テンミニッツ・アカデミー|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツ・アカデミーとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2019.03.25

男女別「初デート」に行きたくない所は?

 皆さんは日々どんなデートをしていますか?交際が長くなると毎週のようにデートスポットに行く事も減り、どちらかの家でゆっくり過ごすカップルも多いようですが、初めてのデートにはそれなりのこだわりがあったのではないでしょうか。

 しかしよく耳にするのは、「初デートであんなところ、こんなところに連れて行かれて最悪だった」というような愚痴。「どこへ行ったか」は後々まで憶えているものですし、「どこへ行くか」がその後の関係の発展にも影響することもあり、誰しもが期待している初デートだからこそ、行ってはいけない場所もあるのではないでしょうか?

 そこで今回は、男女それぞれの初デートには避けたい場所をアンケートし、まとめていきます。

男性が初デートで行きたくない場所はこんなところ

1・メルヘン過ぎるスポット
 「女性客だらけのメルヘンなパンケーキ屋に連れて行かれたが居心地悪過ぎた」、「いかにもインスタ映え写真を撮りたい女子だらけの、レインボーなスイーツが売りのカフェとか。女友達と行けばいいのに」と、女性に人気のファンシーなスポットは男性に不人気。その雰囲気の中で女性を口説くのも難しそうですし、色々と話をしたい初デートなのに会話もしにくいのも分かります。

2・彼女が常連、行きつけの店
 「女性が行きつけのバーに行ったら、店長はじめ常連客達が集結していて自分を値踏みしている感がすごかった」、「自分がリードしたいのに、彼女の良く行く店だと注文も会話もリードされっぱなし。アウェイ感はんぱない」など、女性の使い慣れたお店に自分が連れて行かれるスタイルには、戸惑う男性も多いよう。せめて初デートくらい男性がリードしたいのでは?

3・高級過ぎるレストラン
 「初デートから超高級レストランなんかに行くと、相手の負担になることもあるし、デートというより食べることに集中してしまうから」、「くつろげないし、気軽なお店の方が距離感を縮められる」と、もう少しカジュアルなレストランでのデートを望んでいる男性も多くいました。嫌でも緊張する初デートは、身の丈に合う所の方がリラックスできるのかしれません。

女性ががっかりする初デートはこんな場所

1・男性の家、部屋
 「好きな男性に部屋に誘われたら嬉しいけれど、初デートからはナシ」、「レストランで食事後、近所だからと家に連れて行かれそうになった初デート。お店選びの目的はそこ?と萎えた」と初めてのデート当日に男性の自宅に行くのにはガッカリする女性が多くいました。「せめて2、3回くらいは外デートを重ねてからにしてほしい」との声が多数派でした。

2・チェーン系居酒屋やフードコート、ファミレス
 「初デートなのに喜ばせよう、楽しませたいという気持ちが感じられない手抜き感」、「飾らない人だと思う反面、この先もずっとチェーン系やフードコートだろうなと思ってしまう」、「ケチなのかお金がないのか、初デートくらいかっこつけて」など、初デートでは大切に扱われたい女性達の願望。チェーン系やファミレス自体がナシなのではなく、初デートを大事にしてほしいという思いなのかも。

3・カラオケや長時間ドライプなどの密室系
 「2人で暗く狭い個室に入るカラオケは下心を感じる」、「歌を聞かせたいのかも知れないけれど、初デートからカラオケリサイタルは勘弁して」。また「そこまで親しくなっていないのに、長時間ふたりきりで車内に閉じ込められる遠方ドライブはちょっと疲れる」「ドライブは長いと眠いし、気を使って話し続けなくちゃで苦痛」など、いずれも距離感が近く閉塞感を感じるデートは、もっと関係が深まって気が置けなくなってからの方が良さそうです。

初デートの場所選びで気をつけたい3つのポイントとは

 初めてのデートに避けたいと思っている場所から、初デートにふさわしい場所を読み解くと、以下3つの場所選びのポイントが見えて来ます。

1・会話がしやすく緊張しない場所
2・お互いの距離感が保てる場所
3・頑張りすぎない「特別感」がある場所

 初デートは、お互いをまだよく理解していなかったり、緊張もしている最中です。相手の出方や反応を探っているような状態であることがほとんどですから、無理に距離感を縮めようと焦ったり、頑張り過ぎて相手にストレスを感じさせるようなデートは避けたいものですが、一方で行き当たりばったりのデートも、初デートではリスクが高いことも確かです。どこへ行けば良い/悪い、ではなく、相手も自分もリラックスして一緒に過ごせる場所を考えることが、初デートを成功させる第一歩になるのではないでしょうか。
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,600本以上。 『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

ショパン…ピアノのことを知り尽くした作曲家の波乱の人生

ショパン…ピアノのことを知り尽くした作曲家の波乱の人生

ショパンの音楽とポーランド(1)ショパンの生涯

ピアニスト江崎昌子氏が、ピアノ演奏を交えつつ「ショパンの音楽とポーランド」を紹介する連続シリーズ。第1話では、すべてのピアニストにとって「特別な作曲家」と言われる39年のショパンの生涯を駆け足で紹介する。1810年に生...
収録日:2022/10/13
追加日:2023/03/16
江崎昌子
洗足学園音楽大学・大学院教授 日本ショパン協会理事
2

中国でクーデターは起こるのか?その可能性と時期を問う

中国でクーデターは起こるのか?その可能性と時期を問う

クーデターの条件~台湾を事例に考える(6)クーデターは「ラストリゾート」か

近年、アフリカで起こったクーデターは、イスラム過激派の台頭だけではその要因を説明できない。ではクーデターはなぜ起こるのか。また、台湾よりも中国のほうがクーデターが起こる可能性はないのか。クーデターは本当に「ラス...
収録日:2025/07/23
追加日:2025/10/18
上杉勇司
早稲田大学国際教養学部・国際コミュニケーション研究科教授 沖縄平和協力センター副理事長
3

不動産暴落、大企業倒産危機…中国経済の苦境の実態とは?

不動産暴落、大企業倒産危機…中国経済の苦境の実態とは?

習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(7)不動産暴落と企業倒産の内実

改革開放当時の中国には技術も資本もなく、工場を建てる土地があるだけだった。経済成長とともに市民が不動産を複数所有する時代となり、地価は高騰し続けた。だが、習近平政権による総量規制は不動産価格を低下させ、消費低迷...
収録日:2025/07/01
追加日:2025/10/16
垂秀夫
元日本国駐中華人民共和国特命全権大使
4

なぜ算数が苦手な子どもが多いのか?学力喪失の真相に迫る

なぜ算数が苦手な子どもが多いのか?学力喪失の真相に迫る

学力喪失の危機~言語習得と理解の本質(1)数が理解できない子どもたち

たかが「1」、されど「1」――今、数の意味が理解できない子どもがたくさんいるという。そもそも私たちは、「1」という概念を、いつ、どのように理解していったのか。あらためて考え出すと不思議な、言葉という抽象概念の習得プロ...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/10/06
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
5

学力喪失と「人間の理解」の謎…今井むつみ先生に聞く

学力喪失と「人間の理解」の謎…今井むつみ先生に聞く

編集部ラジオ2025(24)「理解する」とはどういうこと?

今井むつみ先生が2024年秋に発刊された岩波新書『学力喪失――認知科学による回復への道筋』は、とても話題になった一冊です。今回、テンミニッツ・アカデミーでは、本書の内容について著者の今井先生にわかりやすくお話しいただ...
収録日:2025/09/29
追加日:2025/10/16