社会人向け教養サービス 『テンミニッツ・アカデミー』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
正しい「モバイルバッテリー」の処分方法とは
モバイルバッテリーは、スマホやタブレットなどを頻繁に使う場合、手放せないアイテムになっています。一回の充電で1日持たないような昔の機種をモバイルバッテリーで使い回している場合は、内蔵バッテリーだけでなく、モバイルバッテリーの劣化も激しく、膨張から発火といったリスクを伴います。今回は、このような劣化したモバイルバッテリーの処分方法についてお伝えできればと思います。
基本、モバイルバッテリーは、自然発火のリスクがあるため、そのまま家庭用の不燃ゴミとして捨ててはなりません。ちなみにほとんどの自治体おいて、不燃ゴミとしての回収は不可となっています。
モバイルバッテリーに内蔵されている電池の種類は一定でなく、まず、説明書や製品に記載されているリサイクルマークで確認しましょう。
・Ni-Cd (ニカド電池)
・Ni-MH (ニッケル水素電池)
・Li-ion (リチウムイオン電池)
この3点については、指定された家電量販店やホームセンター、スーパーなどに設置された回収ボックスに出して無料で処分できます。(2001年4月から施行された「資源有効利用促進法」に基づいて、回収・リサイクルを行っている団体JBRCのサイトにある「協力店、協力自治体」検索で探すこともできます)
また、ドコモやソフトバンク、auなど、大手携帯ショップでも回収・リサイクルを受けつけています。
なお、まだ使える場合、「新品同様」「凹みや傷がない」「人気メーカー製品(パナソニック、ソニーなど)」であれば、リサイクルショップ、フリマアプリなどで買い取ってもらえる可能性もあります。
リサイクルマークがないモバイルバッテリーは以下の方法で処分しましょう。
・製造メーカーに相談
・家電量販店に相談
・自治体の役所に相談
・自治体のゴミ回収に出せない
→ 発火・爆発の恐れがあるため
・膨張したモバイルバッテリーに穴をあけない
→ 膨張したバッテリーのガスを抜くために穴をあけたり分解はしない
速やかにメーカーに問い合わせるか引取対応可能な家電量販店に持ち込んで処分
・リサイクル回収ボックスにそのまま出さない
→ 他のバッテリーと接触してショートし、発火する危険性があるので、「モバイルバッテリーのUSBポート」と「microUSBポート」を絶縁ビニールテープで保護
処分する場合にも、発火や爆発のリスクを回避すべく、安全に処分するよう心がけましょう。
モバイルバッテリーの処分の仕方
モバイルバッテリーは、一定の充電回数を経ると、充電に時間がかかったり、バッテリー容量が減りやすくなります。このような傾向がでたら、早めの買い替えをおすすめします。買い替えた場合、困るのは劣化したモバイルバッテリーの処分方法です。基本、モバイルバッテリーは、自然発火のリスクがあるため、そのまま家庭用の不燃ゴミとして捨ててはなりません。ちなみにほとんどの自治体おいて、不燃ゴミとしての回収は不可となっています。
モバイルバッテリーに内蔵されている電池の種類は一定でなく、まず、説明書や製品に記載されているリサイクルマークで確認しましょう。
・Ni-Cd (ニカド電池)
・Ni-MH (ニッケル水素電池)
・Li-ion (リチウムイオン電池)
この3点については、指定された家電量販店やホームセンター、スーパーなどに設置された回収ボックスに出して無料で処分できます。(2001年4月から施行された「資源有効利用促進法」に基づいて、回収・リサイクルを行っている団体JBRCのサイトにある「協力店、協力自治体」検索で探すこともできます)
また、ドコモやソフトバンク、auなど、大手携帯ショップでも回収・リサイクルを受けつけています。
なお、まだ使える場合、「新品同様」「凹みや傷がない」「人気メーカー製品(パナソニック、ソニーなど)」であれば、リサイクルショップ、フリマアプリなどで買い取ってもらえる可能性もあります。
リサイクルマークがないモバイルバッテリーは以下の方法で処分しましょう。
・製造メーカーに相談
・家電量販店に相談
・自治体の役所に相談
やってはいけないこと、注意したいこと
既に述べたことと重なるコトもありますが、次の3点に留意しましょう。・自治体のゴミ回収に出せない
→ 発火・爆発の恐れがあるため
・膨張したモバイルバッテリーに穴をあけない
→ 膨張したバッテリーのガスを抜くために穴をあけたり分解はしない
速やかにメーカーに問い合わせるか引取対応可能な家電量販店に持ち込んで処分
・リサイクル回収ボックスにそのまま出さない
→ 他のバッテリーと接触してショートし、発火する危険性があるので、「モバイルバッテリーのUSBポート」と「microUSBポート」を絶縁ビニールテープで保護
処分する場合にも、発火や爆発のリスクを回避すべく、安全に処分するよう心がけましょう。
<参考サイト>
・JBRC:『協力店・協力自治体』検索
https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/
・JBRC:『協力店・協力自治体』検索
https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
雑学から一段上の「大人の教養」はいかがですか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。
『テンミニッツ・アカデミー』 で人気の教養講義をご紹介します。
アカデメイアからアカデミーへ…自由なる学びの府の原型
「アカデメイア」から考える学びの意義(3)受け継がれる学園の理念
プラトンが創設した学問アカデメイア。そこでは性別や身分を問わず多種多様な人々が議論を展開し、学問に励んだ。では創設者のプラトンは、その学園でどのように振る舞っていたのか。実は、アカデメイアにおいて、プラトンは自...
収録日:2025/06/19
追加日:2025/08/27
契機は白村江の戦い…非常時対応の中央集権国家と防人の歌
「集権と分権」から考える日本の核心(2)非常時対応の中央集権と東アジア情勢
律令国家は中国の先進性に倣おうと始まったといわれるが、実際はどうだろうか。当時の日本は白村江の戦いの後、唐と新羅が日本に攻め込むのではないかという危機感から「防人」という徴兵制をつくった。徴兵には戸籍を充実させ...
収録日:2025/06/14
追加日:2025/08/25
スターリンクや宇宙旅行の課題とは?…民間企業の宇宙開発
未来を知るための宇宙開発の歴史(6)技術の確立、そして民間企業が参入へ
宇宙事業には民間企業が参入し始めている。有名なのはイーロン・マスク率いるスペースX社で、次々とロケット(衛星)を打ち上げている。だが、そこには懸念もあるという。はたして、どのようなことだろうか。さらに近い将来、宇...
収録日:2024/11/14
追加日:2025/08/26
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
ChatGPTに代表される「生成AI(Generative AI)」が社会を、そして仕事を、大きく変えようとしている。日本マイクロソフト株式会社の渡辺宣彦氏によれば、生成AIは「人間の英知をすべて装備している」という。では、いったい、...
収録日:2023/08/01
追加日:2023/09/27
不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント
定年後の人生を設計する(1)定年後の不安と「黄金の15年」
「人生100年時代」といわれている現代において、定年後の人生に不安を抱く人は少なくないだろう。雇用延長で定年を延ばす人は多いが、その後の生活上の中心になるものを探しておくことが重要になってくる。時間的にも精神的にも...
収録日:2021/08/25
追加日:2021/09/28