人間力をつけるために
この講義シリーズは第2話まで
登録不要で無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
6,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
人と人との問題を解決する、心を込めた対話の重要性
人間力をつけるために(9)すべては対話から
浜口直太(国際経営コンサルタント)
人間力をつけるための9個目のポイントは、対話を重視することである。経営コンサルタントの浜口直太氏はそう述べる。社会における全ての問題は、人と人との間で起きるから、解決には対話が必要である。対話においては、言葉で理屈を示す以上に、言葉に心を込めることが重要である。(全10話中第9話)
時間:10分30秒
収録日:2018年3月19日
追加日:2018年5月31日
カテゴリー:
≪全文≫

●人間は人と人との間に生きる存在だから対話が重要


 皆さん、こんにちは。9回目になりましたが、今回は、「すべては対話から」始まるということが、人間力をつける際の大前提だという話をします。

 われわれは結局のところ人間なのですが、人間という字は人の間と書きます。人間は、人と人がいるから、その間で成り立っているということです。人間は、たった一人では何もできないし、生きていくことはできません。

 動物も人間も群れをなして暮らしています。前にもお話しましたが、動物の欲求の中で特に基本的なものに、食欲と性欲に加えて、集団欲というものがあります。動物や人間は、集団から離れて一匹ないし一人でいる時間が長くなると、精神が壊れていってしまうと言われています。そういうことで、人間というものは、周りに他の人がいないと成り立たないということがいえます。


●人間社会で起きる問題は、全て人と人との間の問題である


 人間社会では、さまざまなトラブルが生じてきます。それらは全て、人と人との間のトラブルです。経済の問題や、国と国との国境の問題、あるいは戦争もそうですが、これらも全て人間の間の問題です。一見するとこれらは、お金の問題であったり、国の境の問題であったりするように、思えるかもしれません。しかし実のところ、これらは全て、人間対人間の問題です。ですから、お互いに妥協をすることができれば、すなわち、落としどころさえ見つけることができれば、解決することができます。

 したがって、人間力においては人間と人間との関わり合いということが大事です。そして、その関わり合いの鍵となるのが対話力です。これは、もろもろのこと全てにおいてそうです。対話とは言葉を発して話すことです。行ってみれば、それはコミュニケーションを取ることです。


●外見や表情や声がコミュニケーションの70パーセントを占める


 これは法則としてよくいわれていることですが、コミュニケーションにおいては何に基づいて判断がなされるかといいますと、言葉の部分はたったの30パーセントで、残りの70パーセントの要素は、外見や表情や声です。皆さんは今、私の話を聞いてくれていますが、実は、私の言葉の中身よりも、話している声の調子であったり外見であったり、そういったところで、判断が結構なされています。

 声や表情などが70パーセントというこ...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
「ものがたり」のあるコンプライアンス(1)その本質とは
なぜ企業はコンプライアンスの本質から外れてしまうのか?
國廣正
メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか
なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る
斎藤環
「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)
“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法
三谷宏治
優れた経営者の条件(1)スキルとセンスの違い
経営者のセンスは担当者のスキルとは全く違う
楠木建
経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ
松尾睦
Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長
渡辺宣彦

人気の講義ランキングTOP10
編集部ラジオ2026(39)上野誠先生の万葉集講義と現代
【10min解説】万葉集に学ぶ「公務員倫理法」の大失敗?
テンミニッツ・アカデミー編集部
ロシア人の見る「ロシアの歴史」(6)ピョートル大帝の宗教改革
王座に乗った革命家・ピョートル大帝の「宗教改革」と、ソビエト時代のロシア正教の「弾圧」と「利用」の実情
上月豊久
「良き対話」とは?――哲学から考える(1)対話とは何か――会話・説教との違い
「良き対話」のヒントを哲学から考える…「対話」の大前提とは、そして「会話」「説教」「場回し」とは何が違うのか?
納富信留
『「甘え」の構造』と現代日本(1)「甘え」のインパクト
「甘え」は現代においてダメなものなのか…名著『「甘え」の構造』への2種類の誤解とは?
與那覇潤
『源氏物語』を味わう(3)形容詞からの楽しみ方
美しい形容詞の使い分け…『源氏物語』の表現を味わう
林望
「満洲」から考える日本とアジア(9)アヘンの実態と満洲開発
満洲国の開発とアヘン問題…アヘンが資金源となったのは事実だが「同時代の世界」と比較せねば真実はつかめない
宮脇淳子
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳
門田隆将
なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(1)読書と教養からみた日本の近現代史
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で追う近現代史
三宅香帆
デジタル全体主義を哲学的に考える(1)デジタル全体主義とは何か
20世紀型の全体主義とは違う現代の「デジタル全体主義」
中島隆博
『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(1)国守・大伴家持と地方社会の日常
『万葉集』でわかる奈良時代の貴族と地方豪族の関係と日常…歌人・大伴家持の歌に秘められた国守時代の苦労話
上野誠