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フラメンコ初心者が挫折しないための5つのポイント
女性たちの間で、人気のお稽古ランキングの上位に来ることも多いフラメンコ。スパニッシュ・ギターの奏でる情熱的かつ哀愁漂う音楽や、水玉模様の華やかな衣装に魅了され、「私も踊ってみたい!」と思われている方も多いのではないでしょうか。
しかし「なんだかリズムが難しそう」「あんな激しいダンスが私にも出来るの?」と、フラメンコを始めてみようかどうか迷っている方も多いかもしれません。
【ポイント1】レッスンを休まない、できれば振替クラスを受講する
フラメンコは、初心者には初めはとても難しく感じるもの。1回休むと、次回のレッスンで「全然ついていけない!」と焦り、私には無理かも…と諦めてしまう人もいるようです。ですから初めのうちは、出来るだけレッスンを休まないことが重要です。とは言っても、お仕事や勉強でどうしてもお休みしなくてはならないこともあると思います。そんな時は、他の曜日に振替日を設けている教室も多いので、その振替レッスンを受講することを心掛けましょう。
【ポイント2】教室に、友達や仲間を作ってサポートし合う
多くのフラメンコ教室はグループレッスン。数人~十数人で毎回レッスンを受ける場合がほとんどです。ですから、そこで出会った仲間たちと励まし合ったり、一緒に楽しむことは、挫折しないための大きな力となります。もしお休みしてしまった時や、わからない振り付けがあった時も、お互いに教え合ったりサポートし合えるので、心強い味方になること間違いなし。中には「初めてのレッスン帰りに、皆を飲みに誘って仲良くなった」という強者も。見習いたいですね。
【ポイント3】曲を録音、練習を動画で撮影する
各教室や先生の方針にもよりますが、練習している曲を録音したり、練習風景を録画してもオッケーなケースもあります。レッスンの後で「あそこの振り付け、どんなのだったっけ?」と分からなくなっても、音楽を聞くと振り付けが思い出せることもありますし、動画を撮影しておけば、自分のどこがおかしいのかも分かり、先生の踊りを参考に復習することもできます。「なかなか振り付けが覚えられない!」と焦ってしまう方は、イメトレや復習で次回のレッスンがスムースにこなせるようになります。
【ポイント4】分からない時はその場で質問、解決
振り付けを覚える早さには個人差が。本当はよく分からなくても、なんとなく分かったふりをしていると、レッスンはどんどん進んで挫折してしまうことに繋がります。そこで大切なのは、分からなければ「もう一度お願いします」とか「もうちょっとゆっくり踊ってください」と遠慮なく講師の先生に伝えること。皆の足を引っ張るのでは?と質問しない人もいますが、「実は皆も分かっていなくて質問魔の自分は感謝されていた」なんて声も。レッスンについていくことより、理解することを意識しましょう。
【ポイント5】ストレッチや準備体操で身体をケア
フラメンコは5cm以上のヒールを履き、その足も腕も腰も使って踊る、結構激しいダンスです。20代の若い方ならともかく、30~40代のあまり運動をしてこなかった方にとっては筋肉痛に加え、膝や腰を痛めてしまい挫折なんてことにもなりかねません。そこで大切なのはレッスン前の準備体操だけでなく、普段からストレッチなどで身体を柔らかくケアすること。「レッスン後は必ず入浴して疲れを取るようにしていた」という方もいますし、踊れる身体作りを意識すると良いようです。
今回アンケートに協力してくれたフラメンコ経験者たちも、みんな初めは初心者で「私に続けられるの?」と不安からのスタートだったと言います。しかし「仲間と通うレッスンの楽しさ」、「フラメンコの全身を使う動きでダイエットにも成功」、「音楽やその世界観の奥深さの虜」など、フラメンコならではの魅力を語ってくれました。「素敵なフラメンコシューズとファルダ(フラメンコのスカート)を履きたい、その気持ちが挫折を乗り越えられる第一歩にもなる」と言うフラメンコ歴3ヶ月の初心者の女性の声も、あなたの背中を押してくれるのではないでしょうか。
しかし「なんだかリズムが難しそう」「あんな激しいダンスが私にも出来るの?」と、フラメンコを始めてみようかどうか迷っている方も多いかもしれません。
経験者に教わる、フラメンコに挫折しない5つのポイント
そこで今回は、フラメンコ経験者15人にアンケートし、初心者が挫折せず長く続けられるためのアドバイスをまとめてみました。【ポイント1】レッスンを休まない、できれば振替クラスを受講する
フラメンコは、初心者には初めはとても難しく感じるもの。1回休むと、次回のレッスンで「全然ついていけない!」と焦り、私には無理かも…と諦めてしまう人もいるようです。ですから初めのうちは、出来るだけレッスンを休まないことが重要です。とは言っても、お仕事や勉強でどうしてもお休みしなくてはならないこともあると思います。そんな時は、他の曜日に振替日を設けている教室も多いので、その振替レッスンを受講することを心掛けましょう。
【ポイント2】教室に、友達や仲間を作ってサポートし合う
多くのフラメンコ教室はグループレッスン。数人~十数人で毎回レッスンを受ける場合がほとんどです。ですから、そこで出会った仲間たちと励まし合ったり、一緒に楽しむことは、挫折しないための大きな力となります。もしお休みしてしまった時や、わからない振り付けがあった時も、お互いに教え合ったりサポートし合えるので、心強い味方になること間違いなし。中には「初めてのレッスン帰りに、皆を飲みに誘って仲良くなった」という強者も。見習いたいですね。
【ポイント3】曲を録音、練習を動画で撮影する
各教室や先生の方針にもよりますが、練習している曲を録音したり、練習風景を録画してもオッケーなケースもあります。レッスンの後で「あそこの振り付け、どんなのだったっけ?」と分からなくなっても、音楽を聞くと振り付けが思い出せることもありますし、動画を撮影しておけば、自分のどこがおかしいのかも分かり、先生の踊りを参考に復習することもできます。「なかなか振り付けが覚えられない!」と焦ってしまう方は、イメトレや復習で次回のレッスンがスムースにこなせるようになります。
【ポイント4】分からない時はその場で質問、解決
振り付けを覚える早さには個人差が。本当はよく分からなくても、なんとなく分かったふりをしていると、レッスンはどんどん進んで挫折してしまうことに繋がります。そこで大切なのは、分からなければ「もう一度お願いします」とか「もうちょっとゆっくり踊ってください」と遠慮なく講師の先生に伝えること。皆の足を引っ張るのでは?と質問しない人もいますが、「実は皆も分かっていなくて質問魔の自分は感謝されていた」なんて声も。レッスンについていくことより、理解することを意識しましょう。
【ポイント5】ストレッチや準備体操で身体をケア
フラメンコは5cm以上のヒールを履き、その足も腕も腰も使って踊る、結構激しいダンスです。20代の若い方ならともかく、30~40代のあまり運動をしてこなかった方にとっては筋肉痛に加え、膝や腰を痛めてしまい挫折なんてことにもなりかねません。そこで大切なのはレッスン前の準備体操だけでなく、普段からストレッチなどで身体を柔らかくケアすること。「レッスン後は必ず入浴して疲れを取るようにしていた」という方もいますし、踊れる身体作りを意識すると良いようです。
フラメンコの華やかで独特な世界観を楽しもう!
いかがでしたか?フラメンコは独特なダンスのようにも思えますが、上記の5つのポイントは、他のダンスの習い事にも応用できるくらい大切なことかもしれませんね。今回アンケートに協力してくれたフラメンコ経験者たちも、みんな初めは初心者で「私に続けられるの?」と不安からのスタートだったと言います。しかし「仲間と通うレッスンの楽しさ」、「フラメンコの全身を使う動きでダイエットにも成功」、「音楽やその世界観の奥深さの虜」など、フラメンコならではの魅力を語ってくれました。「素敵なフラメンコシューズとファルダ(フラメンコのスカート)を履きたい、その気持ちが挫折を乗り越えられる第一歩にもなる」と言うフラメンコ歴3ヶ月の初心者の女性の声も、あなたの背中を押してくれるのではないでしょうか。
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