和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか
この講義シリーズは第2話まで
登録不要無料視聴できます!
第1話へ
▶ この講義を再生
この講義の続きはもちろん、
5,000本以上の動画を好きなだけ見られる。
スキマ時間に“一流の教養”が身につく
まずは72時間¥0で体験
(会員の方に広告は表示されません)
「発酵はマジックだ」心も体も豊かにする発酵食品のアレンジレシピ
和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(5)納豆から蕪村、鮒寿司からアイスまで
小泉武夫(農学博士/食文化評論者/東京農業大学名誉教授)
ウェビナー終了後、視聴者から多くの質問が寄せられた。ここでは「発酵食嫌いの人にも、発酵食は摂らせるようにしたほうがいいのか」「鮒寿司の<飯>の部分には、どんな栄養が含まれているのか」の質問から、納豆汁をうたった蕪村の句、小泉氏が最後の晩餐の3日目に食べたい「くさや」にも話は及んだ。(全7話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
時間:13分49秒
収録日:2023年1月24日
追加日:2023年5月6日
≪全文≫

●心にいい日本酒が、いま海外でも爆売れしている


―― これまでの小泉先生のお話を伺い、なぜ和食が身体にいいのかというのが、非常に合理的に腑に落ちました。また、お酒のところで、先生が少しおっしゃいました、心にいいというお話。心にいいというのは、とても大事ですね。

小泉 そうですね。心で飲むということがありますからね。

―― ええ。食事にしてもお酒にしても、単にいい物質が入った、悪い物質が入ったではなくて、心が豊かになれば、もう必然的にいいという。

小泉 よく言われることですが、心が豊かになって朗らかになると、免疫細胞が増える。よく笑う人、あるいは落語を聞くと免疫が急に高くなる。

―― なるほど。そう言われますね。

小泉 そういうことを言いますね。やはり心の問題もあるのだと思います。ですから、お酒も心で味わって、心で飲んでほしい。そうすると、本当にお酒の味も香りも分かります。一所懸命味わって飲むというか。

―― そうですよね。最近、とみに日本酒はおいしくなっていますからね。

小泉 そうですよ。私は今、国税庁の委員会で、日本の酒を海外に出すプロジェクトの座長をやっていますが、おかげさまで、コロナにより経済活動が停滞した現状のもと、海外で一番売れているのは日本酒なのです。

 なぜ日本酒がそんなに売れているかというと、たとえば健康にいいということもあるでしょうが、一つ大きな点があります。最近大吟醸酒というのがあるのですが、これが非常にきれいな酒で、口に入れると何の差し障りもなく、コピリンコと入っていって、香りがフルーティで、素晴らしい。それの一番いい酒が、四合瓶で2500円~3000円なのです。ワインの一番いいものでは何十万円というものがあります。先日など、「これは1本、いくらですか」と聞いたら「270万円」だというので、目玉が飛び出しました。そういうのと比べると、日本酒はおいしくて、安くて、心にも良い。そういうものだと思います。

―― そうですね。ありがとうございます。


●発酵食嫌いは無理にでも治したほうがいいのか


―― それでは質疑応答の時間に入りたいと思います。

小泉 はい、どうぞ、どうぞ。

―― まず最初でございますけれども、「基本的な質問で恐縮です」と来ているものからまいりたいと思います。

小泉 結構です。

―― このご質問は、「自分は発酵食やお酒を...

スキマ時間でも、ながら学びでも
第一人者による講義を1話10分でお届け
さっそく始めてみる
(会員の方に広告は表示されません)
「健康と医療」でまず見るべき講義シリーズ
「人生100年時代」の抗加齢医学と前立腺ガンの予防
前立腺ガンの進行を止めるための三次予防
堀江重郎
うつ病治療最前線(1)うつ病の身体症状と治療の実際
隠れたうつ病を確定診断するポイントとは
渡部芳德
最新の腰痛医療(1)導入された二つの医療と慢性腰痛
高齢者だけじゃない! 若年層にも腰痛が増えている
菊地臣一
驚異の味噌パワー
味噌で免疫力向上、がん抑制、放射能除去…発酵食品の効果
小泉武夫
オートファジー入門~細胞内のリサイクル~(1)細胞と細胞内の入れ替え
ノーベル賞受賞「オートファジー」とは?その仕組みに迫る
水島昇
生活習慣病予防に~健診結果の正しい読み方(1)データから生活習慣を考える
内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター
野口緑

人気の講義ランキングTOP10
日本の財政の真実を検証する(4)日本の台所事情と財政の本義
「1秒間に41万円?」…この数字はいったい何を意味するか?
宮本弘曉
中国春秋戦国時代と始皇帝(3)戦国時代初期――戦国七雄と合従連衡
戦国七雄とは?合従連衡とは?…各国の勢力拡大と小国家の運命
鶴間和幸
天皇のあり方と近代日本(1)「人間宣言」から始まった戦後の皇室
皇室像の転換…戦後日本的な象徴天皇はいかに形成されたか
片山杜秀
中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
驚きの中国史~「中国史はつまらない」という通説の裏の波乱の真実
宮脇淳子
これから必要な人材と人材教育とは?(1)人手の供給不足とマクロ経済への影響
ごく一部の人手不足が「致命的」になる…Oリング・セオリー
柳川範之
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(3)リベラルアーツの伝統と教育
身につけるべきリベラルアーツとは?…欧米の伝統と変遷から探る
橋爪大三郎
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?
中島隆博
編集部ラジオ2026(22)「中国古代史」特集紹介!
【10min解説】「中国古代史という知の宝庫」特集の各話紹介
テンミニッツ・アカデミー編集部
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
AI大格差…なぜ日本の雇用環境では「ショックが大きい」のか?
宮本弘曉
高市政権の進むべき道…可能性と課題(1)高市首相の特長と政治リスク
歴史的圧勝で仕事人・高市首相にのしかかるリスク要因
島田晴雄