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人間力をつけるために
明るく元気に大きな声で話すことが、成功を呼ぶ
人間力をつけるために(6)明るく元気に、大きな声で
経営ビジネス
浜口直太(国際経営コンサルタント)
「明るく元気に、大きな声で」話すことが、人間力をつける六つ目のポイントである。経営コンサルタントの浜口直太氏はそのように説く。浜口氏が著書『仕事のルール』において指摘したように、「明るく元気に、大きな声で」話すことは、人や情報や運を引きつけ、成功を呼び起こす。(全10話中第6話)
時間:8分42秒
収録日:2018年3月19日
追加日:2018年5月28日
収録日:2018年3月19日
追加日:2018年5月28日
≪全文≫
●「明るく元気に、大きな声で」話すことが人間力をつける
皆さん、こんにちは。今回は、「明るく元気に、大きな声で」ということを、人間力をつけるという意味で説明させていただきます。
私の大好きな経営者の一人に、エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄氏がいらっしゃいます。澤田氏には本当にさまざまなことで応援していただきました。私の方は全然恩返しができていないのですが、恩返しできることを生涯目指して挑戦しています。
「明るく元気に、大きな声で」ということは、多くの方が似たようなことをおっしゃっていますが、澤田氏がエイチ・アイ・エスを通じてハウステンボスを買収して再建に乗り出した際に、まずこれを実践したと伺っています。
また、明るく元気に大きな声でということは、私自身も昔から言われ続けたことでもあります。私はもともと暗記力も理解力もなく、要するに人より劣っていると思っていたので、大変暗い子どもでした。ですから、明るく元気に大きな声で話すことは、私にとっては結構な挑戦でした。そもそも、私は人前で話すのが大の苦手でした。ですから、今皆さんの前でお話しするということ自体が、奇跡だとしか言いようがありません。実は、前は声が震えてしまうことや、脂汗が出てきて途中でしゃべれなくなることも、往々にしてありました。
●浜口氏の挑戦:『仕事のルール』の出版
そんな私が話をするきっかけになったのは、本を出版したことです。私は以前、『仕事のルール』という本を書くことに挑戦しました。私には国語力がないので、本を書けばそれを乗り越えたことになるかと思い、挑戦し始めました。
それで出版社を回っていたのですが、どの出版社からも、あなたはすでに本を書いたことがあるのですか、と聞かれました。それに対して、ありませんと答えるのですが、すると、一冊でも書いてから来てくださいと言われました。これは本当に鶏と卵のようなものでして、すでに本を書いていないと、どこからも相手にされませんでした。
その時、私はビジネス書を出している日本中の約200の出版社のリストを作り、大手から順番に回っていきました。全部門前払いだったのですが、33社目に伺った明日香出版社というビジネス書の出版社とご縁がありました。この時は、企画書を三つほど持っていったのですが、一瞬にして、これは売れませんと全て却下されてし...
●「明るく元気に、大きな声で」話すことが人間力をつける
皆さん、こんにちは。今回は、「明るく元気に、大きな声で」ということを、人間力をつけるという意味で説明させていただきます。
私の大好きな経営者の一人に、エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄氏がいらっしゃいます。澤田氏には本当にさまざまなことで応援していただきました。私の方は全然恩返しができていないのですが、恩返しできることを生涯目指して挑戦しています。
「明るく元気に、大きな声で」ということは、多くの方が似たようなことをおっしゃっていますが、澤田氏がエイチ・アイ・エスを通じてハウステンボスを買収して再建に乗り出した際に、まずこれを実践したと伺っています。
また、明るく元気に大きな声でということは、私自身も昔から言われ続けたことでもあります。私はもともと暗記力も理解力もなく、要するに人より劣っていると思っていたので、大変暗い子どもでした。ですから、明るく元気に大きな声で話すことは、私にとっては結構な挑戦でした。そもそも、私は人前で話すのが大の苦手でした。ですから、今皆さんの前でお話しするということ自体が、奇跡だとしか言いようがありません。実は、前は声が震えてしまうことや、脂汗が出てきて途中でしゃべれなくなることも、往々にしてありました。
●浜口氏の挑戦:『仕事のルール』の出版
そんな私が話をするきっかけになったのは、本を出版したことです。私は以前、『仕事のルール』という本を書くことに挑戦しました。私には国語力がないので、本を書けばそれを乗り越えたことになるかと思い、挑戦し始めました。
それで出版社を回っていたのですが、どの出版社からも、あなたはすでに本を書いたことがあるのですか、と聞かれました。それに対して、ありませんと答えるのですが、すると、一冊でも書いてから来てくださいと言われました。これは本当に鶏と卵のようなものでして、すでに本を書いていないと、どこからも相手にされませんでした。
その時、私はビジネス書を出している日本中の約200の出版社のリストを作り、大手から順番に回っていきました。全部門前払いだったのですが、33社目に伺った明日香出版社というビジネス書の出版社とご縁がありました。この時は、企画書を三つほど持っていったのですが、一瞬にして、これは売れませんと全て却下されてし...
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