社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
映画に1800円を払う人は少数派ってホント?
かつて安価な娯楽として映画がありました。今、4人家族で映画にいくとすると、少なくとも1万円の出費は覚悟しないとならないでしょう。大人2人(1800円×2)+子ども2人(1000円×2)で入場料合計5600円、飲み物、ポップコーン、パンフレットなど合わせると、いくらお釣りが残せるかどうか。3D、4Dとグレードの高い上映を選択するなら、1万円オーバー確定です。
新作でも少し待てば、レンタルやネット配信で安価に楽しむこともできるだけに、映画館の高額な入場料には考えさせられます。
今回は、そんな映画入場料について、調べてみました。
前売り券であれば、1800円が1400円で鑑賞できますし、大手映画館が設定しているサービスから、携帯キャリアごと割引があります。例えばdocomoユーザーなら、イオンシネマで毎週火曜日に、ドコモチューズデーとしてクーポンを見せると、dポイントクラブ会員と同伴者1名までが1100円(税込)で観ることができます。
こうした割引事情を裏づけるように、日本映画製作者連盟が2018年1月に公表したデータによると、平均入場料金は1310円でした。子ども料金など、冒頭に上げた4人家族5600円の平均をとった1400円を下回ることからも、ユーザーは何かしらの割引サービスを受けていることを想定することができます。
新作でも少し待てば、レンタルやネット配信で安価に楽しむこともできるだけに、映画館の高額な入場料には考えさせられます。
今回は、そんな映画入場料について、調べてみました。
映画鑑賞料金の妥当価格は?
スマートフォンアプリ「映画ランド」を運営するホットモブ・ジャパン株式会社が2016年に実施したアンケートによると、通常大人料金1,800円を高いと感じる人が86%いたことが報告されています。そして、映画鑑賞料金の妥当価格の項目では、「1,100円~1,200円」が49.5%、「1,000円以下」が20.7%、「1,300円~1,400円」が18.6%、「1,500円~1,600円」が11.2%でした。興味深いのは、サービスデーなどを利用した割引価格帯が最も適正と考えられているところです。2017年で平均料金は1,310円
世界で比較しても最も高いと言われている日本の映画鑑賞料ですが、通常大人料金1,800円をそのまま支払っているのは少数派ではないかと考えられるくらい、各種割引があることはご存じでしょうか。前売り券であれば、1800円が1400円で鑑賞できますし、大手映画館が設定しているサービスから、携帯キャリアごと割引があります。例えばdocomoユーザーなら、イオンシネマで毎週火曜日に、ドコモチューズデーとしてクーポンを見せると、dポイントクラブ会員と同伴者1名までが1100円(税込)で観ることができます。
こうした割引事情を裏づけるように、日本映画製作者連盟が2018年1月に公表したデータによると、平均入場料金は1310円でした。子ども料金など、冒頭に上げた4人家族5600円の平均をとった1400円を下回ることからも、ユーザーは何かしらの割引サービスを受けていることを想定することができます。
映画鑑賞は割引サービスを忘れずに!
ここ数年来、3Dから4Dへ、映像技術も音響技術も進化していることから“映画館で映画を観る”価値は上昇傾向にあります。日本映画製作者連盟のデータにおいても、全国のスクリーン数は3472から3525と増えています。この機会に、各種割引サービスを利用して映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。<参考サイト>
・映画ランド:「 映画館及び映画鑑賞」に関するアンケート調査結果報告
https://eigaland.com/topics/?p=31986
・AEON CINEMA
http://www.aeoncinema.com/event/docomo_tuesday/index.html
・日本映画製作者連盟:日本映画産業統計
http://www.eiren.org/toukei/index.html
・映画ランド:「 映画館及び映画鑑賞」に関するアンケート調査結果報告
https://eigaland.com/topics/?p=31986
・AEON CINEMA
http://www.aeoncinema.com/event/docomo_tuesday/index.html
・日本映画製作者連盟:日本映画産業統計
http://www.eiren.org/toukei/index.html
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
「学ぶことが楽しい」方には 『テンミニッツTV』 がオススメです。
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
世界で最もクリエイティブな国は? STEAM教育が広がる理由
数学と音楽の不思議な関係(4)STEAM教育でつくる喜びを全ての人に
世界では「創造性がどれくらい大事か」という問題意識が今、急激に高まっている。創造性とは全ての人にあり、偏差値などでは絶対に計れない、まさに無限軸の創造性のこと。そうした創造性を育む学びが「STEAM教育」である。最終...
収録日:2025/04/16
追加日:2025/09/18
なぜ日本の所得水準は低いのに預金残高は大きいのか
続・日本人の「所得の謎」徹底分析(2)政府債務と預金残高の背景
国際的に見て、政府の債務残高が大きい日本。その背景には、バブル崩壊後の財政赤字を取り戻せていないことがあった。その一方で、預金残高も高い日本。所得が低いのに預金が多い日本の謎を解説する。(全4話中第2話)
※...
※...
収録日:2025/07/10
追加日:2025/09/17
米長邦雄のアンラーニング、弟子の弟子になってV字成長
経験学習を促すリーダーシップ(2)経験から学ぶ力
人が成長していくために重要な経験学習。その学習サイクルを適切に回していくためには、「経験から学ぶ力」が必要になる。ではそこにはどのような要素があるのか。ストレッチ、リフレクション、エンジョイメントという3要素と、...
収録日:2025/06/27
追加日:2025/09/17
各々の地でそれぞれ勝手に…森林率が高い島国・日本の特徴
「集権と分権」から考える日本の核心(5)島国という地理的条件と高い森林率
日本の政治史を見る上で地理的条件は外せない。「島国」という、外圧から離れて安心をもたらす環境と、「山がち」という大きな権力が生まれにくく拡張しにくい風土である。特に日本の国土は韓国やバルカン半島よりも高い割合の...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/09/15
外交とは何か…いかに軍事・内政と連動し国益を最大化するか
外交とは何か~不戦不敗の要諦を問う(1)著書『外交とは何か』に込めた思い
外交とは国益を最大化しなければいけないのだが……。35年にもわたる外交官経験を持つ小原氏が8年がかりで書き上げた著書『外交とは何か 不戦不敗の要諦』(中公新書)。小原氏曰く、外交とは「つかみどころのないほど裾野が広い...
収録日:2025/04/15
追加日:2025/09/05