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ドライバーが選ぶ満足度の高いSA/PAは?
旅の醍醐味は目的の場所に行くまでのプロセスにあるものです。車を使った国内旅行であれば、そのお膳立てをしてくれるのが高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)。
プロドライバーも唸るSA/PAの魅力をお伝えします。
ちなみに、SAとPAの違いを知っていますか。もともとは、PAは駐車場、トイレ、自販機、売店など必要最低限のモノやサービスが備えられている、どちらかといえば小規模な休憩施設を指していました。SAは「サービス」と名がつくくらいですから、PAにある要素に加えて、レストランや総合案内所、ガソリンスタンドなども揃った施設です。
ただし最近は、場所によってはSA並みに充実したPAもあり、以前に比べて明確な線引きはできなくなっています。
上下線ともにSAから一般道に出入りできるスマートインターチェンジが併設されており、下り線では入口、上り線では出口での利用が可能です。
2つ目は上里SA(下り)。「じゃらん」のランキングでは2位です。練馬からおよそ75km、上信越道分岐の手前に位置しています。ご当地の豚肉「姫豚」を使った「姫豚の生姜焼き定食」が人気メニューです。三芳PAと同じくスタバが入っています。スマートインターチェンジを導入しています。
3つ目はちょっと変わり種をご紹介。赤城高原SA(上り)。赤城山麓の広大な自然の中にあります。赤城山や谷川岳、三国連峰などの絶景な眺望が魅力です。赤城高原SA(上り)は、2018年に「ドラマチックエリア赤城高原」としてリニューアルオープンしました。食事は、群馬県高崎市の老舗イタリアン「シャンゴ」のパスタが人気です。
2020年7月には「EXPASA海老名」としてリニューアルオープン、高速道路初出店のお店も登場し一層人気の施設となりました。海老名SAにはスマートインターチェンジはありませんが、上下線とも一般道からバスや自転車、徒歩でも入ることが可能です。週末は多くの家族連れでにぎわっています。ベビー用品やベビー用の施設が充実していることもあって、ファミリー層の利用が多いことが特徴です。
名物といえば、「ぽるとがる」というお店のメロンパン。数年前、テレビ番組「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日)でマツコ・デラックスさんがメロンパンを爆買いする姿が放映されました。2018年には海老名SA(下り)の「ぽるとがる」が、2日間で名物のメロンパン2万7503個を販売し、「48時間の販売個数世界一」としてギネス世界記録に認定されました。
SA/PAは国内旅行ならではのトラベル・スポットです。おそらく、日本のようにSA/PAや道の駅など道中の休憩所がここまで充実している国は珍しいのではないでしょうか。ご紹介したSA/PAはごくごく一部にすぎませんので、ぜひ皆さんそれぞれお気に入りのマイSA/PAを見つけて、身近なディスカバリー・ジャパンを楽しんでください。
プロドライバーも唸るSA/PAの魅力をお伝えします。
SAとPAの違いとは
全国にSA/PAはいくつあると思いますか。SA/PAを楽しむことを目的として設立した日本サぱ協会によると、2022年7月時点で、日本全国に888箇所もあるのだそうです。今回の記事ではそのすべてを網羅してご紹介することはできないので、「関越道・上信越道」「東名・新東名」にエリアを絞ってご案内いたします。ちなみに、SAとPAの違いを知っていますか。もともとは、PAは駐車場、トイレ、自販機、売店など必要最低限のモノやサービスが備えられている、どちらかといえば小規模な休憩施設を指していました。SAは「サービス」と名がつくくらいですから、PAにある要素に加えて、レストランや総合案内所、ガソリンスタンドなども揃った施設です。
ただし最近は、場所によってはSA並みに充実したPAもあり、以前に比べて明確な線引きはできなくなっています。
関越道・上信越道の三選
さて本題に入ります。関越道・上信越道の三選をご紹介しましょう。1番目に紹介したいのが三芳PA(下り)。旅行情報誌「じゃらん」のドライバーが選ぶSA・PA満足度ランキングでも1位です。関越道の玄関口に位置しています。PAと表記されていますが、ガソリンスタンドも備えつけられていて、施設の規模はSA並み。埼玉と東京のお土産が充実しています。人気グルメは「彩の黒豚焼肉丼」と「三芳牛にんコロッケ」。スターバックス・コーヒーも入っています。上下線ともにSAから一般道に出入りできるスマートインターチェンジが併設されており、下り線では入口、上り線では出口での利用が可能です。
2つ目は上里SA(下り)。「じゃらん」のランキングでは2位です。練馬からおよそ75km、上信越道分岐の手前に位置しています。ご当地の豚肉「姫豚」を使った「姫豚の生姜焼き定食」が人気メニューです。三芳PAと同じくスタバが入っています。スマートインターチェンジを導入しています。
3つ目はちょっと変わり種をご紹介。赤城高原SA(上り)。赤城山麓の広大な自然の中にあります。赤城山や谷川岳、三国連峰などの絶景な眺望が魅力です。赤城高原SA(上り)は、2018年に「ドラマチックエリア赤城高原」としてリニューアルオープンしました。食事は、群馬県高崎市の老舗イタリアン「シャンゴ」のパスタが人気です。
海老名を語らずしてSAを語ることなかれ
東名といえばやはり海老名です。来場者数全国ナンバーワンを誇り、「じゃらん」のランキングでも「下り」は1位、「上り」は3位を獲得。海老名を語らずしてSAを語ることなかれ、です。2020年7月には「EXPASA海老名」としてリニューアルオープン、高速道路初出店のお店も登場し一層人気の施設となりました。海老名SAにはスマートインターチェンジはありませんが、上下線とも一般道からバスや自転車、徒歩でも入ることが可能です。週末は多くの家族連れでにぎわっています。ベビー用品やベビー用の施設が充実していることもあって、ファミリー層の利用が多いことが特徴です。
名物といえば、「ぽるとがる」というお店のメロンパン。数年前、テレビ番組「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日)でマツコ・デラックスさんがメロンパンを爆買いする姿が放映されました。2018年には海老名SA(下り)の「ぽるとがる」が、2日間で名物のメロンパン2万7503個を販売し、「48時間の販売個数世界一」としてギネス世界記録に認定されました。
SA/PAは国内旅行ならではのトラベル・スポットです。おそらく、日本のようにSA/PAや道の駅など道中の休憩所がここまで充実している国は珍しいのではないでしょうか。ご紹介したSA/PAはごくごく一部にすぎませんので、ぜひ皆さんそれぞれお気に入りのマイSA/PAを見つけて、身近なディスカバリー・ジャパンを楽しんでください。
<参考サイト>
・日本サぱ協会
https://www.n-sapa.com/サぱとは/
・何が日本一? 1日10万人超も訪れるサービスエリア「海老名SA」人気の理由| carview!
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20180816-10334143-carview/
・プロドライバーが選ぶ「SA・PA満足度」ランキング!おすすめグルメ紹介も【関越道・上信越道】│じゃらん
https://www.jalan.net/news/article/359030/
・【東名・新東名】プロドライバーが選ぶ「SA・PA満足度&穴場」ランキング!おすすめテイクアウトグルメも紹介│じゃらん
https://www.jalan.net/news/article/546688/
・日本サぱ協会
https://www.n-sapa.com/サぱとは/
・何が日本一? 1日10万人超も訪れるサービスエリア「海老名SA」人気の理由| carview!
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20180816-10334143-carview/
・プロドライバーが選ぶ「SA・PA満足度」ランキング!おすすめグルメ紹介も【関越道・上信越道】│じゃらん
https://www.jalan.net/news/article/359030/
・【東名・新東名】プロドライバーが選ぶ「SA・PA満足度&穴場」ランキング!おすすめテイクアウトグルメも紹介│じゃらん
https://www.jalan.net/news/article/546688/
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