人間力をつけるために
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
見返りを求めて、人を応援してはいけない
人間力をつけるために(4)「ギブ&ギブ&ギブ」の精神
浜口直太(国際経営コンサルタント)
人間力をつけるための四つ目のポイントは「ギブ&ギブ&ギブ」の精神だと、経営コンサルタントの浜口直太氏は語る。それは人の相談に乗り励ましていくということで、お金も名誉も地位も何もなくてもできることだと浜口氏は言う。(全10話中第4話)
時間:8分29秒
収録日:2018年3月19日
追加日:2018年5月26日
カテゴリー:
≪全文≫

●ギブ&ギブ&ギブの精神が人間力をつける


 皆さん、こんにちは。今回は、ギブ&ギブ&ギブの精神が大事、というお話をします。

 これは、ギブ&テイクという言葉からもじったもので、ギブ&ギブという言葉はいろいろな人が使っています。そこにもう一つ、私はギブを付け加えました。これは何の変哲もない言葉だと思いますが、自分自身の体験から出てきた言葉です。それは、ギブ&ギブ&ギブの精神が、人間力をつけていく上で本当に大事だと思っているからです。


●かつてはどこまでいってもテイクの精神だった


 この精神は、ビジネスの世界において特に大事だと思います。前にお話ししたように、私は小さい時から暗記力や理解力が悪く、頑張っても結果が出なかったので、非常に不幸であると考え、自分の存在価値を自分で否定した時代もありました。その時、何が問題だったのかと、振り返ることがあります。

 私はアメリカでホームレス、ジョブレスな状態になった時がありました。アメリカに観光ビザで渡って、アメリカの大学院を受けたものの全て落ちてしまいました。その時、ステファニー・テンジーさんというドイツ系のアメリカ人の方にご指摘をいただいたことがあります。私は当時、お金や名誉、地位や権力を手に入れることが、世の中での成功には必要だと考えて、そうなるような言動を行っていました。そこでテンジーさんから、そのような考え方をしているから「あなたは失敗するのだ。成功できないのだ」という厳しいご指摘をいただきました。

 その時、テンジーさんがいわれたのがギブ&ギブの精神です。これはつまり、世のため人のために生きる、人を応援して生きる、励まして生きるという発想あるいは生き様です。その当時の自分は、テイク&テイク&テイクといった、どこまでいってもテイクの精神になっていました。なぜならば、自分は能力がなくて不幸であるから、その分、能力のある人や幸せな人が自分を応援するのが当たり前であると思っていたからです。


●苦しんでいる人を励まそうとすることは、人間の本質的欲求である


 しかし、そういう考えをしているから、自分がどんどん不幸で惨めになり、失敗していく。そのことに当時は気付いていませんでしたが、テンジーさんから指摘を受けて、ようやく気付くことができました。それからは、人の相談に乗ることにしました。ですが相談に乗れる状...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
チームパフォーマンスを高める心理的安全性(1)心理的安全性が注目される理由
なぜ今「心理的安全性」なのか、注目を集める背景に迫る
青島未佳
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(1)「法令遵守」でリスクは管理できない
「コンプライアンス=法令遵守」ではない…実例が示す本質
國廣正
組織改革の要諦~活性化と人材活用(1)準備、スピード、タイミング
組織改革は最初に全体像と将来像を示すのが重要
秋池玲子
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦
野獣の経営、家畜の経営(1)経営センスが育つ土壌
ファーストリテイリングで経営者が育つ理由
楠木建

人気の講義ランキングTOP10
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(3)孤食リスクと加齢に伴うホルモン変化
「孤食」が危ない…独身男性の一人の食事はうつのリスク2倍以上に
小川純人
現代人に必要な「教養」とは?(1)そもそも教養とは何か
教養とは…本質を捉える知、他者を感じる力、先頭に立つ勇気
小宮山宏
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか
松村一男
「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓
宮脇淳子
「進化」への誤解…本当は何か?(1)進化の意味と生物学としての歴史
実は生物の「進化」とは「物事が良くなる」ことではない
長谷川眞理子
「アカデメイア」から考える学びの意義(1)学びを巡る3つの危機
「学びの危機」こそが現代社会と次世代への大きな危機
納富信留
キリンでつかんだ「幸せになる」仕事術(2)どうすれば好循環が生まれるか
「お客様のため」に心が向かうとイノベーションも起きる
田村潤
中国春秋戦国時代と始皇帝(3)戦国時代初期――戦国七雄と合従連衡
戦国七雄とは?合従連衡とは?…各国の勢力拡大と小国家の運命
鶴間和幸
日本の財政の真実を検証する(1)膨らむ借金の知られざる実態
日本の財政の「真実」をデータで徹底検証…国際機関の分析は?
宮本弘曉
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
AI大格差…なぜ日本の雇用環境では「ショックが大きい」のか?
宮本弘曉