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「男性更年期」その恐ろしさと対処法
最近、耳にする機会の増えていた「男性更年期」。閉経と前後した時期に、ほてりや発汗、うつなどの症状を示すのが女性の更年期障害ですが、男性も中高年頃から、同じような症状を示すことがあることから、この名が付けられています。
・新しいことにチャレンジする意欲、やる気を増す
・社会的に公平、公正な考え方を持ちやすくなる
・テストステロンが高い場合と低い場合で比較すると、高い場合は嘘をつきにくくなる
・疲労感、疲れがとれにくい
・筋肉がつきにくくなる
・お腹が出てくる
・ほてりや発汗
・排尿や性機能に不具合が出る
・うつ気味になる
また、命に関わる次のような現象の可能性も出てくると言われています。
・骨の密度が減ってくる
・動脈硬化が進む
・糖尿病、高血圧、がんなどにかかりやすくなる
・糖尿病、高血圧、がんなどが重症化しやすくなる
・定期的な運動
・睡眠をしっかり取る
・タンパク質をしっかり摂る
・野菜を中心とした食事内容。特にブロッコリーやネギ類は有効
・炭水化物中心の食事にしない
定期的な運動というのは、10分間の階段の昇り降りでも、ずいぶん違ってくるといいます。逆に言えば、これらのことを怠ると男性更年期にかかりやすくなってくると言えるでしょう。現在は多くの医療機関で、テストステロンが測れることができます。昔、なかった疲労感など感じるようになったら、一度測定してみるのも良いでしょう。
男性の場合は40~80代以降までと幅広い
女性の更年期は閉経前後5年と明確ですが、男性の場合は医学的に決まった定義があるわけではありません。アメリカの調査では、約60代の2割、70代の約3割、80代の半数程度が、男性更年期と呼ばれる症状を起こしています。また、まったく症状を示さない男性も多くいます。原因は男性ホルモンが減少
男性更年期障害の原因は、テストステロンの減少です。テストステロンはいわゆる男性ホルモンで、男性の声や体つき、性的な能力に影響するホルモンです。生理的な作用だけではなく、社会的な面にも影響することも認められていて、例えば次のような作用があると言われています。・新しいことにチャレンジする意欲、やる気を増す
・社会的に公平、公正な考え方を持ちやすくなる
・テストステロンが高い場合と低い場合で比較すると、高い場合は嘘をつきにくくなる
男性ホルモンが減少することで様々な不具合が!
男性の場合、どんな人でもテストステロンは加齢で少しずつ減少します。すると以下のような不調が体に表れてくることが観察されています。・疲労感、疲れがとれにくい
・筋肉がつきにくくなる
・お腹が出てくる
・ほてりや発汗
・排尿や性機能に不具合が出る
・うつ気味になる
また、命に関わる次のような現象の可能性も出てくると言われています。
・骨の密度が減ってくる
・動脈硬化が進む
・糖尿病、高血圧、がんなどにかかりやすくなる
・糖尿病、高血圧、がんなどが重症化しやすくなる
どうやったらテストステロンは回復する?
ですが、テストステロンは次のような手段で回復させることも可能です。・定期的な運動
・睡眠をしっかり取る
・タンパク質をしっかり摂る
・野菜を中心とした食事内容。特にブロッコリーやネギ類は有効
・炭水化物中心の食事にしない
定期的な運動というのは、10分間の階段の昇り降りでも、ずいぶん違ってくるといいます。逆に言えば、これらのことを怠ると男性更年期にかかりやすくなってくると言えるでしょう。現在は多くの医療機関で、テストステロンが測れることができます。昔、なかった疲労感など感じるようになったら、一度測定してみるのも良いでしょう。
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