という問題提起とも感じられる意見もありました。
「優しい人が好き」と言いつつも、それ以上のものを求めているのが大抵の女性の心理。それに気づいている男性も多いということを加味すると、「優しい人がタイプ」発言は、「私を愛して尽くしてくれる人が好き!」とあまり賢くなさそうに聞こえてしまう可能性もあります。女性は好きなタイプを聞かれても、「優しい人」とは答えない方が得策かもしれませんね。
もし「優しい人」を言い換えるなら、「思いやりがある人」「温和な、穏やかな人」「家族を大事にする人」など、もう少し具体性が見える方が周りに良い印象を与えられるのではないでしょうか。
「優しい人」がタイプの女性が求める、優しさとは?
そこで、好きな男性のタイプの第一条件が「優しい人」と答える女性5人に、その「優しさ」は具体的にはどんなことなのか、話を聞いてみました。・帰りが遅くなると夜中でも迎えに来てくれるし、疲れていたらご飯を作ってくれる今の彼氏。(28歳)
・重い荷物を持ってくれたり、車道側を常に歩いてくれるようなレディーファーストな男性。(35歳)
・具合が悪ければ心配してくれたり、記念日にはプレゼントを忘れないような、細やかな心配りができる人。(33歳)
・ケンカをしてもすぐ謝ってくれるような、心の広い大人の男。(38歳)
・怒ったり、わがままを言ったりせず、私の気持ちをわかってくれる人。(41歳)
一般的に「優しい」とは、思いやりがあり、自分ばかりを優先せず他人の気持ちを考えて行動できるという様を言うのだと思いますが、「優しい人」がタイプの女性陣のお話を聞くとそんな広義の意味ではなく、「優しい人」=「自分を大事にしてくれる人」という構図が見えてきました。
女性たちの言う「優しい人」は、自分を大切に扱ってくれる人であって、単に心優しい男性のことではないのかもしれません。
女性が男性を判断する時、「優しい人」は重要なのか?
次に、「優しい人」をタイプに上げなかった女性達5人にも、「優しさ」という男性のファクターについてどう思うかを聞いてみました。・優しくても、その実は優柔不断で、自分からは何も行動をしないような元夫。退屈でつまらな過ぎて無理でした。(32歳)
・優しいことは悪いことではないが、「いい人」と同じく女性を調子に乗らせ舐められやすい。(36歳)
・誰にでも優しい彼氏はモテますが、女のカゲが常にあります。(30歳)
・若い頃は経済力や見た目に魅かれましたが、いざ結婚して暮らしてみると「優しい」かどうかは重要。優しいだけではダメですが。(41歳)
・人の彼氏や夫を見て「優しそう」と言うのは、他に褒めるところがないから。優しいのは、ある意味基本でしょう。(39歳)
敢えて「優しい人」がタイプと上げなかった女性たちも、優しさは大切だと思いながらも、それだけではダメだという意見がほとんどでした。人間としての「優しさ」があるのは当然という前提の上で、男性はジャッジされているようです。
男性の意見も。「優しい人」という条件はアリなのか?
男性たちにも、「優しい人」がタイプという女性の意見について、どう思うのかを聞かせてもらいました。・女子の機嫌を取ろう、好かれようとして優しい態度を見せる男性もいるので見極めが必要。(38歳)
・他人には優しいが、決断力がなかったり意志が弱いだけの男性もいる。男を尻に敷きたいタイプの女性にはいいのかも。(41歳)
・女心が分かるヤサ男はモテますが、だいたい浮気性で遊んでる。(37歳)
・「優しい」だけが取り柄みたいな男は、お人好しで損ばかりするタイプも多いので、モテないし出世もしないと思う。(39歳)
・女性は自分に都合良くスマートに接してくれる男を「優しい」と思っているだけ。本当に優しい懐の深い男を求めているわけではない。(44歳)
男性も多くは、女性のタイプ「優しい人」を鵜呑みにはしていないようです。また、男から見ても「優しい」ことは絶対条件ではないという見方もあり、女性への「優しさの本質を見ていない!」という問題提起とも感じられる意見もありました。
「優しい人」発言は、卒業した方が無難!?
今回の結論としては、女性のタイプ「優しい人」はあまり信用ならないのでは?という方向で着地することとなりました。「優しい人が好き」と言いつつも、それ以上のものを求めているのが大抵の女性の心理。それに気づいている男性も多いということを加味すると、「優しい人がタイプ」発言は、「私を愛して尽くしてくれる人が好き!」とあまり賢くなさそうに聞こえてしまう可能性もあります。女性は好きなタイプを聞かれても、「優しい人」とは答えない方が得策かもしれませんね。
もし「優しい人」を言い換えるなら、「思いやりがある人」「温和な、穏やかな人」「家族を大事にする人」など、もう少し具体性が見える方が周りに良い印象を与えられるのではないでしょうか。
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