人間力をつけるために
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
▶ 第1話を無料視聴する
閉じる
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
明るく元気に大きな声で話すことが、成功を呼ぶ
人間力をつけるために(6)明るく元気に、大きな声で
浜口直太(国際経営コンサルタント)
「明るく元気に、大きな声で」話すことが、人間力をつける六つ目のポイントである。経営コンサルタントの浜口直太氏はそのように説く。浜口氏が著書『仕事のルール』において指摘したように、「明るく元気に、大きな声で」話すことは、人や情報や運を引きつけ、成功を呼び起こす。(全10話中第6話)
時間:8分42秒
収録日:2018年3月19日
追加日:2018年5月28日
カテゴリー:
≪全文≫

●「明るく元気に、大きな声で」話すことが人間力をつける


 皆さん、こんにちは。今回は、「明るく元気に、大きな声で」ということを、人間力をつけるという意味で説明させていただきます。

 私の大好きな経営者の一人に、エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄氏がいらっしゃいます。澤田氏には本当にさまざまなことで応援していただきました。私の方は全然恩返しができていないのですが、恩返しできることを生涯目指して挑戦しています。

 「明るく元気に、大きな声で」ということは、多くの方が似たようなことをおっしゃっていますが、澤田氏がエイチ・アイ・エスを通じてハウステンボスを買収して再建に乗り出した際に、まずこれを実践したと伺っています。

 また、明るく元気に大きな声でということは、私自身も昔から言われ続けたことでもあります。私はもともと暗記力も理解力もなく、要するに人より劣っていると思っていたので、大変暗い子どもでした。ですから、明るく元気に大きな声で話すことは、私にとっては結構な挑戦でした。そもそも、私は人前で話すのが大の苦手でした。ですから、今皆さんの前でお話しするということ自体が、奇跡だとしか言いようがありません。実は、前は声が震えてしまうことや、脂汗が出てきて途中でしゃべれなくなることも、往々にしてありました。


●浜口氏の挑戦:『仕事のルール』の出版


 そんな私が話をするきっかけになったのは、本を出版したことです。私は以前、『仕事のルール』という本を書くことに挑戦しました。私には国語力がないので、本を書けばそれを乗り越えたことになるかと思い、挑戦し始めました。

 それで出版社を回っていたのですが、どの出版社からも、あなたはすでに本を書いたことがあるのですか、と聞かれました。それに対して、ありませんと答えるのですが、すると、一冊でも書いてから来てくださいと言われました。これは本当に鶏と卵のようなものでして、すでに本を書いていないと、どこからも相手にされませんでした。

 その時、私はビジネス書を出している日本中の約200の出版社のリストを作り、大手から順番に回っていきました。全部門前払いだったのですが、33社目に伺った明日香出版社というビジネス書の出版社とご縁がありました。この時は、企画書を三つほど持っていったのですが、一瞬にして、これは売れませんと全て却下されてし...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
「経営ビジネス」でまず見るべき講義シリーズ
人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法
徳岡晃一郎
プロティアン~最先端の自律的キャリア形成(1)変幻自在のキャリア論
なぜ第二の人生のためにキャリアの棚卸しが必要か~組織から自律へ
田中研之輔
本質から考えるコンプライアンスと内部統制(1)「法令遵守」でリスクは管理できない
「コンプライアンス=法令遵守」ではない…実例が示す本質
國廣正
認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門
誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム
鈴木宏昭
生き続ける松下幸之助の経営観(1)今も生きている幸之助
松下幸之助の考え方には今と昔を貫くものがある
江口克彦
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治

人気の講義ランキングTOP10
「アメリカの教会」でわかる米国の本質(1)アメリカはそもそも分断社会
「キリスト教は知らない」ではアメリカ市民はつとまらない
橋爪大三郎
豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(2)秀吉の実像と「太閤神話」
秀吉・秀長の出自は本当は…実像は従来のイメージと大違い
黒田基樹
平和の追求~哲学者たちの構想(6)EU批判とアメリカの現状
理想を具現化した国連やEUへの批判がなぜ高まっているのか
川出良枝
戦争とディール~米露外交とロシア・ウクライナ戦争の行方
「武器商人」となったアメリカ…ディール至上主義は失敗!?
東秀敏
熟睡できる環境・習慣とは(1)熟睡のための条件と認知行動療法
熟睡のために――自分にあった「理想的睡眠」の見つけ方
西野精治
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み
今井むつみ
生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地
生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状
渡辺宣彦
「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ
三谷宏治
組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋
山浦一保
逆境に対峙する哲学(1)日常性が「破れ」て思考が始まる
逆境にどう対峙するか…西洋哲学×東洋哲学で問う知的ライブ
津崎良典