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DATE/ 2018.09.22

【仕事と年収】薬剤師(25歳女性)

 今回は25歳の「薬剤師」の方に年収などのリアルなお金事情、その仕事の内容をうかがいました。

【年齢】25歳(女性)
【住まい】大阪府
【独身or既婚】独身

経歴を教えてください。

 私立の薬科大学に在学中、5回生のときに、必修の薬局実習で約3ヶ月間、就職先の薬局で実習を行っていたのですが、ここが調剤業務だけでなく、在宅業務、学生実習、研究等幅広い業務を行っており、そこに惹かれたため、卒業後、就職しました。

年収/月収/賞与について教えてください。

 年収450万円、月収30万、賞与80万。

貯蓄額はおいくらですか?

 50万円。

年間休日は?

 約100日。

仕事の内容は?残業はどれぐらい?

 7割は、調剤業務です。医師が書いた処方せん(薬の内容が書いた紙)に従って薬を棚から集め、薬の量が間違ってないか、飲み合わせて大丈夫か等を確認し、患者さんに薬の飲み方を説明しながら、お渡しします。

 その他、薬の発注業務、市販薬、健康食品の販売、お薬を渡した患者さんからの電話質問の対応、また大学生の実習、在宅への訪問薬剤支援業務(脚が悪く、薬局へ行けない方や、在宅で抗がん剤治療を行っている方のお家まで行き、薬局で調剤した薬をお渡し、副作用が出ていないか等をモニタリングし、医師へ報告)があります。

 残業はほとんどありません。繁忙期で10~20時間です。

この仕事の良い点は?

 調剤業務は、慣れれば誰でもできる業務です。薬局薬剤師は地域の方がお客さんでリピーターが多く、長く深く患者さんと関わることができます。薬局にもよりますが、ノルマが少なく、働いている従業員も穏やかな方が多いです。また、比較的給料も安定していますし、働き口も多いです。

この仕事の悪い点は?

 今現在でも薬剤師不要論が唱えられるなど、薬剤師の地位は低いです。今後IT化や、アマゾン等の流通業界が調剤業務に進出すると、既存の薬局薬剤師は不要になる可能性があります。それに伴って年収も下がっていく可能性があり、薬局業界の今後、自分の将来について不安が募ります。

 また業務に関していうと、患者たちの「お客様」化が進みすぎており、ファストフード的なサービス(より速く、より丁寧に)が求められます。しかし、1つのミスで健康被害が出る薬があり、より早くと言われても、慎重に対応する必要があります。

また、薬学教育の6年制、高齢社会化による患者の増加により、慢性的な人員の不足があります。

――――――――――

 「薬剤師」の仕事と年収、いかがでしたでしょうか?

 国税庁の平成28年度の民間給与実態統計調査では、20代後半女性の平均年収は309万円であるのに対して、この方の場合、年収は450万円と同世代の平均を大きく上回っています。慢性的な人員不足はあるようですが、その裏返しか、働き口も多いようです。

<参考サイト>
・国税庁HP「民間給与実態統計調査」より
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2016/pdf/001.pdf
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