人間力をつけるために
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感謝の心を持ち、感謝の気持ちを表現しよう
人間力をつけるために(3)いつも感謝の心を持とう
浜口直太(国際経営コンサルタント)
人間力をつける三つ目のポイントとして、「いつも感謝の心を持とう」という言葉を挙げる経営コンサルタントの浜口直太氏。障害を持ちながら努力する人や、大変な環境で生きている人のことを思えば、自分の恵まれた環境に感謝して、努力をすべきである。そして、感謝の気持ちを素直に表現することが重要である。(全10話中第3話)
時間:5分37秒
収録日:2018年3月19日
追加日:2018年5月25日
カテゴリー:
≪全文≫

●五体満足であること、恵まれた日本に生まれ育ったことに感謝しよう


 皆さんこんにちは、浜口直太です。人間力をつけるために、というお話で、3回目になります。今回は、「いつも感謝の心を持とう」ということをお伝えします。

 感謝の心を持つとはどういうことか、考えてみましょう。私は、あるパラオリンピックの競泳選手の写真を、カードにしていつも持ち歩いています。その方には腕がないのですが、毎日ものすごい練習をなさっています。それによって何かをもらえるわけではないのですが、大変な挑戦をなさっているのです。

 私も小中高と競泳をやっていましたが、五体満足でも練習は大変だったのに、その方は腕のない状態で、しかも誰も見ていないところで、毎日練習をなさっています。私は勉強が苦手だったので、理解力や暗記力のなさをハンディだと思うこともあるのですが、そういうときにはいつも持ち歩いているその方の写真を見て、努力をしようと決意するとともに、五体満足であることに感謝します。

 また、世界中に70億人ほどの人々がいる中、平和であり、働こうと思えば仕事があり、学校に行こうと思えば義務教育を受けられる日本に生まれ育ったことは、世界の水準からすると非常に恵まれていると思います。そんな恵まれた国に生まれ育ったのですから、自分が不運であるとか、お金がないとか、仕事がうまくできないとか、勉強が苦手であるとか、そういうことを言っている場合ではないと感じます。

 1話目にベトナム難民村のお話をしましたが、そこでは、不治の病でいつ亡くなるか分からない方や、地雷を踏んで手足を無くしてしまった子どもなど、大変な状況に置かれた方々を何人も見てきました。そうした状況に対して、自分自身には、やろうと思えばできることはいっぱいあるわけです。


●人間力があれば、人生に乗り越えられない問題はない


 2話目に「人生は原因と結果で成り立っている」という話をしましたが、偶然は一切ありません。もっといいますと、人生に乗り越えられない問題は一つもないと実感しています。生きている限り、どんな問題も乗り越えられるのです。先ほど話しましたように、腕がなくても競泳をやっていらっしゃる方もいるわけです。そういう方々には、本当にすごい人間力をお持ちの方も多いと思います。

 人間の評価というものは、お金や地位や名誉や権力、そういった世...

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