テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
会員登録 テンミニッツTVとは
社会人向け教養サービス 『テンミニッツTV』 が、巷の様々な豆知識や真実を無料でお届けしているコラムコーナーです。
DATE/ 2023.09.02

一生かけても使いきれないお金…どう使う?

 宝くじが当たって大金を手にしたら、何に使いますか? 誰しもが一度は夢見たことがあるビッグドリームですが、もし本当に大金を手にしたとき、世の中の人はどんなことにお金を使うのでしょうか。今回は株式会社ビズヒッツが全国の男女500人を対象に実施した「一生かけても使い切れないお金を手に入れたときの使い道ランキング」をもとに、世間の声を紹介していきましょう。

第1位:旅行や趣味に使う

 経済的に余裕がないとお金をかけるのが後回しになってしまいがちな旅行や趣味に使うという意見がもっとも多くなりました。旅行については、大金があれば行き先は選び放題で世界一周も夢ではありませんし、飛行機やホテルのグレードも最高級クラスにもできます。自分の財布では叶えられない贅沢をしたいという人が多いようでした。

 趣味はどれだけお金がかかるかは千差万別ですが、好きなアーティストのツアー全てに参加して全てのグッズを買い揃えたり、高級な車やバイクを購入したり改造に必要なパーツを予算を気にせずに買えたり、夢が広がる声が多く寄せられました。自分の財布だけではできないような金に糸目をつけずに趣味を楽しみたい人が多いことが分かります。

第2位:マイホームを購入する

 人生においてもっとも高額な買い物のひとつともいえるマイホーム。ローンを組んで何十年と返し続けるのが一般的ですが、それを一度の支払いで終えられるとしたら夢のような話ですよね。広い庭がある一戸建てなど実際に住む家の理想を語る声もあれば、自宅だけでなく別荘を建てたい、世界中に家を建てたいという声もありました。生活拠点が複数あれば、季節によって住む家を変える、なんて贅沢もできるようになるでしょう。

第3位:寄付・社会貢献する

 大金があれば自分のために使う人が多いと思われましたが、第3位には他人のために使いたいという声がランクインしました。動物保護施設や社会福祉施設を建てる、学術研究の発展のために貢献するなど、さまざまな形で社会貢献したいという声が寄せられています。最近では若い世代を中心に社会貢献に対する意識が向上していることも、上位にランクインした理由として挙げることができるでしょう。

第4位:贅沢して生活水準をあげる

 欲しいものを欲しいだけ買う、高級家電に買い替える、日々の食材や調味料などを高価なものにアップグレードするなど、生活水準を上げたいという声が第4位に入りました。なかにはハウスキーピングサービスを利用して家事を任せたいなど楽をしたいという人も。一方で、賃金は変わらないのに値上がりが続いていて日々の生活で我慢を強いられているので、生活水準を引き上げてその我慢から解放されたいという切実な声も見られました。

第5位:家族のために使う

 自分のことのみならず、子どもの教育費や親の介護費など、家族のために使いたいという声も見られました。経済的に難しかった子どもの習い事の費用に充てたり、年老いた親のために家のバリアフリー化に使いたいなど具体的な声も。お金があることで自分だけでなく家族も幸せになってほしいと考える人が多いことがうかがえました。

それだけのお金があったら幸せなのか?

 同企業は、それだけのお金があったら幸せになれると思うか、という質問も同時にアンケートをとっており、「とても思う」「まあ思う」と答えた人が合わせて85.4%と大多数を占めていました。その理由としては「お金の心配がなくなれば幸せ」「お金のために我慢しなくてよくなる」という回答が多く見られました。お金のために働いている、お金がないことで苦しむ人がいる、というお金にまつわるストレスから解放されることが幸せだと考える人が多いことがうかがえます。

 一方で「あまり思わない」「全く思わない」と答えた14.5%の意見としては「人間関係が変化しそう」「お金だけで幸せになれるわけではない」などが寄せられています。お金を持っていることで周りからの見方が変わってしまうこともあるかもしれませんし、家族や友達との関係や仕事の充足感などが欠けていたら幸せとはいえないと考える人もいます。幸せの定義をどこに置くかによって、お金があることが幸せにつながるかどうかは大きく変わることがわかります。

 いかがでしたか? 使いきれないほどのお金があると、まずは旅行や趣味など自分の贅沢に使いたいという人が多いものの、他の人のためにお金を使いたいという声も多くありました。世の中の人の声を受けて、もし大金を手にしたらどうするか、考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

<参考サイト>
・【一生かけても使い切れないお金を手に入れたときの使い道ランキング】男女500人アンケート調査
https://ebookspider.co.jp/tukaikirenaihodonookane/
・もしも100万円自由に使えるなら・・・?!男女の行動が正反対で面白いと話題! | 株式会社メディアエクシード
https://mediaexceed.co.jp/monitoring/5686/
~最後までコラムを読んでくれた方へ~
自分を豊かにする“教養の自己投資”始めてみませんか?
明日すぐには使えないかもしれないけど、10年後も役に立つ“大人の教養”を 5,500本以上。 『テンミニッツTV』 で人気の教養講義をご紹介します。
1

花粉、炭素、酸素同位体…重複分析で分かる弥生時代の環境

花粉、炭素、酸素同位体…重複分析で分かる弥生時代の環境

弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(3)弥生時代の環境と気候

古代の気候を推測するために、研究者はさまざまな方法を駆使してきた。海水面の位置をもとにした「弥生の小海退」説をはじめ、花粉や炭素濃度などから行う分析法には難点もある。その難点を克服した方法によって見えてきた弥生...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/04/02
藤尾慎一郎
国立歴史民俗博物館 名誉教授
2

分断進む世界でつなげていく力――ジェトロ「3つの役割」

分断進む世界でつなげていく力――ジェトロ「3つの役割」

グローバル環境の変化と日本の課題(5)ジェトロが取り組む企業支援

グローバル経済の中で日本企業がプレゼンスを高めていくための支援を、ジェトロ(日本貿易振興機構)は積極的に行っている。「攻めの経営」の機運が出始めた今、その好循環を促進していくための取り組みの数々を紹介する。(全6...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/04/01
石黒憲彦
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)理事長
3

なぜやる気が出ないのか…『それから』の主人公の謎に迫る

なぜやる気が出ないのか…『それから』の主人公の謎に迫る

いま夏目漱石の前期三部作を読む(5)『それから』の謎と偶然の明治維新

前期三部作の2作目『それから』は、裕福な家に生まれ東大を卒業しながらも無気力に生きる主人公の長井代助を描いたものである。代助は友人の妻である三千代への思いを語るが、それが明かされるのは物語の終盤である。そこが『そ...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/30
與那覇潤
評論家
4

きっかけはイチロー、右肩上がりの成長曲線で二刀流完成へ

きっかけはイチロー、右肩上がりの成長曲線で二刀流完成へ

大谷翔平の育て方・育ち方(5)栗山監督の言葉と二刀流への挑戦

高校を卒業した大谷翔平選手には、選手としての可能性を評価してくれた人、そのための方策を本気で考えてくれた人がいた。それは、ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウト小島圭市氏と、元日本ハムファイターズ監督で前WBC...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/31
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
5

このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる

このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる

お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(6)日本の課題解決にお金を回す

国内でいかにお金を生み、循環させるべきか。既存の大量資金を社会課題解決に向けて循環させるための方策はあるのか。日本の財政・金融政策を振り返りつつ、産業育成や教育投資、助け合う金融の再構築を通した、バランスの取れ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/29
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員