人間力をつけるために
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
まず行動することが、成功のポイントである
人間力をつけるために(7)まず、動こう
浜口直太(国際経営コンサルタント)
まず行動をすることが人間力をつけるための七つ目のポイントである。経営コンサルタントの浜口直太氏は、そう指摘する。行動して失敗しても、それは成功のプロセスとなる。まず行動することが不可能を可能にする。自分が率先して行動を起こせば、周りの人に行動を起こさせることもできる。(全10話中第7話)
時間:7分15秒
収録日:2018年3月19日
追加日:2018年5月29日
カテゴリー:
≪全文≫

●まず行動することが、成功のポイントである


皆さん、こんにちは。7回目は、「まず、動こう」ということをお話しします。

 このことがなぜ人間力をつけることと関係があるのか、不思議に思うかもしれません。しかし、まず動くということは、私自信の体験でもそうですし、また、さまざまな方々の成功のポイントを聞いてみても、重要なことだと分かります。

 一言でいってしまえば、人生の分かれ目は行動力だと思っています。私自身の体験においても、そうでした。私は、もともと暗記力も理解力もなく、特に国語と英語の勉強が全くできませんでした。その中で、とにかく行動するしかないということで、英語力もないのに、大学を卒業する前にもうアメリカに渡ってしまいました。それは、英語を使って国際的に活躍したいと腹を決めていたからです。その時は、もう行動ありきという考えでしたので、片道の航空券で、しかも観光ビザで、アメリカに出て行きました。後のことはもう考えていませんでした。周りのみんなからは、ほんとに大丈夫なのかと心配されました。


●行動して失敗して反省することは、成功のプロセスである


 しかし、あの行動がなかったら、今の自分は無かったと思っています。その時に思ったのは、「自分には失うものはなにもないじゃないか。失敗したとしてもそれが何だというのか」ということです。「このまま日本に残ったところで、何の結果も出せない。それならやってみよう。やらないで後悔するよりも、やって後悔した方が次に進める」と思いました。

 私は、「失敗は成功のプロセス」だと考えています。なぜならば、挑戦して失敗することで、学ぶことができるからです。挑戦して失敗すれば、どうしてできなかったのかを振り返って反省することができる。しかし、もし挑戦しなければ、そういった失敗への反省すらできない。だから、前進することができないのです。

 それならば、とにかく動くことが重要です。動くことによって、失敗し反省し学ぶことができる。だからこそ、人間力がつくと思います。逆にいえば、動かない人には人間力はつかないと思います。ただ黙っていては、人間力はつきません。だから、とにかく動く、とにかく挑戦する、それで失敗し反省し学んで精進していくことが必要です。


●徹底して行動することが、不可能を可能にする


 日本人はすごくリスクを取らない...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法
徳岡晃一郎
オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり
『失敗の本質』、中国古典…ビジネスのヒントを歴史に学ぶ
三谷宏治
組織心理学~若者とのコミュニケーション(1)「Z世代」の特徴と接し方
Z世代は傷つきやすい!?…昔の世代との相違点、共通点とは
山浦一保
認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門
誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム
鈴木宏昭
バブル世代の現実とこれからの生き方
バブル世代は「バブル崩壊世代」、苦労の先に見えるものがある
江上剛
会社人生「50代の壁」(1)“9の坂”とまさかの坂
サラリーマン人生「50代の壁」を乗り越える生き方
江上剛

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2025(32)哲学者たちが考えた平和追求
反EU、反国連の時代に再考!「哲学者たちの平和追求」
テンミニッツ・アカデミー編集部
逆境に対峙する哲学(3)修行・物語・語りの転換
武士道に学ぶ自己訓育――幻想としての順境に抗するために
津崎良典
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(3)秀吉出世譚の背景
武闘派・秀吉として出世…織田家中で一番の武略者の道
黒田基樹
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(1)アメリカはそもそも分断社会
「キリスト教は知らない」ではアメリカ市民はつとまらない
橋爪大三郎
平和の追求~哲学者たちの構想(1)強力な世界政府?ホッブズの思想
平和の実現を哲学的に追求する…どんな平和でもいいのか?
川出良枝
葛飾北斎と応為~その生涯と作品(1)北斎の画狂人生と名作への進化
葛飾北斎と応為…画狂の親娘はいかに傑作へと進化したか
堀口茉純
戦争とディール~米露外交とロシア・ウクライナ戦争の行方
「武器商人」となったアメリカ…ディール至上主義は失敗!?
東秀敏
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
本当によくわかる「量子コンピュータ入門」(2)コンピュータの歴史
量子コンピュータの転機となった1990年代の発見とは何か
武田俊太郎
習近平中国の真実…米中関係・台湾問題(5)恐るべき台湾への「浸透」
浸透工作…台湾でスパイ裁判が約70件、それも氷山の一角
垂秀夫